市内2カ所で説明会開かる
魚沼市新庁舎基本設計が作成され11月19日には小出ボランティアセンターと守門公民館で市民への説明会が開かれた。
魚沼市新庁舎は鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造4階建、延床面積7314平方㍍。シンプルで雪国にふさわしい庁舎とされ、小さな壁が市松状に編み込まれた外観、庁舎の周囲には車寄せや市民の活動スペースともなる雁木テラスが特徴的な建物。駐車場は建物北側、南側、東側の3カ所に整備され、駐車台数は来庁者用103台、職員用182台、公用車用車庫50台。
1階には執務スペースのほか情報コーナーやギャラリーなどを設け市民が自由に使える「市民ロビー」、夜間・休日は市民に貸し出し可能な「会議室」などを設ける。
2階は執務スペース、自由に仕切れ利便性の高い会議室、市長室、副市長室が置かれ、3階は議場をはじめとした議会関係の部屋のほか会議室などが設けられる計画。4階は電気室・機械室。
小出ボランティアセンターで開かれた説明会には約40人が参加。基本設定についての説明の後、参加者からは「4階への落下防止策は考えているのか」、「マイクロバスでの来庁者はどこに止めるのか」、「除雪についての考え方は」などの質問が出され、「4階には市民は上げない計画であり、フェンスは考えていない」、「マイクロバスは東側の駐車場を使ってもらうほか、臨時に利用できる場所も用意される」、「雪対策については東側駐車場は機械除雪、庁舎周辺は地下水と機械を併用することで検討しており、井戸水を使って周辺に影響がある場合は機械で行う」と答えられていた。