小学校へ食育の授業に行くと、
栽培(農耕)の始まりあたりからお話することがあります。
そうなると、当然、
「農耕が始まる前は、人はどうやって食べ物を手に入れていたの?」
と、質問することになり、
子供たちは、
「狩りをしたり、野生の植物の種や木の実を拾って食べていました。」
と、答えます。
だから、2日前にこの記事を見た時は、
「狩猟だけでなく、釣りもしていたんだぁ。」と
とてもワクワクした気持ちになって、
古代に思いを巡らしていました。
詳しい記事の内容は、こちらをご覧ください。
とても大きな釣り針です。
小さな魚用ではありませんよね。
釣り針ということは、釣り糸もあったわけで・・・。
釣り竿を使っていたのか?
それとも、手で糸を持っていたのか?
想像するだけでも楽しくなります。
ところで、釣った魚をどうやって食べていたのでしょう。
思えば、狩猟で捕まえた動物もどうやって食べていたのか、
これまで考えたこともありませんでした。
でも、かながわ考古学財団様の「考古資料館」を読むと、
旧石器時代の「炉」が検出されており、
「これは、調理や暖を取ることを目的に利用されたのではないか?」
と書かれています。
ちゃんと火を使って調理をしていたのですね。
縄文時代よりも前の時代は、
自然災害(落雷)によって発火したり、
強風で木が擦れ合って自然発火したしたものなどの残り火を
種火として大切に温存し、利用していたと言います。
その大切な火で、魚も直火焼きにしていたのでしょうか?
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