1512 大町市常盤 西山公民館 3柱66型トラス脚 2024.07.10
■ 昨日(10日)のヤグ活で29基の火の見櫓を見たが、この火の見櫓を見るのは初めてだった。
中間に踊り場はないが、背の高い火の見櫓だ。櫓のプロポーションも好いし、屋根と見張り台の大きさのバランスも好い。脚がトラスなのも好い。横架材の間隔がやや広いか。もう少し脚を長くして、その分横架材の間隔を狭くしても好かったかもしれない。だが、火の見櫓の製作過程で、そこまではチェックできないものと思われるし、芸術品を制作しているわけではないのだから・・・。
火の見櫓の構成要素の微妙な違いが印象に影響するということを改めて知る。丸鋼の交叉ブレースに割枠式ターンバックルが使われている。リング式ターンバックル(輪っか)がないと少し寂しい。
大町の火の見櫓の外付け梯子には落下防止カゴが付いている。
脚部 トラス脚。下端だけ、トラスを形成していないのはちょっと残念。