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透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

防災のシンボルとして

2022-03-06 | g 火の見櫓観察記



 長野県朝日村の旧役場庁舎(1936年(昭和11年)建設 過去ログ)が今年度中に解体撤去され、役場の敷地内に立っている火の見櫓も同時に撤去されるということを聞いていた。


撮影日2022.03.05

昨日(5日)出かけて見ると、2月上旬に始まった解体撤去工事はほぼ終わり、役場庁舎は姿を消していた(写真②)。奧の方に火の見櫓の見張り台から上の部分が残されていることに気がついた(写真②、③)。 




山形村にて 撮影日2013.03.30

役場の跡地は防災広場として整備されると聞いている。どうやら、広場の一角に火の見櫓の上部を残すことになったようだ。そうでなければ、写真④のようになっていたはずだから(過去ログ)。(*1)


*1 念のために追記するが、山形村には火の見櫓を残した事例もある(写真⑤)


山形小学校の前庭に残された火の見櫓の上部

朝日村の防災広場にもこのような火の見櫓が出現するだろう。


 

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人類絶滅は愚行が招く・・・

2022-03-05 | g 新聞で学び考える〇

 恐竜絶滅の原因として最も有力なのが隕石衝突説だ。今から6600万年ほど前、巨大な隕石がメキシコのユカタン半島に衝突、大量の粉塵が巻き上げられたことにより、太陽光が遮られて長期間に亘り気温が低下して植物が育たず、多くの恐竜はエサを失い、絶滅していった・・・。

 
信濃毎日新聞2022年3月5日付朝刊第3面の見出し

同紙の記事はロシア軍がウクライナ南部にある欧州最大級のザポロジエ原発を砲撃したと報じている。また、「「最悪の罪」自覚はあるか」という見出しの社説で**核燃料や格納容器に害が及んでいたら・・・。両国のみならず、周辺国をも取り返しのつかない状況に陥れていた。たとえ誤射としても至近距離で発泡すること自体、常軌を逸している。**と書いている。

恐竜は巨大隕石が地球に衝突したことによって、絶滅に至ったという説が最有力だが、人類絶滅は実に愚かな蛮行が招くのかもしれない。メディアが報ずるロシア軍のウクライナ侵攻のニュースを見ていると、それがリアルな予想となるような気がしてならない。

今日(5日)日本の近くをミサイルが飛翔した・・・。


 

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「宇宙は数式でできている」

2022-03-04 | g 読書日記

360

 『「廃炉」という幻想 福島第一原発、本当の物語』吉野 実(光文社新書2022年)を読み終えた。廃炉作業がいかに困難か、分かった。デブリの取り出しなんて無理、無理と思った。仮に取り出すことができたとして、そのデブリをどうするのか・・・。「廃炉」、この問題は知らぬが仏なのかもしれない。もちろんそれではいけないのだが。朝カフェでこの本を読んで、今日は何か好いことがあるかもしれない、などという明るい気持ちになることはなかった。

次は『宇宙は数式でできている なぜ世界は物理法則に支配されているのか』須藤 靖(朝日新書2022年)。


ちくま新書61冊

自室の書棚に並ぶ新書では中公新書が一番多くて約90冊、次いで岩波新書で約80冊、ちくま新書約60冊の順で朝日新書はほとんど読んだことがなく、書棚に4冊しかない。書店で『宇宙は数式でできている』を目にした時、おもしろそうだな、読んでみようと思った。

宇宙に関する法則、知っているのはケプラーの法則(第2法則)だけというお粗末な状況。ケプラーは神が創造した宇宙だから、美しい秩序がそこにはあるはず、という先入観を持って、惑星を観測した。だから法則を見つけることができた、と昔読んだ本に出ていたという微かな記憶がある。

『宇宙は数式でできている』に書かれていることがきちんと理解できるとは思えない。まあ、なんでもかんでも読んでみようと、買い求めた。

今日(4日)、朝カフェで読み始めるつもり。この本はどうだろう、何か好いことがありそうという気持ちになるだろうか。『本所おけら長屋』なら、間違いなく明るい気分になるんだけどなぁ。最新第18巻が今月末には出るらしいから、楽しみに待とう。


 

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