魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

新庁舎位置条例は継続審査

2015-12-20 | 庁舎再編整備構想

市議会庁舎再編整備特別委員会

魚沼市議会は12月15日、庁舎再編整備特別委員会を開き、今定例会に提案されていた「魚沼市役所の位置を定める条例案」を閉会中の継続審査とすることにした。
 同市では、新庁舎建設候補地の「井口小学校及びその周辺」、「北部公民館に隣接する市有地及びその周辺」、「アルプス電気(株)小出工場」、「小出郷福祉センター及びその周辺」、「広神庁舎及びその周辺」の5か所の中から、都市計画マスタープランなどまちづくりの視点、病院をはじめとした公共施設等、市民利用施設の集積度の視点、近隣住民の理解と協力の視点及び議員の意見等から総合的に判断した結果、『北部公民館隣接する市有地及びその周辺』を最適地として判断し、同定例会初日の4日に条例を提案、今定例会での可決を目指していた。
 この日の特別委員会で採決が行われるのか、継続審査にするのかが注目される中、委員会では冒頭、大平悦子市長が「この後、事務所の位置に関しての市民への更なる説明などは想定しづらく、また、本委員会での議論も出尽くした感があります。結論を先延ばしすることは、逆に市民に不信感を募らせることとなるのではないかと危惧しています。委員の皆様から賢明なご判断をいただきますよう切にお願い申し上げます」と発言した。
 この後の審議では「委員会での審議を積み上げてきた。建設や位置の方向性は議会の理解を得ている」、「一回の説明会で市民の理解を得られたと考えているのか」などの質疑が行われる中、「まちづくりをどうするのか市民には不安な点がある。市民を交えて話し合い結果を出すべき」と継続審査の動議が出され、採決の結果、議長と委員長を除く18人中、11人が継続審査に賛成した。
 同条例案の継続審査は21日の本会議で正式に決定される。

堀之内小で実践研究発表会

2015-12-20 | '15魚沼市のニュース
共に聴き合い、高め合う



堀之内小学校では12月14日、「温かい学級づくり支援事業」実践研究発表会を開催した。
 魚沼市教育委員会では、学力の向上、不登校児童生徒数減少を目指し平成26年度から3か年事業で「温かい学級づくり支援事業」を実施しており、堀之内小学校は今年度同事業の研究指定を受け、共に聴き合い高め合う温かい学級づくりを土台として実践と研究を行っている。
 実践研究発表会では、先生がモデルとなって好ましい例と好ましくない例を全校児童に示す「元気朝会」や、朝会と同じような場面に出会ったときに自信を持って関わることが出来るように学級単位でリハーサルする「絆タイム」、学習意欲を高めるための課題設定の工夫に焦点を当てた算数の公開授業、授業づくり・学級づくりのスペシャリストと同校の教員が語り合うパネルディスカッションなどを県内外から集まった教員に公開した。
 このうち「元気朝会」ではモデルとなった寸劇で話を聴くときの好ましくない例と良い例を紹介し、上手な話しの聴き方として「今、していることをやめる」、「相手を見る」、うなづき、あいづち、返事など「反応する」、「最後まで聴き関係あるコメントを返す」の4つのスキルを身に着けることが大切であることを指導した。
 また、パネルディスカッションでは同校の教員から、目指している学級像や学級づくりで悩んだこと、何を意識して授業づくりをしているかなどが語られ、上越教育大学大学院学校教育研究科教授の松沢要一氏らからアドバイスを受けていた。

須原スキー場で祈願祭

2015-12-20 | '15魚沼市のニュース
シーズン中の安全願って



須原スキー場の安全祈願祭が12月12日に行われ、シーズン中の安全を祈るとともに今シーズンの賑わいが期待された。
 安全祈願祭には関係者約30人が出席、同スキー場や民宿、観光関係者が玉串を捧げてシーズン中の安全を祈った。
神事に続いて開かれた懇談会では株式会社魚沼須原スキー場の大塚秀治が「暖冬でまだ積雪が無いが、スキー場開きの19日にはと期待しています。今シーズンの取り組みとしてはスキー場全体をパークとしてジャンプ台などを設置、遊びに重点を置いて展開していきたい。雪を願いながら楽しく安全なスキー場として社員一丸となって取り組みたい」とあいさつ。
この後、今シーズンの営業方針や新しい企画商品が説明された。同スキー場の今シーズンの営業日は12月19日から来年3月21日までの94日間。駐車場は今シーズンも全日無料。山頂の星の家レストランは土日、祝祭日のみ営業。
ゲレンデについては山頂東屋からアドベンチャーコース上部に非圧雪コース(幅約40m・長さ約200m)を新設している。

飲酒運転の根絶を

2015-12-20 | '15魚沼市のニュース

飲食店訪問し協力呼びかけ



飲酒の機会が多くなる年末の飲酒運転を防止しようと、魚沼市交通安全協会と魚沼市、小出警察署では、管内の飲食店を訪問し、飲酒運転撲滅への協力を呼びかける活動を12月10日に実施した。
 この活動は、11日から20日まで「冬の交通事故防止運動」が実施されるのに合わせて行われたもの。管内の飲食店を協会員と市職員、署員がいっしょに訪問し、チラシ、ポスターなどを配布して、酒を飲んだ人が車を運転して帰ることのないように、店の人からも気をつけてもらうよう呼びかけた。
 広神コミュニティセンターで行われた出発式では交通安全協会の貝瀬甲一会長が「小出署管内は飲酒運転が多いと言われています。少しでも飲酒運転が減るように声をかけていただきたい」とあいさつ。小出署の礒野宏三署長が「管内では飲酒運転、無免許運転が多く、魚沼の人たちの意識が問われています。絶対にいけないということを店の人に話して協力してもらうようにお願いします」と協力を呼びかけた。
式の最後には参加者を代表して交通安全協会広神支部副支長の関矢良憲さんが「飲酒運転は絶対しない。また、運転する人に酒を提供しないよう、これから飲食店を訪問し、飲酒運転根絶を呼びかけてきます」と出発にあたっての決意を述べた。
 この後は参加者46人が3、4人の班に分かれて出発。参加者は市内の飲食店174店を訪問し酒運転根絶への協力を呼びかけた。

地域の協力得て農地を再生

2015-12-20 | '15魚沼市のニュース

魚沼市今泉の星野皖治さん


魚沼市今泉の星野皖治さんは、およそ50年にわたり耕作されていなかった今泉地内の農地などを取得、地域の人たちの協力を得て今年樹木の伐採などの作業を行って耕作できるように再生した。
 星野さんは今泉の出身。長く商社に勤め東京で生活してきたが、定年退職後、10年ほど前に帰郷、東京の家と実家を行き来する生活を送ってきている。
 3年前に実家近くの土地の所有者が亡くなり、親族がその土地の管理に困っていたことから星野さんが農地や山林など約3ヘクタールと建物を購入した。
 しかし、農地については50年も耕作されていなかったことから林のような状態となっており、今年春から建物周辺の農地約80アールで地域の協力者の力を借りながら樹木の伐採や抜根などの作業を行ってきた。
 「伐採した木は全部で420本、大きいものは直径が80センチほど。大勢の方々の協力がなければできませんでした」と星野さん。
 住宅についても「地域にはお年寄りが多いので、いつでもやってきて遊べる場所にしたい」と現在内部の改装中。13日には、今年収穫したそばを協力してくれた人たちと食べる慰労会を兼ねた収穫祭を開き15人ほどが集まった。
 再生された農地では当面そばや大豆を栽培していくことにしているが、モミの木を植えてクリスマスにプレゼントしたり、販売することや、伐採した木を使っての炭焼も考えているという星野さん。協力してくれた仲間からも様々なアイディも出されており、今後の利用が楽しみな農地と建物となっている。

新斎場15日に供用開始

2015-12-13 | '15魚沼市のニュース

大平市長らが火入れ式


魚沼市が昨年7月から同市池平地内に建設を進めていた斎場が完成、12月15日から供用を開始することになり、7日には関係者により火入れ式が行われた。
 同市では、大沢にある現斎場が昭和44年3月の供用開始から46年が経過し老朽化が著しいため、湯之谷薬師スキー場近くの池平字月岡原地内に新しい斎場を建設したもの。
 完成した斎場は鉄筋コンクリート造一部3階建て、延床面積1645平方メートル。火葬炉3基を備えそれぞれに炉前の告別室を設置しており、新たに小動物(ペット)火葬炉も設けられた。1階部分にはこのほか待合室や動物炉告別室なども備えている。施設の建設費は約10億円。
 火入れ式には関係者約20人が出席。大平悦子市長が「このたび地権者の皆様、周辺地域の皆様のご理解をいただきこの日を迎えることができました。新しい斎場は人生の終焉を迎えるにふさわしい周辺環境に配慮した施設として整備してきました。新しい火葬炉はそれぞれ個室となっており今後は皆さんから安心してご利用いただけると思っています。また、小動物の火葬炉も整備しました。建物の周辺には今後、墓地公園やペット霊園など整備する予定となっています。引き続きご理解とご協力をいただきたい」と式辞を述べた。
 浅井守雄市議会議長の祝辞に続いて火入れが行われ、大平市長、浅井議長、地元池平の櫻井清博区長により炉の前に設けられたスイッチが押されると、炉に火が入った。
 火入れ式に続いては一般公開も行われ326人が施設を見学した。
 なお、この斎場周辺には平成28年度に墓地公園やペット霊園などが整備されることになっている。

20年の歳月経て開封

2015-12-13 | '15魚沼市のニュース

旧大沢小学校のタイムカプセル



旧大沢小学校の120周年記念事業として保存されていたタイムカプセルの開封式が12月6日、魚沼市大沢の旧大沢小学校体育館で行われた。
 タイムカプセルは、同校の創立120周年記念事業の一環として全校児童の20年年後の自分に宛てた手紙などを入れ平成7年12月に封印された。同校は児童数の減少によりその翌年には井口小学校と統合されたが、タイムカプセルは体育館内にずっと保存されてきていた。
 開封式は、開封時期が20年後の今年となっていたことから地域の人たちによる実行委員会が開催したもの。
 当時の在校生や地域の人たちが集まった開封式では、渡辺満行実行委員長のあいさつ、星勉教育長らの祝辞に続いて当時の在校生によりタイムカプセルが開けられると中から在校生の20年後の自分に宛てた手紙や当時の新聞やマンガ雑誌、記念誌やビデオテープなどが出てきて歓声が上がった。
 手紙などが当時の在校生に渡されると、保存してあった自分宛ての手紙の発表も行われ、当時5年生で同校の最後の卒業生となった佐藤祐介さん(30)は「僕の夢はバードウオッチングの先生になること。もう一つは野球選手になること」と手紙を披露していた。

小出病院に作品寄贈

2015-12-13 | '15魚沼市のニュース

魚沼特使で画家の目黒勲さん



魚沼特使で、国重要文化財目黒邸の目黒家19代当主、目黒勲さんの絵画作品が魚沼市立小出病院に寄贈されることになり、12月5日には目黒さんが同院を訪れ作品を3階応接室に飾った。
 目黒さんはJAG(日本芸術家協会)理事。今秋に目黒邸資料館で開かれた「魚沼特使三人展」を、小出病院を運営する魚沼市医療公社の庭山昌明理事長が見に行った際、作品寄贈の話が持ち上がり、先ごろ庭山理事長が目黒さん宅を訪問し一緒に寄贈作品を選んできていた。
 病院に寄贈された作品はフランス・アルルの街並みを描いた「アルルの昼」(F100号)。6年程前に訪れた際に円形各闘技場の一番上から見た風景を描いたもの。
 「フランスならではの風景。街並ごと保存されていて、そこに生活があるところが面白い」と作品について語った目黒さん。「作品を皆さんから楽しんでいただければありがたい」と笑顔を見せていた。

まちづくり市民会議

2015-12-13 | '15魚沼市のニュース
地方創生の戦略を考える



「新たな未来に向かって まち・ひと・しごと魚沼創生」をテーマとした「魚沼市まちづくり市民会議」が12月6日、魚沼市小出島の小出ボランティアセンターで開催され、基調講演やパネルディスカッションで魚沼市の地方創生などを考えた。
 市民会議は魚沼市まちづくり委員会(平井正尚会長)が開いたもので、会議に先立ち「第2回魚沼花じまんコンテスト」の表彰式が行われた。このコンテストは、個人、団体が自ら花壇やプランターなどの植込み、管理を行っている公共スペースや道行く人が見学できる場所の写真を募集するもので、今回は29点の応募があった。審査の結果、金賞には橘忠一さん、銀賞には四番町三町内会、郡山由紀子さん、銅賞に須原コミュニティ協議会、堀之内中学校、本田幸恵さん、佐藤春代さんが選ばれた。
 続く市民会議では、新潟国際情報大学学長の平山征夫氏が「真の地方創生を魚沼から~3つのアを目指して~」と題して講演した後、「魚沼創生の課題とその戦略について」をテーマにパネルディスカッションが開かれた。
 パネラーは佐藤貞氏(株式会社入広瀬代表取締役)、井上円花氏(地域おこし協力隊)、三友一郎氏(友家ホテル取締役支配人)、コメンテーターは平山氏、コーディネーターは川村健一氏(広島経済大学教授・魚沼市まちづくり委員会アドバイザー)。
 22ヘクタールの田んぼで米作りをしている佐藤さんは「新潟は食料にも恵まれているが発信が出来ないのが課題。人口減少などによる人手不足の対応として研修生の受け入れを進めており、年間100人くらいを受け入れるため空いている学校や給食室、空き家の活用ができないか」、地域おこし協力隊員でこのほど食材付きの情報誌「魚沼食べる通信」を発行した井上さんは「『食べる通信』は消費で終わらず、生産者と消費者をSNSで直接結びつけるのが目的。この地域の強みはアイデンティティ。米が美味しいことを胸を張って発信していくと強みになる」、大湯温泉で旅館を経営する三友さんは「今年、大湯のおみやげを作ったら、置いておくだけでそこそこ売れている。望まれるものを望まれるように置けば成果が出ると思った」と自らの取り組みを紹介するとともに地域の課題や今後の展望などについて語っていた。

リコーダーオーケストラ演奏会

2015-12-13 | '15魚沼市のニュース
温かい音色を楽しむ



第16回「KRO小出郷リコーダーオーケストラ定期演奏会」が12月6日、小出郷文化会館大ホールで開かれ、訪れた人たちがリコーダーの温かな音色を楽しんだ。
 小出郷文化会館のリコーダーセミナーから誕生した同オーケストラは、会の発足当初から世界的なリコーダー奏者、吉澤実さんの指導を受けている。
今回の演奏会も、吉澤さんを音楽監督に「メリークリスマス」、「聖夜」などお馴染みのクリスマス曲を澄んだ音色で演奏、曲と曲の間には吉澤さんの解説も加えられた。
また、今回は特別に小出郷文化会館の事業「アートのつぼみ」でリコーダーを練習した小学生も出演。童謡風のクリスマス曲「リトル・ドラマー・ボーイ」をオーケストラのメンバーと一緒に演奏し会場の拍手を浴びた。
演奏会ではこのほか南魚沼市市民会館リコーダー教室の演奏や吉澤さんのミニコンサート、映像と音楽のファンタジー「かげくま」などを披露。
また、演奏会の最後には出演者の合同演奏も行われ、会場の人たちは師走の一日をリコーダーの温かな音色に包まれて過ごしていた。

空き家バンク有効活用で協定

2015-12-06 | '15魚沼市のニュース

魚沼市と県宅地建物取引業協会が締結


魚沼市と公益社団法人新潟県宅地建物取引業協会で「魚沼市空き家バンク制度の運用及び相談等に関する協定」が結ばれることになり11月27日に魚沼市役所で締結式が行われた。
 協定は、平成26年度末現在で327戸ある空き家等を魚沼市が有効活用を図るための施策を円滑かつ効果的に行い、定住を進めるため、同協会と相互に連携し協力をすることを目的としたもの。
 協定では、市は所有者の遺構による空き家バンクへの登録及び空き家利用者の取りまとめを行い、取りまとめた内容を同協会へ情報提供を行い、同協会では市の情報を基に、空き家を「売りたい、貸したい」と考える所有者と、空き家を「買いたい、借りたい」と考える利用希望者の仲介を行うことになっている。
 締結式では魚沼市の大平悦子市長と新潟県宅地建物取引業協会の小林代士未会長が協定書に署名した。
 大平市長は「魚沼市は人口も減少しておりまして、その中で中山間地域の空き家が大変増えてきており空き家のへの対応が大きな課題となっていました。今日、調印させていただいて皆様方のお力をいただきながら地域の課題を解決していく方向に向かって進めたい」とあいさつし、同協会の小林会長は「魚沼市から私ども宅建協会の会員に仕事上の報酬に繋がる機会を与えていただけることが協会にとってもありがたいことと思っています。私ども魚沼支部全会員の力を注いで取り組んでいきたい」と述べた。
 協定締結により魚沼市では今後、10月に創設された空き家バンク制度をホームページ、市報等で市民に周知し、空き家所有者に空き家バンクへの登録を促し、登録された空き家は市のホームページ、市役所窓口で紹介する。また利用希望者があった場合、市は同協会に情報を提供し、同協会が所有者と利用希望者の物件仲介を行うことになっている。

魚沼市学校保健会が講演会

2015-12-06 | '15魚沼市のニュース
成長期のスポーツ障害学ぶ



魚沼市学校保健会(庭山昌明会長)の主催による講演会が11月28日、魚沼市地域振興センターで開催され、新潟医療福祉大学健康スポーツ学科教授の大森豪氏が「スポーツのケガから子供を守る~成長期のスポーツ障害~」と題して講演した。
 この日の講演で大森氏は「成長期にスポーツを通してハッピーな思いをした人は、その後もスポーツを身近に感じて生活していく。成長期のスポーツは後に嫌な思いをさせないようにしなければならない」と語りはじめ、11歳から中学3年ころまでの成長のピークはまた運動による障害が出る時期でもあることを指摘。「この時期に過剰にトレーニングするとオーバーユース(使い過ぎ)となる。骨の成長部分は強度的に弱く、ここに負担がかかると痛くなってくる」と話し、この時期に多いセバー病やオスグット病について説明。
 一般に野球肘と言われる投球肘障害については「小学生の頃に発症して最初は痛みがない。早く見つければ治り運動を続けられるが、重症化すると骨が変形し一生その人の動きに障害が出るので、早く見つけなければならない」と注意を促した。
 また、足関節捻挫の応急処置「RICE法」についても説明。テーピングなどによる損傷部位の固定、アイシングによる冷却、弾性包帯などによる圧迫、損傷部位を心臓より高く挙げることによりその後の腫れなどを少なくできることが紹介されていた。

小出高校で医療講演会

2015-12-06 | '15魚沼市のニュース
現場で働く人の声聞く



県立小出高校(中戸義文校長)では、医療従事者育成を推進する医療専攻が開設されているが12月1日には来年度、医療専攻を選択する1年生29人を対象とする医療講演会が開かれた。
 この講演会は、来年度本格的に医療専攻を学ぶにあたって、実際に医療の現場で働いている人の話を聞くことで、理解と心構えを培うために開かれたもので、講師には魚沼市立小出病院の看護師、大平真実さんと理学療法士、五十嵐美紀さんが招かれた。
 最初に講演した大平さんは、看護師になろうと思ったきっかけや、看護師の仕事について説明。「夜勤もあり生活のリズムが崩れ大変だと思われるが、時間をうまく使うなど工夫すると有意義に過ごせます。仕事の内容が幅広く、覚えることも多いので新人の頃は大変だと感じました。生と死が隣り合わせで、時には辛い思いをすることもあり、隠れて泣いたこともありました」など仕事の厳しさを語るとともに「患者さんや家族からありがとうと言葉をもらえることや、たくさんの人たちの人生を見ることができる。一生働き続けられる仕事で、こんなに人と寄り添える仕事は看護師だけと思っています」と看護師の仕事のやりがいについても話した。
 また、五十嵐さんからは理学療法士の仕事が説明され「患者さんと一対一で関わる時間が長く、喜ぶ笑顔を見ることができる。患者さんのこれからの生活がかかっているので責任が重い仕事と思っています」と話していた。
 講演の後の質疑応答では生徒たちから「夜勤の仕事は主にどんなものですか」、「今からしておいた方がいいことはありますか」などの質問が出され、「夜勤では床ずれしないように体の向きを変えたり、点滴の管理、朝食の準備などをします」、「今からしておくこととしては、体の仕組みを覚えておくことと、人とのコミュニケーションが大事なので色々な人と話す体験をしていた方がよい」など答えられていた。

第28回国際雪合戦大会

2015-12-06 | '15魚沼市のニュース
参加チームの募集始まる



雪合戦発祥の地・小出を名乗って毎年開催されている第28回「小出国際雪合戦大会」の参加チームの募集が始まった。
 昔ながらの雪国の遊び「雪合戦」をスポーツ化したこの大会、来年は2月7日に魚沼市干溝の県立響きの森公園雪のコロシアムで開催される。
 大会は大人の部(中学生以上・募集数180チーム)と子どもの部(小学生・同24チーム)があり、チーム編成は1チーム5人(男女混合可)。参加費は大人の部が1チーム12000円、子どもの部が5000円。各部とも4位まで表彰するほか、審判長特別賞、実行委員長特別賞もあり、賞品には賞状、優勝カップのほか、魚沼産コシヒカリ、地酒など地元特産品が用意される。
また、大会では予選リーグ敗退でも試合を盛り上げてくれたチームは決勝トーナメントへの道が開かれることになっているほか、参加チームのコスプレ写真コンテストや、謎を解き進めておやつをゲットする「なぞときクエスト」、ウルトラもちまき、模擬店、売店など楽しい催しが行われ、前日の6日には前夜祭り交流パーティーや、小出スキー場でのイベントが計画されている。申し込み締め切りは12月23日。
参加申し込みはパソコン、携帯電話フォームで受付けられている。
パソコンからの申し込みは「小出国際雪合戦大会」で検索するか次のURLへ。http://seinenbu.uonumakoide.com/yuki/
問い合わせは小出雪まつり実行委員会(魚沼市役所商工観光課観光振興室内《電》025-792-9754)へ。

優秀選手ら16人を表彰

2015-12-06 | '15魚沼市のニュース

魚沼市体育協会


魚沼市体育協会(松田光正会長)は11月27日に理事会を開き席上、平成27年度体育協会秋期優秀競技者らの表彰を行なった。
 この表彰は体育功労者や優秀指導者、今年4月以降、各種大会で優秀な成績を収めた優秀選手に贈られるもので、今回は体育功労者2人と優秀選手14人が表彰された。
表彰式にはこのうち11人が出席、松田会長から表彰状が手渡された後、受賞者を代表して功労者表彰を受けた魚沼市剣道連盟の佐藤秀雄さんが「やるスポーツは皆違いますが、日々の練習、技術向上にがんばった成果が今回の表彰になったと思います。私もまだ頑張ればやれるような気がしますので、出来るだけスポーツを楽しみながら、魚沼市のスポーツの振興に少しでも貢献したいと思っています」と謝辞が述べた。表彰された人たちは次のとおり(敬称略)。
【体育功労者】
▼佐藤秀雄(54・金ヶ沢=魚沼市剣道連盟広神剣道会の役員を30数年務め剣道の普及発展に尽力)
▼大塚隆雄(73・松川=ゲートボール協会の発展、選手技術の向上に尽力)
【優秀選手】
▼岡部海輝(15・須原=文部科学大臣杯小学生・中学生全国空手道選手権大会個人組手3位)
▼渡辺帆飛(15・堀之内=U15全国KWB野球選手権大会in伊豆1位)
▼高野周諭(14・井口新田=新潟県選抜空道選手権大会U161位)
▼山本来偉(12・堀之内=全日本空道ジュニア選手権大会関東地区予選会U131位)
▼高野穂乃香(17・中原=全国高等学校総合体育大会新潟県予選会女子バレーボール大会1位)
▼奥村遥奈(17・井口新田=同)
▼今井明日香(15・小出島=ジュニアオリンピック陸上競技大会ジャベリックスロー2位など)
▼小幡建斗(15・江口=新潟県中学校陸上競技大会男子砲丸投げ1位など)
▼須佐珠美(11・井口新田=新潟県小学生陸上競技大会共通女子ヴォーテックス投げ1位)
▼大家光世(17・茂沢=新潟県ジュニアゴルフ競技会高校生の部1位)
▼目黒宝(11・田中=新潟県小学生ゴルフ大会女子の部1位)
▼雪野敏和(18・干溝=全国高等学校野球選手権大会新潟県大会1位)
▼波方凌(18・根小屋=同)
▼皆川孝佑(16・虫野=北信越高校学校選手権水泳競技大会男子800mフリーリレー1位など)