”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

クラウンメロン 世界へ

2014-12-20 17:14:15 | 野菜

ここのところ、クラウンメロン(袋井産のマスクメロン)を

県外のお友達にお送りする機会に恵まれています。

考えてみると、私は今まで、県内の友人や親戚に

クラウンメロンをお送りすることはありましたが、

県外へというのは、初めての経験です。

   

  

果物屋さんに行けば、もっ早く先方にお送りできるのですが、

私は、信頼できる農家さんに直接配送をお願いしています。

そうすると、収穫してから、生産者で作るブロックごとに

糖度などを調べる検査が行われます。

そして、その検査に合格したもののみ、出荷されます。

ですから、注文から配送まで1週間くらいはかかってしまいます。

  

でも、そうやって選び抜かれたものがお届けできるので、

本当にうれしい感想をいただくことができ、

私までが、大変誇らしい気持ちになりました。

  

 

思えば、メロンというのはちょっと変わった農産物です。

生活者にできることは、地元農産物を買い支えることで、

地元の農業を守っていくこと・・・

と言われます。

  

白ネギやキャベツなら、毎週でも買うことはできます。

毎日のお料理に使うこともできます。

でも、メロンは自分のために買うものではありません。

大切な人に送ることで、地元の農業を守ることにつながる・・・

ちょっと別格な農産物です。

 

  

  

 

さて、そんな袋井のクラウンメロン。

県外だけでなく、世界へ向けて輸出が始まろうとしています。

  

国際的な農産物安全管理基準(グローバルGAP)の

団体認証取得に向けた審査が秋に行われ、

合格後は、インドネシアへの輸出を始める準備が

来年1月から進められます。

  

インドネシア人から袋井に、"Enak!!"(おいしい!)と

絶賛の声が届きますように!!

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