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明治村に移築されている品川灯台 撮影日:2016.12.03
松本市島立(松本地域振興局の近く)の火の見櫓 撮影日:2011.12.24
■ 灯台の屋根のてっぺんについている球状の部分を灯台を扱う技術者の多くが冠蓋(かんがい)と呼ぶ、ということをごく最近知った。火の見櫓の屋根のてっぺんにもこの冠蓋とよく似た形のものがついていることがある。私はこの球状のものを「だんご」と呼んでいた(過去ログ)。
球状の形をなぜ冠蓋と呼ぶのだろう・・・。冠の意味をあらためて調べると「頭にかぶるものの総称」とある。だから別に王様が頭に載せるクラウン(王冠)のような形でなくてもよいわけだ。で、蓋はふた。屋根の(てっぺんの)蓋か、なるほど!
冠蓋という技術用語を知ったから使いたいが、だんごも捨てがたい。これからは両方使うことにしよう。