NHK文化センター豊橋教室で
干し野菜講座をやらせていただきました。
豊橋では4年前から一日講座でやらせていただいておりますが、
常に新しい方が受講してくださいます。
「野菜を無駄にしたくない。」というのが受講理由の一番。
豊橋は農業が盛んな地域なので、
直売所には新鮮な野菜があふれ、
家庭菜園で野菜を作る人もかなりいらっしゃいます。
今回も熱心な受講生さんがご参加くださいました。
干し野菜の基本(干し方、干し時間、保存と活用法など)について
お話しさせていただきましたが、
次々に質問が起こります。
やはり一番の問題は、干すまではできても
料理の仕方がわからないということ。
「使い方がわからない時は、いつもの料理に使ってみて。」
とアドバイスしています。
なすの揚げびたしを干しなすで作ってみるとか、
すき焼きのネギを干しネギに変えてみるとか・・・。
今回、試食でお出ししたものはこちら。
・干したけのこと桜えびのご飯
・干しきゅうりの和え物
・干しみょうが入り鶏つくね
・干し金柑のパウンドケーキ
「食感がおもしろい!」
「噛むことが苦手な子供たちに食べさせたい。」
「干したみょうがの香りと辛味がじんわり出てくるのがいい。」
「金柑を干すだけで、オレンジピールの代わりに使えるなんて!」
と、うれしい感想をいただきました。
でも、今回一番びっくりしたのは、受講生さんたちから、
「先生、この講座の準備、かなり大変だったでしょ?
私たちは、座って聴いて、食べるだけだからいいけど、
先生は、準備に時間をかけてくれたよね。」
と言われたこと。
準備のことまで気にかけてくださったのは初めてなので、
とても感動いたしました。
これからも、食に対して真摯に取り組み、
楽しい講座を皆さまと作り上げていきたいと思います。
ありがとうございました。
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