オリンピック～炎のランナー

さて前回は、うんざりする程の国威高揚の共産党バンザイ開会式。
ヒゲ的には、二度と観たくないチャイナ・セレモニーでした。
今回のロンドンは、その反省も或るのでしょうか？
上品な演出でした。

　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　

００７役俳優が、女王と登場すると、たちまちの盛り上がり！
そして生（？）オーケストラと喜劇俳優が現れて、何を演奏するのだろう？
ここは英国、じゃあきっとヘンデルの祝い曲辺りかなと。
演奏が始まると、アッ！　なるほど、コレも有りだなー！
田園でも一度だけ、プログラムされた事がありました。

９０年代、田園・吉兆の間　～～～
某放送局のＫさんが、２人のお客様を連れてお出でになりました。
今日は、何やら趣向がありそうです。
ヒゲも、急いでＢＧＭのプログラム変更です。
やがて、田園のママも部屋に入ると、驚きの趣向が整いました。
其処には、三人の　『　アケミ　』　さんが揃ったのでした。
　　　　　（　以前、ブログにも書きましたが　）
ヒゲのカァちゃんのアケミさんは判りますが、後の２人は？
ひとりは、Ｍ・アケミさん。
ほら、Ｑちゃんとオリンピック代表を競った　・・・　。
もうひとりも、Ｍ・アケミさん。
駅伝でのごぼう抜きで有名に成った　・・・　。

日本酒で、宴が盛り上がる頃でした。　　　
それまで、季節の音楽が流れていたのが、急に映画音楽が登場です。
『　炎のランナー　』　のテーマ曲、オリジナル・サウンドトラックです。
ヒゲは、吉兆の部屋を襖越しに、耳をそば立ててみました。
当然、英国紳士風な上品なトークが繰り広げられてると期待して。
耳に入ってきたのは、とんでも嬌声とお笑いの声。
まるで、　　　やって来ました　かしまし娘～　　　　 を地で行く有り様です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ヒゲ　　「　　あっー　　　格調が　・・・　　　　」

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粗（アラ）喰い家族

先日のブログ（太刀魚の話）で、娘がでつぶやいていた。　（Facebook上で）
娘　「　背ビレなんか取らなくても、簡単に食べれるヨ？　」
ヒゲ　「　それはネ、片山家がチョー特殊な食習慣だからサ！　（笑）　」

８０年代前期、栄通り田園　～～～
板場６人を解雇して、ヒゲ一人で段取りしろと云うトレード。
即座に手足となって動いてくれる補助要員が見付かるはずもなく、トンでもない話。
こんな奇策で廃業を免れた店。

随分回復したのだが、ヒゲの収入は相変わらずのまま。
そんな中、　「　どうやってお金（会社ではなく個人の）を貯めようか？　」　とカァちゃん。
「　とことん出費を削るしかないなぁ！　」
俎上に挙がったのは、エンゲル係数（食費）でした。
店休の前日には、整理しなければならない食材があります。
活き造りしたヒラメのアラはよく残りました。
こういうのを、持ち帰るのです。
と云う事で、日曜日の子供達との食事は、　『　ヒラメのアラ鍋　』　が度々。
ヒラメのアラと云っても、小振りな物もあります。
身はわずかに腹の所にしかないっていう、子供にしてみたら厄介なヤツ。
煮えばなを上手く取らないと、鍋の中でバラバラに崩れる事に。
こんな食事ですが、不思議な物で、慣れというか、コレしか無いと観念したのか（？）、
上手に食べれる様になるのでした。
〆の雑炊に紛れ込んだ小骨まで、巧く取り出す娘には驚かされました。
因みに、今の飼い猫トンに骨付きの魚を与えると、知らんふりしています。
諦めて、パクっとくわえても、直ぐにペッと吐き出します！
「　このジジ（魚）、骨が付いているよ？　」
「　骨を抜いてくれ～　」　とアピールするのです。
何て事でしょう！
貧乏時代の子供達は、ゴミ箱行きの魚しか食べられなかったのに、
この駄猫は、人間様と同じ刺し身を食べての贅沢三昧！
　　　　　　　　　　　　　　　　
小平目のアラは、普通唐揚げにして骨ごと頂きます。
何故なら、あまりに身が少ないから、アラ炊きなどの方法が使えないのです。
そんな平目のアラ、骨と骨の間に極わずかな身が付いてます。
このわずかな身を、小学校低学年の時から、箸でほじくり出して食べてた子供達。
当然ながら、日本一の粗喰い少年少女に育ちました。　（笑）
そんな娘ですから、骨付き太刀魚の塩焼きなんぞ、目隠しでも食べれるのは当たり前！！
どうぞ皆さん！　
ウチの子供達と、アラ煮早喰い合戦なんぞ、なさらないで下さい。　（大笑）

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或る日の夕食

我が家で時折ある出前日。
その日は、鰻屋さんからと云う事に。　
郵便受けに配布されていた営業チラシに、乗っかったって訳です。
　　　（土用の丑の日より、だいぶ前の出来事。）
ヒゲが選んだ献立は、　『　柳川定食　』　　３３００円

　　

お味は、小さい声の　「　まぁまぁ　」　なのだが、カァちゃんの時間稼ぎと、
ヒゲの身体の楽さを考えると、悪くはないと思うしかないのだろう。

前回の　『　お好み焼き　』　の時は、二人とも手を上げた。
翌朝、胸焼けしてしまったのだ。
化学調味料　・　こってりソースが影響したか。
ヒゲは、　「　ビールがないと喰えない！　」　と。

重宝する出前だから、贅沢は言わないが、なかなか選ぶのが難しいものだ。

ついでに、喰えなかったヤツをもうひとつ。

　　　　　　　
我が家のベランダ菜園の　『　キュウリ　』
形もずんぐりで悪いが、味ときたら　・・・　スイカの皮より不味い。
俄かお百姓さんのカァちゃんも、これで諦めるかな？
まぁ、苦瓜（ゴーヤ）は、まだ生っているのがあるし、元は取った様だ。　（笑）


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