透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

― 朝日村の火の見櫓

2014-11-12 | A 火の見櫓っておもしろい



 長野県朝日村は役場前の火の見櫓。朝日村には大小合わせて17基の火の見櫓があるが、これが1、2番目に高い火の見櫓。3角櫓に円形の屋根と見張り台は松本平によくある組み合せ。役場の前という立地や櫓が東京タワーのように末広がりなっていないことから建設年は古いと推察する。木造の役場庁舎は戦前の建設(確か昭和11年)で、長野県内では最も古い部類に入る。



見張り台の大きさと比べ、屋根が小さくてアンバランスな印象を受ける。半鐘には雨がかからないように、見張り台の消防団員が雨に濡れるのは仕方がないと考えたのだろう。

梯子が見張り台の床で止まらないで上に突き出ているが、これは上り下りしやすいように配慮した結果。


追記 191225 以前は道路の反対側に立っていたとのこと。


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