UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

真澄の空に木々は燃え、その三・・・美しきものを見し人は・・・

2017-11-19 01:35:04 | 日記

 昨日の日記に載せました写真はいかがでありましたでせうか?

えっ、まだ空の青さが足りない、まだ木々の燃え方が不十分だと、同じことをまたしてもおっしゃるのですか?

そう思われる方は、そうは思われない方も、どうか今日の写真をクリックしてご覧くださいませ、GGIの鋭意なる努力の結果がこの写真でございます。説明は無用でありませう・・・空の青さはあまり変わっておりませぬが、木々のほうはかなり燃えております

「美しいものだけを見たい」というのは、昨日の日記に書きましたように危険な兆候でありますけれど、「美しいものを見たい」と思うのは人間としてごく自然な望みでありませう

けれども、油断は禁物、人生は危機に満ちているのです、「美しいものを見たい」という気持ちにも危険は潜んでいるのです。

かつて、ある西洋の詩人が次のような詩を書いております。この詩は作家の堀田善衛がその西洋の絵画についての著作「美しきものを見し人は」で引用していた詩です

  美しきもの見し人は、
  はや死の手にぞわたされつ、
  世のいそしみにかなはねば。
  されど死をみてふるふべし
  美しきもの見し人は。
                 フォン・ブラーテン 生田春月訳 

この詩をダシにしてGGIは先代の日記に、いささかおセンチな一文を書いております。どうでもいいけど読んでもいいよと思われる方は以下のサイトをご覧くださいませ。築戦前の旧八重葎庵時代の日記です

http://blog.goo.ne.jp/yossarian/d/20060823

急に寒くなりました、昨夜は冷たい風が吹いていました、この風でナンキンハゼの葉がわがガーデンに絶え間なく舞い落ち、あはれ今年の秋も去ぬめりということになるでありませう

なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!