魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

「子育ての駅」として利活用

2017-01-21 | 17'魚沼市のニュー...

ビジターセンター「かたっくり」


 魚沼市では、休館状態となっている総合ビジターセンター「かたっくり」を、地域全体で子育てに参加する「子育ての駅」として利活用する考えを明らかにした。1月6日に開かれた市議会全員協議会に佐藤雅一市長が示したもの。
 同市干溝の響きの森公園内にある総合ビジターセンター「かたっくり」は、平成27年に指定管理者が撤退、その後も新たな管理希望者がなく休館状態となっている。
 同市では、この「かたっくり」の響きの森公園、小出郷文化会館と隣接する好立地条件を活かして、冬期間や荒天でも親子連れが市外に遠出することなく利用できる「屋内遊戯施設」として整備を考えている。
 また、民間の様々な団体や世代が交流する空間を設けることで、子どもの育ちはもちろん、親の育ち、若者の育ち、支援団体の育ちに相乗的に結びつくことや、施設を通じ「子育てのまち」を演出することで、出生率の増加やUIJターンに向けた動機づけの一助にする。
 「子育ての駅」には、市民参加型親子活動支援や屋内遊戯空間、学習スペースの機能を持たせることにしており、利用対象は親子活動スペースが10歳程度までの子どもとその親、その他のスペースは小学生高学年から高校生までとしている。
 施設で行われるサービスについては自由解放のほか、ボランティアなどの協力者による提供を想定しており、運営形態については今後検討していく。
 市では今後、市民ワークショップを開いて改装計画や運営方法について検討し施設を改修、平成30年4月のオープンを見込んでいる。

オーストラリアから使節団

2017-01-21 | 17'魚沼市のニュー...
少ない雪の中でも歓声



 東京・足立区と姉妹都市提携を結んでいるオーストラリア・ベルモント市の使節団が1月10、11の両日、魚沼市を訪れ、雪遊びなど雪国体験を楽しんだ。
 ベルモント市は西オーストラリア州の州都パースの東南、都心から5・8kmに位置している水と緑の豊かな町。昭和59年に足立区と姉妹都市提携を結び、61年からそれぞれの学生によるホームステイを開始し学生交流を行っている。
例年ベルモント市の中学生らによる使節団が足立区を訪れ、交流活動の一環として友好都市提携を結んでいる魚沼市に毎年雪国体験にやってきている。今年は13歳から15歳までの生徒9人をはじめ姉妹都市協会長など12人が足立区を訪れ、この日、足立区の職員とともに魚沼市を訪問した。
 ゆ~パーク薬師で開かれた歓迎式では、魚沼市の佐藤雅一市長が「本来ならば今頃は雪が1㍍くらい積もっているはずでした。雪の中で皆さん方をお迎えすることができず、とても残念ですが、少ない雪の中でも雪国体験をしていただければありがたいと思います」と歓迎した。
 使節団代表でベルモント市姉妹都市協会会長のウェンディー・トゥルートさんが「雪が少なかったかもしれませんが、きれいな青空の下、私たちを温かく迎えていただきありがとうございます。雪国体験を楽しみにしてやってまいりました」とあいさつしプレゼントを交換した。
 昼食の後は薬師スキー場での雪国体験が行われた。折からの少雪でゲレンデの下の方は土が出ている状態であったが、ほとんどが雪国は初めてという使節団の一行はソリ滑りを体験したり、雪を投げ合うなどして歓声をあげていた。

堀之内中学校で「出張PR」

2017-01-21 | 17'魚沼市のニュー...
土木の魅力を生徒たちに



 魚沼地域振興局地域整備部では1月17日、中学生に建設産業の魅力をPRする「土木出張PR」を堀之内中学校で開催した。
 この出張PRは、県が土木の魅力を伝え、将来の建設業の担い手確保のため昨年度から県内の中学校や高校で実施しているもので、堀之内中学校が7校目の開催となった。
 出張PRでは、魚沼地域整備部、建設コンサルタンツ協会、新潟県測量設計業協会、新潟県建設業協会からの出張メンバー約10人が同校を訪れ、3年生63人に県土木部、建設コンサルタント、測量設計業、建設業の仕事を動画などを用いて紹介するとともに、やりがいや魅力を生徒たちに伝えた。
 このうち建設業協会として参加した株式会社大瀬建設の浅井里奈さんは自分の1年間の仕事を紹介するとともに「何も無いところに設計と現地を確認し、たくさんの人と協力して一から造り上げる歓びがあります。大変さの先に充実感が待っており、完成した時の充実感は格別です。興味のある人は、ぜひ建設業を将来の選択肢のひとつにしてください」と生徒たちに呼びかけていた

2月に「食まち うおぬま冬の陣」

2017-01-21 | 17'魚沼市のニュー...
チケットで自慢のメニューを


 魚沼市では「食でつながる元気なまちづくり」の取り組みとして、お得なチケットで参加店自慢のメニューを味わう「食まち うおぬま 冬の陣」が2月10日から28日まで開催される。
 冬の陣は、雪に負けず、冬を楽しく盛り上げるイベント。市と食に関する団体等による食まちうおぬまイベント実行委員会が主催する。
 4枚つづりのチケットを3000円で購入、チケットを持って「冬の陣」に参加する市内の19店舗に行くと、チケット1枚で1000円程度の各店自慢のセットメニューなどが楽しめるもの。
 市内19の参加店では、「ラーメン+餃子+スパムおにぎり」や「開高めし+塩麹ピザ」、「生ビール+旬のおつまみ」など各店自慢のセットメニューが用意される。
 このうち同市原の「レストラン プルミエ」では同地区で栽培されている山菜を活かした「うるいとあさりのペペロンチーノ」を提供する。
 店主の渡邉勉さん(59)は「参加各店の個性や魚沼の食文化を広めたい」と参加を決めた。提供するメニューは「近所の農家でウルイを作っているので、地元で採れるものを使いたかった。ウルイは苦みが少なく、子どもからお年寄りまで食べられる使いやすい食材。色々な物に合せられる」とウルイを使った料理を選んだ。「料理を通して地元の野菜の魅力も感じてほしい」と期待を込めている。
 チケットは400セット限定で、20日から参加店舗と実行委員会事務局(魚沼市役所健康課健康増進室食のまちづくり推進係)で販売されている。問い合わせは同事務局☎025-792-9763へ。
 参加店舗は次のとおり。
▽銀山茶屋▽ビストロ ア・ラ・ラ▽そば処富永▽須藤魚屋▽スペイン・バル  ケダウノ▽旬食や香秀▽中国料理 鵬鯤▽手打ちそばとカレーの店OAK▽レストラン モンブラン▽台湾料理 百福宴▽いざかや一献▽喰い処呑み処いち膳▽居酒屋 山小屋▽大黒屋▽レストラン朱鷺▽レストラン プルミエ▽富屋食堂▽モンテローザ▽そば処よしみや

結の灯り魚沼雪洞まつり

2017-01-21 | 17'魚沼市のニュー...
イベントに参加しロウソク灯そう
28日に点灯式・コンサート


 魚沼市では、今冬も結の灯り「魚沼雪洞(ゆきんどう)まつり」が行われることになり、1月28日にはスタートイベントして小出商工会館で点灯式とコンサートが開かれる。
 このイベントは「結の灯り」実行委員会(三友泰彦実行委員長)が、「ロウソクを灯してイベントを「結の灯り」でつなぎ、地域で雪像やかまくらをつくり、そして自らがイベントに参加して、市全体でこの冬を盛り上げていきましょう」と昨年に引き続き実施するもの。
 28日にはオープニングイベントとして「点灯式・コンサート」が小出商工会館1階ホールで開催される。出演は魚沼市在住の人たちによるバンド「PLUS NINE」。18時開場、18時30分開演で協力金一般1000円、小学生以下無料。会場ではアルコール類、ソフトドリンク、軽食の販売も行われる。
 同実行員会ではオープニングイベントが行われる28日18時に自宅前でロウソクを灯すことや、1月29日から3月11日までに開催される地域のイベントに参加しロウソクを灯すことが呼びかけられている。

堀之内病院の今後の方向性示す

2017-01-17 | 17'魚沼市のニュー...
来年度の診療体制など説明


 看護師等の不足により今年度末で療養病床(50床)が廃止される堀之内病院についての市民説明会が1月10日、堀之内公民館で開かれた。
 説明会には市民約100人が出席。まず、佐藤雅一市長が「堀之内病院は百年からの長い歴史の中で地域を守ってきた医療ですので、皆さん方の気持ち、心をしっかりと受け止めながら進めなければいけない部分があると思う。医療センターという形でしっかりと皆さんの心と体を見守るというスタンスは堅持していきたい」とあいさつした。
 これに続いてこれまでの経緯や堀之内病院の概況、今後の診療体制について市から説明が行われたほか、市立小出病院の布施克也院長から魚沼市が目指す医療と介護について説明された。
 堀之内病院の来年度の診療体制については、4月から堀之内ICC医療センター(仮称)として堀之内地域の医療を担っていくことになり、今まで通り内科の外来診療が行われるほか訪問診療・訪問リハビリテーションが週2回程度実施されることになっている。
 また、今後の方向性として、現在の入院棟を活用して民間公募による小規模多機能居宅介護サービスや認知症対応型グループホームの誘致や、現在の診療機能を社会福祉センターへ移設を検討していくほか、未耐震の現在の診療棟は建物を取り壊して、跡地に居住系の高齢者施設を誘致する方向で検討することにしている。
 なお、今年4月には小出病院に療養病棟(44床)が開設されることになっている。
 説明終了後、会場の市民からは「目の前にある病院が無くなることを断腸の思いで決めるのは利用者です。あなた方はその決断をさせる努力をしなければならない。堀之内の拠点としてやっていく形を示さなければ誰も納得できない」などの意見や医師確保などについての質問が出されていた

1月10日は「110番の日」

2017-01-17 | 17'魚沼市のニュー...
署員が寸劇で呼びかけ


 1月10日は「110番の日」であり、小出警察署(岡村厚署長)では110番の適切な利用等について知ってもらうため同日、魚沼市内のスーパーマーケットの店頭で署員による寸劇を披露したり、買い物客にチラシ等を配布した。
 活動が行なわれたのは原信小出東店、良食生活館小出店、マルイ堀之内店の3店。
このうち原信小出東店では、店頭で署員が寸劇を行って110番通報の6つのポイントを紹介した。
寸劇は、お年寄りが交通事故に遭い、それを見た人が110番通報をするという場面を演じたもので、劇を通じて「何がありましたか?」「いつですか?」「どこですか?」「犯人は?」「今はどうなっていますか?」「あなたの住所・氏名・電話番号は?」の6つのポイントをわかりやすく紹介。上演後は集まった人たちにチラシや反射材などを配布した。
同署では「事件・事故が発生した時は迷わず通報し、慌てないで質問に答えてください。大切な緊急電話なので、いたずら電話は絶対にしないでください」と呼びかけている。

雪を待ちつつ開講式

2017-01-17 | 17'魚沼市のニュー...

薬師子供スキー教室



 「薬師子供スキー教室」の開講式が1月7日、薬師スキー場で行われた。
 同スキー教室は1月7日から3月12日までの毎週土曜、日曜と祝日に全21回の計画で開かれるもので、今年も魚沼市内を中心に保育園の年長組から小学校6年生まで定員いっぱいの児童約173人が受講することになった。
 この日の開講式にはスキーウエアの子どもたちが元気に集合。星光一校長が「今年は少雪で残念ながら今日はスキーに乗れませんが、必ず雪は降ってきます。それを楽しみにしていてください。そして目標を高く持ってスキーに挑んでもらいたいと思います。」とあいさつした。
 佐藤雅一市長らのあいさつに続いては電源開発小出電力所からゼッケンの贈呈が行われ、レッスンにあたる指導員が紹介された。
 残念ながらこの日は、雪不足によりゲレンデでの講習は行うことができなかったが、子どもたちは開講式の後、クラスごとに集まって顔合わせをし、降雪後に始まる講習に備えていた。

ボウリング施設の復活を

2017-01-17 | 17'魚沼市のニュー...

市内4団体が市に支援を要望

 魚沼市内のボウリング競技復活のため市有施設等の利用と機械などを有効利用する団体の発足支援を求める要望書が12月28日、市内4団体から市内外の約4600人の署名を添えて魚沼市に提出された。
 魚沼市では長年、市内外の人たちに親しまれてきた同市中原の小出ミヤグランドボウルが立ち退きのため営業を停止したが、ボウリングの機械、機材、器具を有効活用できる団体等があれば、別の場所に移して活用できることになっている。
 要望書は魚沼市ボウリング協会(友野佳則会長)、小出地区老連ボウリング愛好会(山田猛夫会長)、魚沼市老人連合会(星野惇会長)、魚沼市体育協会(松田光正会長)の4団体が市内3786人、市外821人、合計4607人の署名を添えて提出したもの。
 この日は要望団体の代表が市役所を訪れ、佐藤雅一市長に要望書を手渡した。
 要望書を受け取った佐藤市長は「皆さん方が考えている候補地はハードルが高く、利用できるかどうか。できても時間がかかると思われる。生涯スポーツという位置づけで考えており、他の所も含めて皆さんの思いを形にできるよう検討したい」と話していた。

魚沼市で新年賀詞交換会

2017-01-17 | 17'魚沼市のニュー...
佐藤市長らが年頭のあいさつ



 魚沼市では、市内の行政機関、企業、団体等の関係者が一堂に会し、新年のあいさつを交換する「新年賀詞交換会」を1月4日、魚沼市地域振興センターで開催した。
 賀詞交換会は、従来慣例となっていた個人宅や庁舎、事務所等への新年あいさつの簡素化のため魚沼市では平成23年から開かれているもので、主催は市、市議会、市商工会連絡協議会。行政機関、企業、法人、地域嘱託員など約380人が出席した。
 会では佐藤雅一市長が「昨年12月の選挙の中で、各地域に大きな課題があることを実感しました。今年はこれらの課題に対し、一つでも多く成果が出せるよう、地域の皆さんとともに、しっかりと取り組んでいきたい。日本はかつてない人口減少社会を迎えています。国も地方もこの問題にどう立ち向かい、どういう未来を築くのか知恵を絞り努力しています。総人口が減り続ける中で、いかにわが地域の人口を維持するかは地域間競争の一面もありますが、雇用環境の改善などにより、若者の住みたいという気持ちを後押しし、子育て世代には負担の軽減につながる施策で支援し、また子育てが終わった世代や高齢者にとっても将来も安心して住み続けることができる環境づくりに努め、結果としてこの地域を選んでいただけるような環境づくりに努めていきます。これらの実現のために市民の皆さんと引き続き対話をしながら、また、県をはじめ関係機関の皆様のご協力をいただきながら一歩ずつ着実に進めていきたい」と年頭のあいさつを述べた後、浅井守雄市議会議長が「オンリーワンの魚沼こそが大いなる田舎、魚沼の創造だと思っています。無いものをねだらないで、あるものをみんなで磨いていこうではありませんか。そして各企業が培ったものづくりを皆さんで応援しながら明日の魚沼を切り開いていきましょう」とあいさつした。
 来賓の皆川雄二県会議員、魚沼地域振興局の深見和之局長のあいさつの後、魚沼市商工会連絡協議会の井口政秀会長の音頭で乾杯となり、参加した人たちは和やかに新年のあいさつを交わしていた。