磐田市の池田交流センターで
干し野菜の料理教室をやらせていただきました。
今の時期にたくさん採れる大根、白菜、キャベツ、ネギを中心に
お料理を考えました。
まず、干してきた野菜や果物を見ていただきました。
もとの野菜や果物が何だったのか、
皆さんに考えてもらいます。
今回は、細かく切ったものだけでなく、
大きく切ったセミドライのものも用意しました。
干し野菜のメリット、作り方、干す時の注意、活用法などを
お話させていただきました。
やはり、皆さんが悩まれているのは、
「切り干し大根や乾しいたけは、干し加減がわかるけど、
それ以外のものは、どこまで干したらいいのかわからない。」
ということと、
「干すまではできるけど、活用法がわからない。」
ということでした。
そこで、大根の干したものを3種類お見せしました。
切り干し大根も、いちょう切りの3~4日干した大根も、
たった一日だけ干した大根も、
みんな正解!!
みんな干し野菜だということをご理解いただきました。
さあ、いよいよ調理実習です。
調理をしながら、
「干し野菜って、すでに切った状態で干されているから、
調理の手間が省けるし、生ごみもあまり出ないね。」
という声が聞こえてきました。
そう、それも干し野菜の魅力です!! (^^♪
完成したお料理は、こちら。
・干しネギと生姜の炊き込みご飯
・干しキャベツとツナの煮込み
・干し白菜の甘酢漬け 干し柚子入り
・干し大根と豚肉のオイスターソース煮
・干し金柑入りパウンドケーキ
皆さんが作られた干し白菜の甘酢漬けは、お土産に持って帰ってもらい、
試食の時は、昨夜、私が漬けたものをお出ししました。
干し金柑のパウンドケーキも、昨夜焼いたものです。
皆さんの感想は、
「野菜がより甘く感じられる。」
「干した白菜とキャベツを見た時は、色が汚いと思ったけど、
こんなにおいしくなるなんて!!」
「調味料が少ないのに、味がしっかりしみている。」
「調理時間が短くて済むので、休日にまとめて干して
活用していきたい。」
今回も、干し野菜の魅力が伝わったようで、とてもうれしいです。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
毎日の食卓に、よく噛む音が響き渡りますように!! (*^-^*)
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