魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

県文化財「二本杉」を守ろう

2011-06-25 | インポート

滝之又地区で樹勢回復措置

Img_7627魚沼市滝之又地区では、県指定文化財である諏訪神社の二本杉の傷みが著しくなってきたことから、このほど樹勢回復の措置を行った。
 滝之又の二本杉は、樹齢800年とも言われる大杉。樹高が50メートル近い2本の杉が並んで立ち、いずれも地上約6メートルのところで2本に分かれているという珍しいもので、昭和44年に県の文化財に指定されている。
 しかし、周りの環境の変化により年々木の勢いが衰えてきており、特に同地区に大きな被害を与えた中越地震後はそれが顕著となるとともに、今冬の大雪で大きな枝2本が折れてしまうなど傷みが酷くなってきたことから、今回、県と市から助成を受けて樹勢回復の措置を実施することになった。
 木の手当は樹木医の齋藤健二郎さんに依頼し、今月15日から20日まで行われた。作業は高所作業車を使い幹や枝の腐ったところ、折れたところを取り除き、殺菌、殺虫を行った後、そこから水が入らないように銅版と樹脂を使って防水処理が行われた。
 滝之又地区では来年度は土壌改良を行うことも検討しており、区長の佐藤作市さん(64)は「地区の住民は、800年立ってきた木なので、自分たちの代で枯れて欲しくないという思いが強い。樹勢回復措置により元気になってほしい」と話していた。


小沢平登山口を整備

2011-06-25 | インポート

尾瀬ルート活性化委員会

Dscn0869湯之谷温泉郷・尾瀬ルート活性化委員会(富永三千敏会長)では、魚沼から行く尾瀬ルートの、小沢平ルート入口の整備作業を6月15日に実施した。
 小沢平ルートは、沢沿いのブナの林の中を歩き、三条の滝や平滑の滝を眺めながら尾瀬ヶ原と向うルートであるが、近年は道が荒れてきており、昨年から同委員会が国立公園外である入口部分の整備作業を行ってきている。
 作業には同会員や市職員、ボランティアなど15人が参加。この日はまだ、国道352号の銀山平から尾瀬口船着場までの区間が開通していなかったため、一行は定期船を使って奥只見から尾瀬口へと移動し、小沢平登山口へ向った。
 登山口では、昨年、砂利を敷いた登山道の修復をはじめ、登山口や道の両側の草刈り、ロープ張り、看板の設置などの作業に汗を流した。


重機使い不法投棄物撤去

2011-06-25 | インポート

魚沼市三ツ又地内の県道脇

Img_0002魚沼地域の自然環境を守るため行政、民間団体、廃棄物処理業者などで組織する魚沼地区廃棄物不法処理防止連絡協議会は6月17日、魚沼市三ツ又地内で不法投棄された廃棄物の撤去作業を行った。
 今回、撤去作業が行なわれたのは、三ツ又地内の県道三ツ又小出線脇の場所。
 作業には県産業廃棄物協会南魚沼支部、県、魚沼市のほか地元住民ら40人が参加。パワーショベルはじめダンプカー3台、パッカー車を使って行われた。
 この日の作業で撤去された不法廃棄物は、廃プラスチック620kg、金属1260kg、タイヤ360kg、テレビ1台、冷蔵庫1台、可燃ごみ790kgなど合計約3・7トンだった。
 魚沼地区廃棄物不法処理防止連絡協議会は、行政、民間団体、廃棄物処理業者等地域の関係者が連携、協力して、廃棄物の不法処理を防止し、地域の生活環境を保全することを目的に平成9年に設置されている。


折れた枝木の無料処理

2011-06-25 | インポート

市内から89トンが搬入

魚沼市では、今冬の豪雪により折れた枝木を期間限定で無料処理したが、期間中に搬入された枝木は1091件、89トンだった。
 無料処理されたのは、一般家庭及び地区で管理する公園、神社などの樹木の豪雪により折損した枝木で、自己搬入したもの。受付は市内を2つの地区に分け5月6日から6月2日までの28日間行われた。
 搬入された枝木のうち、薪ストーブなどの燃料として利活用する直径5cm以上のものは6トン、あとの83トンは焼却処分された。


「新潟元気宣言」パーティー

2011-06-25 | インポート

つなげよう元気の絆

Img_3105新潟お笑い集団NAMARA代表、江口歩さんの著書「エグチズム」出版記念パーティー「新潟元気宣言in魚沼」が6月16日、魚沼市の会館魚新で開かれた。
 このパーティーは、江口さんの出版を機に東日本大震災による風評被害を払拭し、元気な地域から元気を発信しようと4月25日から県内各地で開かれているもので、県内各地域の元気の絆をリレーで結び、被災者に届ける。
 魚沼でのパーティーには、魚沼市ものづくり振興協議会の会員や観光関係者など各方面から63人が出席。江口さんの軽妙なトークが会場を大いに笑わせ、魚沼から元気を発信していた。


月岡公園ユリまつり

2011-06-25 | インポート

切花無料配布や直売
7月2日

12000本のユリが開花時期を迎える魚沼市の月岡公園花ひろばで7月2日に「月岡公園ユリまつり」が開催される。
 まつりでは、魚沼市特産のユリ切花を先着200人にプレゼント(9時と13時に100人ずつ引換券を配布)するほか、ユリ切花の直売(500円~)、地場産野菜の軽トラ市が行われる。
 また、会場では堀之内商工会青年部・女性部による焼そばやジュースなどの飲食コーナーも設けられる。まつりは9時から15時まで。主催は「北魚沼新ブランド」実行委員会。


健全育成県民会議から表彰

2011-06-25 | インポート

魚沼市大倉の佐藤吉男さん

Img_7656魚沼市大倉の佐藤吉男さん(86)は、長年の青少年健全育成活動が認められ、5月31日に開催された新潟県青少年健全育成県民会議総会の席上、同会長表彰を受賞した。
 佐藤さんは旧守門村青少年健全育成村民会議の立ち上げに関わり昭和63年6月から平成16年10月まで会長を務めた。町村合併に際しては市民会議の発足に協力するとともに、市民会議内に守門地域青少年健全育成市民会議を組織し、活発な同地域の活動を停滞させることなく活動を展開。21年3月には守門地域市民会議の会長を退いたが、現在も顧問として活動を見守っている。
 「村民会議を設立する際、村からの助成金だけでなく、村民から会費をもらうことをお願いした。今、振り返るとそのことが活動を長続きさせるもとになったようにも思います」と村民会議発足時を振り返る佐藤さん。「村民会議は、PTAなど地域の関係団体のバックアップ、連携づくりが仕事と思い、各種会合に顔を出すように心掛けてきた。大した仕事をしたわけではないが、絶えず子どもに気をくばることは大事」と、これまでの活動について語り、「これからも健康である限り、できるだけ会議にも顔を出し、会の皆さんとお付き合いしていきたい」と話していた。


魚沼市が「えこ夏休み帳」

2011-06-25 | インポート

家庭で気軽に取り組みを

魚沼市では、地球温暖化対策や節電のため、市民から4つのチャレンジに取り組んでもらう「えこ夏休み帳」をこの夏に提案、市民に参加を呼びかけている。
 「えこ夏休み帳」は、家庭で気軽に取り組むことができる4つのチャレンジを提案するもので、チャレンジに取り組み、「えこ夏休み帳」に記入、写真を貼り付けて市に提出すると、オリジナルエコバッグがもらえる。
 チャレンジは《1》緑のカーテン(朝顔やゴーヤを育てて部屋を涼しく)《2》省エネ帳(目指せ!電力ピークカット15%)《3》コンポスト(生ごみを堆肥に)《4》自由研究(自由な発想でエコを実践)の4つ。
 「えこ夏休み帳」は7月1日から市役所各市民センター窓口と環境対策室(湯之谷庁舎)で配布、提出期間は10月31日までで、提出先も各市民センターと環境対策室。エコバッグは世帯、事業所単位で1チャレンジにつき1つもらえる。
 問い合わせは市民課環境対策室《電》793-9766へ。


30日に「しねり弁天たたき地蔵」

2011-06-25 | インポート

つねって叩いて無礼講

Img_9861「しねり弁天!」と声をかければ、男性が女性をしねって(つねる)よく、「たたき地蔵!」と叫べば男性が叩くことができる奇祭「しねり弁天たたき地蔵」が今年も6月30日の夜、諏訪町の弁天堂と小出稲荷町の地蔵様を中心ににぎやかに行なわれる。
 当日本町通りなどは夕方から車両通行止めとなり、お囃子や踊り手を伴った長さ2・3mのご神体が繰り出し祭りを盛り上げる「ご神体渡御」が行われる。
 唄と踊りが最高潮に達する20時ころに、新婚さんを乗せたご神体が弁天様に突入する「金精様の婿入り」が行われ「魚沼太鼓」が演奏される。
 祭りを締めくくるのは弁天堂前でのご利益札入りの福餅まき。その後に〆踊りとなる。
 なお、祭り当夜は観音寺前テントで、しねり弁天のキャラクターのメイクを無料で行う弁天・地蔵メイクコーナーも設けられる。


7月7日 小出郷図書館で講演会

2011-06-25 | インポート

酒蔵通りの思い出を語る

魚沼市本町の小出郷図書館移転一周年を記念した講演会「はなしはずんで酒蔵通り」が7月7日、同図書館2階で開かれる。
 講師は、緑川酒造社長の大平俊治さんと、ノンフィクション作家の衿野未矢さん。
 大平さんからは同図書館の裏にある酒蔵通りの思い出話を懐かしい写真を交えて語ってもらい、衿野さんは「走ったあとは日本酒を!~マラソンやお酒は作家活動を続けるパワーの源~」と題して講演する。
 時間は19時30分から21時。入場無料。問い合わせは同図書館《電》025-792-0337へ。


うおぬま森の学校

2011-06-25 | インポート

7月3日

「うおぬま森の学校」5時限目「杉林整備の講習会」が7月3日、魚沼市折立温泉トレーニングセンター体育館駐車場で行なわれる。  
 内容は作業の管理、下刈り、間伐、薪コンロ作り。作業ができる服装(ヘルメット、手袋など)、タオル、飲み物など持参。参加無料。  
 参加申し込みは6月28日までにNPO法人魚沼交流ネットワーク《電》792-1336(平日・土曜10時~17時30分)へ。


東京小出会の総会、懇親会

2011-06-25 | インポート

50周年の節目盛大に祝う

Dscf2089東京小出会(波形邦夫会長)の創立50周年記念定期総会と懇親会が6月19日、東京上野の精養軒で盛大に開催された。
 創立50周年を記念して、総会に合わせて魚沼市からのバスツアーも企画されたことから、今回はふるさと魚沼からも多数が出席、約280人が参加する盛大な総会となった。
 総会では、来賓紹介、波形会長のあいさつに続いて議事が行われた。大平悦子市長の祝辞、東京新潟県人会から東京小出会への感謝状授与式などの後、アトラクションとして干溝歌舞伎の「やまびこ三番叟」と小出の兄弟デュオ・あんさ&おっさが「ふるさと小出」など3曲を披露した。
Dscf2111第2部の懇親会では、小出商工会女性部により「魚沼音頭」「小出小唄」が華やかに踊られ、小出囃子同好会がまつり囃子を演奏、会場に「ふるさと小出」の雰囲気が醸しだされた。
 大いに盛り上がりを見せた懇親会は恒例となっている大抽選会、盆踊りで今年も締めくくられた。


石川雲蝶パネル展

2011-06-25 | インポート

7月1日から

幕末から明治にかけて才腕を振るった名彫刻師・石川雲蝶の魅力を紹介する「石川雲蝶パネル展」が7月1日から22日まで魚沼市吉田の奥只見郷インフォメーションセンター2階(道の駅「ゆのたに」隣)で開かれる。
 石川雲蝶の作品群で知られる魚沼市大浦の西福寺開山堂天井の「道元禅師猛虎調伏の図」や、根小屋の永林寺欄間の「天女」をはじめとした中越各地に残る作品を写真パネル29枚で紹介するもの。雲蝶の年表や人物紹介のパネルも添えられる。
 時間は9時(1日は13時)から18時(最終日は15時)まで。入場無料。


記者日記

2011-06-25 | 小出郷新聞コラム

新潟県も先週、いよいよ梅雨入りした。これまでは雨よりも真夏のような気温の高さ、蒸し暑さが気になっていたが、今週の後半からは雨模様となり梅雨本番といった空だ。これからやってくるかもしれない梅雨末期の集中豪雨は大きな災害を与えることがあるので怖い。魚沼市での豪雨災害で記憶に新しいのが合併前の平成16年7月の集中豪雨。県央地区が大きな被害を受けた「7・13水害」の時である▼当時の本紙記事を見てみると、「小出町では7月16日夕方に各地で冠水被害が発生し、19時30分に町は災害対策本部を設置。藤権現山で土砂崩れが発生したことにより20時5分、旭町の84世帯、206人に避難勧告が出され、住民が中央公民館、ボランティアセンターに避難した。避難した住民は中央公民館が28世帯、63人、ボランティアセンターが14世帯、27人の合計42世帯、90人」▼「堀之内町では下倉地区の50世帯に避難勧告が出され17世帯、40人が一時避難したほか、竜光、魚野地で自主避難した住民があった。」▼「広神村では17日18時30分に災害対策本部を設置。18時55分に中島、清本、雁坂下、中家の100世帯に避難勧告が出され、43世帯が集会施設などに避難した」など被害の状況が報道されており、当時の記憶が甦ってくる▼先日、取材させていただいた御仁は、この7・13水害の時に新潟市へ行って、帰りの高速道路で三条市まで来ると水害のために高速道路上で長時間足止めをくったことを話してくれた。家には携帯電話で帰りが遅くなることを告げ、ジッと車が動き出すのを待って、ようやく帰って来たのだという▼今年もすでに九州では大雨による大きな被害もあったところ。自然の猛威は、人間の力では防ぎようもないところもあるが、出来る限りの備えで、万一の際には被害を最小限にとどめたいものだ。備えあれば憂いなし。梅雨末期の災害に遭うことなく近くまで来ている夏本番を迎えたいものである。


東日本大震災魚沼市関連

2011-06-25 | 東日本大震災魚沼市関連

まつりの売り上げを被災地に
わかあゆ社が義援金

Img_7600魚沼市小出島の障害者就労支援施設「わかあゆ社」(三浦昌大施設長・利用者32人)では、6月5日に開催した「わかあゆ社まつり」の売り上げの一部を東日本大震災の義援金として17日、魚沼市社会福祉協議会に届けた。
 「わかあゆ社まつり」は、今年で10回を数える同施設の恒例行事。大震災の発生による自粛ムードから各地でイベントが中止される中、同施設でも利用者と職員でまつりの開催について話し合い、「イベントを行うことで、被災地のために何かできたら」と開催を決定した。
 当日は約350人の人たちで会場は賑わいを見せ、喫茶やたこ焼きなどの売り上げの一部である1万5000円を被災地に送ることになったもの。
 この日は三浦施設長と利用者の代表が小出ボランティアセンターを訪れ、魚沼市社会福祉協議会の大渕好文事務局長に義援金を手渡した。義援金は新潟県共同募金会を通じて被災地に届けられる。

入場料の一部を義援金に
アマチュア歌謡祭

Img_76136月19日、魚沼市地域振興センターコンベンションホールで開催された「アマチュア歌謡祭」(主催=歌謡道場)の入場料の一部が東日本大震災の義援金として6月20日、魚沼市に届けられた(写真)。
 歌謡祭には延べ41組が出演し自慢の喉を披露、約300人の来場者があった。この日は、実行委員長の米山賢さんが市役所を訪れ、義援金5万円を大平悦子市長に手渡した。