魚沼市は大雪警戒本部設置
12月8日から降り出した雪はこの時期としては記録的な大雪となり魚沼市では11日9時に「魚沼市大雪警戒本部」を設置、14日まで職員が19時まで待機して対応にあたる体制をとった。
12日現在の魚沼市内の積雪深は堀之内92センチ、小出84センチ、湯之谷125センチ、広神100センチ、守門188センチ、入広瀬191センチ。
11日には入広瀬で一日の降雪量が合併後最高の110センチを記録した。
この大雪により市内では除雪作業中に重傷1人(除雪機事故)と軽傷1人(側溝転落)の人的被害があったのをはじめ、11日には着雪や倒木などにより山口・泉沢、七日市新田・井口新田地区など12地区、約1113戸で停電となったが、いずれも同日中に復旧を完了した。
交通関係では主要地方道小出・守門線は雪崩の危険があるため大倉沢地内で当面全面通行止めとなったほか、11日には国道17号では終日渋滞が続くなど雪のため各地で交通障害が発生した。
大雪は12日で一段落したが、今週末には雪下ろしなど除雪作業を行う市民が多いと見込まれることから、市では15、16日に防災行政無線で除雪作業に関する注意喚起放送を行うことにしている。