ここのところ、クラウンメロン(袋井産のマスクメロン)を
県外のお友達にお送りする機会に恵まれています。
考えてみると、私は今まで、県内の友人や親戚に
クラウンメロンをお送りすることはありましたが、
県外へというのは、初めての経験です。
果物屋さんに行けば、もっ早く先方にお送りできるのですが、
私は、信頼できる農家さんに直接配送をお願いしています。
そうすると、収穫してから、生産者で作るブロックごとに
糖度などを調べる検査が行われます。
そして、その検査に合格したもののみ、出荷されます。
ですから、注文から配送まで1週間くらいはかかってしまいます。
でも、そうやって選び抜かれたものがお届けできるので、
本当にうれしい感想をいただくことができ、
私までが、大変誇らしい気持ちになりました。
思えば、メロンというのはちょっと変わった農産物です。
生活者にできることは、地元農産物を買い支えることで、
地元の農業を守っていくこと・・・
と言われます。
白ネギやキャベツなら、毎週でも買うことはできます。
毎日のお料理に使うこともできます。
でも、メロンは自分のために買うものではありません。
大切な人に送ることで、地元の農業を守ることにつながる・・・
ちょっと別格な農産物です。
さて、そんな袋井のクラウンメロン。
県外だけでなく、世界へ向けて輸出が始まろうとしています。
国際的な農産物安全管理基準(グローバルGAP)の
団体認証取得に向けた審査が秋に行われ、
合格後は、インドネシアへの輸出を始める準備が
来年1月から進められます。
インドネシア人から袋井に、"Enak!!"(おいしい!)と
絶賛の声が届きますように!!