堀之内放課後児童クラブ
魚沼市が平成24年度から整備を進めていた堀之内放課後児童クラブの新しい施設が完成、7月22日にオープニングセレモニーが行われた。
学童保育を行う堀之内放課後児童クラブは、開設当初は堀之内小学校内で実施していたが、堀之内なかよし保育園の供用開始にあわせて、平成15年度に堀之内子育て支援センター(旧堀之内保育所)に実施場所を移していた。しかし、同センターは昭和53年の建設で旧耐震の設計であることや老朽化が進んでいることから給食調理場との合築により堀之内小学校敷地内に新しい施設の建設が進められてきていた。
新しい施設は1階が給食調理場(約549平方メートル)、2階が放課後児童クラブ(約494平方メートル)。小学生が利用する施設であることから窓に落下防止の手摺を設置したのをはじめクッション性のある床構造、ケガをしづらい強化ガラスの採用、2方向の避難経路を確保するなど安全性に配慮した建物で、内外装に越後杉を使用し、温かみのある施設となっている。事業費は約2億円、給食調理場が約3億円。給食調理場は2学期から供用開始となる。
オープニングセレモニーには利用している児童や関係者が出席、大平悦子市長が「子どもたちに良い環境をと、この施設を計画、漸く完成し本当にうれしく思っています。地域の皆様からご指導いただきながら子どもたちの成長を見守っていきたい」とあいさつ。この後関係者と子どもたちでテープカットを行い、施設のオープンを祝った。
角屋禮士教育委員長、利用対象校の堀之内小学校、宇賀地小学校の校長の祝辞に続いて堀之内小学校5年の覚張愛美さんが「私たちのために新しい学童保育を造ってくださりありがとうございます。古い学童にも楽しかった思い出がたくさんありますが、新しい学童でもたくさんの思い出づくりがしたい」と喜びを語った。
堀之内放課後児童クラブの利用登録人数は6月1日現在で入所(通年)87人、長期休暇6人、一時利用6人、長期・一時14人の合計113人となっている。