魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

太公望

2008-07-31 | 魚沼百景

346_4636 魚野川の夏の風物詩、アユの友釣りが7月10日に解禁となった。梅雨明け後、茹だるような暑さが続いている中で、腰まで水に浸かりながら竿を延べる太公望たちの姿は涼しげに見える。炎天下に涼を誘うこの光景は夏の間続く。


記者日記

2008-07-31 | 小出郷新聞コラム

16日の朝、会社で原稿を書いていると、「お願いしまーす」と時ならぬ子どもの声が聞こえてきた。どうやら街頭募金のようだが、緑の募金は終わったはずだし、赤い羽根募金にはまだ早すぎる。小社の正面にある銀行の前で行なわれていたので、その姿は小社から良く見える。どうやら募金活動を行っているのは中学生ようだ。社内では「どこの中学生だろう?」「何の募金だろう」と興味津々。一人が募金をしに出かけてきて、募金をしているのは広神中学校の生徒で、岩手・宮城内陸地震の被災地の復興に役立ててもらうための募金ということがわかった▼それにしても通りを隔ててガラス越しに聞こえてくる生徒たちの声がとても大きく元気がいい。最初のうちは「元気の良い子どもたちだな」程度に思っていたが、その声は時間が経過していっても一向に衰えない。事務所でその声をずっと聞いていた社員からは「あんなに大きい声で続けていたら声は枯れてしまうし、バテてしまうのでは」と心配する声も聞かれていた▼茹だるような暑さの中、生徒たちは近くに人が居ても居なくても声を出し続け、その声は午後3時ころまで衰えることなく通りに響き続けた。生徒たちの一生懸命さと根気に感心するとともに、そのパワーに驚かされた。「今日一日、随分と疲れただろうな」と思っていると、その生徒たちは翌日もまた、街頭に立って募金を呼びかけていた。さすがにその声に前日の元気は無かったが、この日も午後3時ころまで活動を行ったようだ▼同日、別の取材で市役所を訪れていると、広神中学校の生徒がこれから募金を持ってやってくるということ。しばらく待っていると募金が入った重そうな段ボール箱を抱えた生徒の代表が姿を見せた。同校の1年生21人が2日間の募金活動で集めた募金は実に45万円余。生徒たちが如何に一生懸命に募金活動に取り組んだかが分かる金額だ。そして生徒たちの呼びかけに応えた市民の温かい心も素晴らしいと思った。


ふる里の美しさ求めて

2008-07-30 | お知らせ

8月2日から「八海山夢展」

Photo 「魚沼の美しさ」をテーマとした総合展覧会、第9回「八海山・夢展」が南魚沼市浦佐の池田記念美術館で8月2日から9月1日まで開かれる。

 この展覧会は、プロ、アマを問わず、地元に根ざした美術活動の発表の場に、という目的で創設された展覧会。魚沼在住の美術家を中心に絵画、書道、写真、水石、俳句の5部門約100人が出展し、魚沼の美しさをテーマにそれぞれの手法により表現する。また、期間中の8月14日には水石販売会が10時から同館エントランスホールで開かれる。

魚沼市内の出展予定者は次のとおり(敬称略)。

【版画】坂西徹朗、米山孝志【洋画】畔上正夫、阿達豊治、佐藤守弘、高橋正則、滝澤治、田端誠二、星野正治【書道】大平州芳、関矢光葉、柳瀬望美【写真】菊地和好、佐藤邦隆、外山和子、羽賀泰男、星義広【水石】羽賀泰男

同美術館の開館時間は9時から17時。水曜休館。入場料は一般500円、高校生以下無料。


8月17日に探検ツアー

2008-07-30 | お知らせ

小出郷文化会館

 小出郷文化会館では、普段はあまり見ることができない舞台の裏側を見学、体験する「小出郷文化会館探検ツアー」を8月17日に実施する。

 同館大ホールでステージ裏側を見学したり、音響・照明の操作体験を行なうもので、対象は小学生以上(定員30人程度)。時間は1330分(受付1315分)から1530分までで参加無料。申し込みは8月10日までに小出郷文化会館《電》025-792-8811へ。


岩手・宮城地震の被災地へ

2008-07-29 | ニュース

広神中学1年生が街頭募金

猛暑の中2日間、45万円集まる


346_4623 広神中学校の1年生が岩手・宮城内陸地震の被災地に送ろうと取り組んだ街頭募金のお金が7月17日、魚沼市役所に届けられた。その金額は45万2910円にものぼり、お金を預かった星野芳昭市長も金額の多さにびっくり、生徒たちのがんばりを称えた。

 同校の1年生では総合学習の一環としてボランティア活動に取り組んでおり、募金活動を行なうことになった生徒21人が岩手・宮城内陸地震の復興に役立ててもらおうと7月1617の両日、市内で街頭募金を行なった。

 募金活動は、生徒たちが7つの班に分かれて市内のスーパーや銀行、郵便局などの前で行なわれ、生徒たちは厳しい暑さの中、朝9時頃から午後3時頃まで大きな声を出し続けて募金を呼びかけた。

 この日、集まった募金を市役所に持参したのは小林磐基さん、鈴木恭平さん、池田智志さんの3人。段ボール箱に入れられた募金は一人では持てないほどの重さで、星野市長は「皆さんの気持ちを被災地に届けさせてもらいます。ご苦労さまでした」と生徒たちの労をねぎらった。

 募金活動を行った生徒からは「こんなに集まるとは思わなかった」「暑い所で時間も長かったので、ずっと立っているのは大変だったが、お店の人や募金をしてくれた人から励まされて嬉しかった」などの感想が話されていた。


「尾瀬部門」今年も募集

2008-07-29 | お知らせ

魚沼市フォトコンテスト

Photo 第4回「魚沼市フォトコンテスト」の作品が募集されている。

 作品は魚沼市内で撮影された写真(風景・花・人物・祭・イベント等)で、撮影日は問わない。プロ、アマ、住所を問わず誰でも応募でき、応募点数は四季ごとに2点まで、尾瀬部門2点まで。ネガ、ポジ、デジタル可(合成写真、加工写真は不可)。サイズは4ツ切(ワイド可)カラープリント。

 審査により金賞1点(賞品5万円相当・賞状)、観光協会長賞1点(賞品3万円相当・賞状)、銀賞1点(賞品2万円相当・賞状)、四季賞4点(賞金1万円相当・賞状などが選ばれ、金賞、観光協会長賞、銀賞、四季賞の受賞作品は同協会のカレンダーに掲載される。

 また、昨年に引き続き尾瀬国立公園の独立を記念した「尾瀬部門」も設けられている。これは魚沼市から入る尾瀬ルートの国道352号沿線や奥只見湖、大江湿原、尾瀬沼などが対象で魚沼から入る尾瀬ルート賞1点(賞品3万円相当・賞状)、銀賞3点(賞品1万円相当・賞状)が選ばれる。

作品の募集締め切りは9月7日。応募は所定の応募用紙に必要事項を記入し、作品の裏面に添付して魚沼市観光協会(〒946-0075魚沼市吉田1144《電》025-792-7300)またはコンテストのチラシが置いてある写真店へ。審査は日本写真家協会会員の山田昌男氏らにより行われ、結果は10月上旬に発表される。


ゲートボールで交流

2008-07-28 | ニュース

足立区と魚沼市の愛好者

346_4608 友好提携を結んでいる足立区と魚沼市の住民がゲートボールを通じて交流する第15回「足立区ゲートボール協会・小出地区ゲートボール協会親善ゲートボール大会」が7月17日、魚沼市の北部ふれあい広場で開催された。

 この大会は足立区のチームを魚沼市に迎えて毎年開催されているもので、今回も足立区から7チーム、魚沼市から10チームが参加して開催された。

 梅雨明けで夏本番を迎えたこの日は気温もグングン上がり厳しい暑さとなったが、参加チームは元気いっぱいにプレイを展開。各チームが4試合を行なった結果、魚沼市の浦柳チームが優勝、青流会チームが準優勝、足立区の東西クラブチームが3位となった。


相談件数は3か月で400件

2008-07-28 | ニュース

うおぬま相談支援センター

 今年4月1日に魚沼市吉田に開設された障害者の総合相談支援の拠点「うおぬま相談支援センター」(障害児者生活支援センターかけはし2階)には、開設から6月までの3か月で合計408件の相談が寄せられた。

 同センターは職員体制11人。新潟県、魚沼市、川口町からの委託事業で、知的、精神、身体障害者の相談業務にあたっている。開設からの相談件数は4月が142件、5月が108件、6月が157件の合計408件。内訳は、面接・外来85件、訪問55件、電話267件だった。

 同センターでは「まだまだ相談支援センターの存在を知らない障害者、保護者も多いので、さらに広報に務めたい」としている。同センターの電話は025-793-4011。


小出高校陸上部3人がIHへ

2008-07-27 | ニュース

魚沼市長が選手を激励

346_4616 7月29日から埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行なわれる全国高等学校総合体育大会(インターハイ)陸上競技大会に出場する小出高校陸上部の3選手が7月17日、魚沼市長を表敬訪問、市長からは激励金が手渡された。

 インターハイに出場するのは3年生の下村征也さん(800m・1500m)、2年生の高橋麻実さん(100mハードル)、高橋沙耶さん(400mハードル)の3選手。下村さんと高橋麻実さんは昨年に続いて2回目の出場となる。

 この日は顧問の宮田正美教諭とともに3人が市役所小出庁舎を訪れた。激励金を3人に手渡した星野芳昭市長は「陸上部の皆さんのがんばりで小出高校の名を全国にアピールしてもらいありがたい。悔いのないように大会に臨んでもらいたい」と3人を激励した。

 インターハイに向けて、下村さんは「800m、1500mの両方で入賞したい」、高橋麻実さんは「昨年は悔しい思いをしたので、今年は何が何でも決勝で勝負したい」、高橋沙耶さんは「初めての出場だけど、出られるだけで満足せず上位を目指したい」と意気込みを語っていた。


2年連続でベスト8

2008-07-27 | ニュース

小出高校野球部が健闘

 第90回全国高等学校野球選手権新潟大会が7月11日から行なわれ、小出高校野球部は準々決勝で中越高校に0-3で敗れたものの、2年連続でベスト8に進出する好成績を挙げた。

 小出高校は12日の1回戦、柏崎総合高校に7-1と快勝し、14日の2回戦では阿賀野高校を3-2(延長10回)、17日の3回戦では関根学園を6-3、19日の4回戦では柏崎高校を8-3で破って2年連続のベスト8入りを果たした。


安全で魚がたくさん取れる川に

2008-07-26 | お知らせ

8月に「魚の目線で川を見る会」

 「魚の目線で川を見る会」(主催=NPO法人水環境技術研究会)が8月7日、南魚沼市の塩沢公民館と魚野川旭橋周辺で開催される。

 同会では魚野川が洪水の危険もない安心な川でアユ、カジカなどがたくさん取れる川であるためにはどうしたら良いのかとの願いを込めて人口淵を造成。この人口淵を話題の一つに川を見て語り合う会を開くもの。

 イベントは4部構成で、1030分から1130分まで魚野川旭橋周辺で開かれる「子供勉強会」では、小学生高学年から中学生を対象に川についての講師による説明と、川と川魚の観察会が行なわれる(無料)。

 1330分から1530分まで塩沢公民館で開かれる「フォーラム」(資料代500円)では、河川行政における河川環境、魚の目線と魚野川高棚川出合人口淵、人口淵実験の意義などの話題提供が行なわれ意見交換する。

 16時から17時まで魚野川旭橋周辺で行われる「体験交流会」(無料)では、水と土砂で作る川の形の説明会と、人口淵の説明、生息魚類の観察会が開かれ、1715分からは同河川敷で交流会(参加費2000円)も行なわれる。

 申し込み、問い合わせはNPO法人水環境技術研究会事務局(近藤さん)《電》0258-39-4007へ。


全国から約550人が参加

2008-07-26 | お知らせ

8月3日に枝折峠ヒルクライム

296_9699 大湯温泉から標高1050mの枝折峠まで国道352号線を自転車で駆け上がる第7回「枝折峠ヒルクライム」が8月3日に開催される。

 この大会は、上りだけのコースで速さを競う二輪車のレース。大湯温泉の奥只見レク都市公園をスタート、枝折峠をゴールとする全長14キロ、標高差750mのコースで競われ、今年は全国から昨年を上まわる約550人が出場することになっている。

 競技は車種、性別、年齢別などによる9つのクラスに分かれて実施。スタート時間は午前9時。参加申し込みはすでに締め切られているが、同実行委員会では「一斉にスタートする光景は圧巻です」と観戦を呼びかけている。

 なお、大会開催に伴い当日午前8時30分から午後1時まで、国道352号の大湯橋から枝折峠経由銀山平「石抱橋」までは通行止めとなる。また、越後駒ケ岳登山口の枝折峠山頂駐車場は当日利用できない。


高校生応募前企業説明会

2008-07-25 | お知らせ

30社が参加して8月4日

 平成21年3月新規高等学校卒業予定者のための「高校生応募前企業説明会」が8月4日、南魚沼市坂戸のサンライズ南魚沼多目的ホールで開催される。

 この説明会は、地元産業発展のために若い優秀な人材を確保することや、来春に南魚沼・魚沼地域へ就職を希望している高校生に地元企業を知ってもらい今後の就職活動の参考としてもらおうと南魚沼公共職業安定所と南魚職業安定協議会の共催で開かれる。

 当日は14時開会で、ハローワークの講話に続いて企業説明会となり、南魚沼市、湯沢町、魚沼市内の企業約30社が参加する予定。問い合わせはハローワーク南魚沼学卒担当《電》025-772-3157へ。


記者日記

2008-07-25 | 小出郷新聞コラム

13日は干溝歌舞伎保存会の発足式典と早津ギャラリーで行なわれたイベント「魚沼の自然の音を鑑賞する会」を取材した▼前者の目玉は60歳以上の同会員により演じられる「白浪五人男」。同会で記念式典のアトラクションを考えた際に「子どもたちに負けないように熟年層も頑張ろう」と上演が決まったもの。前会長の鶴の一声で決定された役者は下が64歳から上は78歳までの5人。全員が歌舞伎を演じるのは初めてというから面白い。稽古は6月16日から開始され、今月1日からようやく体育館での立ち稽古に入ったところを取材して今月5日号に掲載した。「『台詞とともに所作も覚えなければならないので、この年齢になると大変』と役者たちは苦労しているが『とにかく練習あるのみ』と真剣に会員から所作などの指導を受けている」と紹介したが、筆者はこの稽古の様子を見ていて、なんとも言えぬ楽しい気持ちにさせてもらった。習う方も教える方も真剣そのもの。人が何か目的を持ってそれに一生懸命取り組む姿は素敵に見えたからだろう。13日の本番も稽古の期間が短かったことや、年齢を考えれば立派な舞台だったと思う▼また、早津ギャラリーで開かれた「魚沼の自然の音を鑑賞する会」も心地よいひと時を提供してくれた。事前にイベント内容はある程度理解していたが、いざその音を聴いてみると予想以上のインパクトがあった。まず、音がとてもきれいで、ステレオ録音されたその音は目を閉じて聴いていると、まるでその場にいるような臨場感がある。そしてその音の心地よさ。自然の音には気持ちの緊張を解くリラクゼーション効果があるそうで、筆者は眠気を催して、危うく本当に寝てしまうところだった。貝瀬さんはこの音を医院の待合室で流したりしていて、この音を流した日は、待ち時間が長いなどの患者さんからの苦情が少ないのだと笑って話してくれた▼歌舞伎と自然の音、よい趣味を持った人たちのお陰で楽しい一日となった。


うかじ園に高機能車椅子

2008-07-24 | ニュース

郵政福祉信越地方本部が寄贈

346_4604 魚沼市徳田の特別養護老人ホームうかじ園(外角進園長・入所者50人)に7月16日、財団法人郵政福祉信越地方本部から高機能車椅子1台が寄贈された。

 同法人は郵便局社員の福利厚生のための団体。公益事業の一環としての社会貢献活動として今回、うかじ園に高機能車椅子を贈ることになった。

 この日は、地元の堀之内郵便局の鈴木民夫局長をはじめ近隣の郵便局長5人が同園を訪れ贈呈式が行なわれた。高機能車椅子はリクライニング機構をはじめ身体の関節ごとに角度を変えられる機能や、頭が傾かないようにヘッドレストを備え、利用者がしっかりと座ることが出来るように工夫された車椅子。価格は通常の車椅子の約5倍。同園でもこれまで2台しかなく欲しかった品物。

 寄贈を受けた外角園長は「重症の方も多いことから高機能車椅子が欲しかった。大事に使わせていただきます」とお礼を述べていた。