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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ハモ物語~デパ地下グルメ

2018-08-12 15:04:35 | よもやま話・料理編
先日、カァちゃんが、ハモの落としを買ってきた。
鶴屋デパート鮮魚店の刺身コーナーからです。
最近は熊本でも、ハモを食べる習慣が定着し始めているのか、いつも並べてあるそうです。
だが、カァちゃんのお眼鏡に叶うものでは無いらしく、珍しい事でした。
「 他に、お気に入りがなかったので ・・・ 」 と云うことらしい。
           
               《 現物ではありません。 》

で、ヒゲもさっそくソレを肴に、米焼酎“ 武者返し”のお湯割を。
常圧蒸留の焼酎で、今の若い方々には不向きかも?
頂くと、皮が噛み切れません。
しょうがない、身の部分だけ歯でこそいで食べましょう。 
グラリします。

今でも、この程度のハモ料理しか出来ないのか!?
ほんのかすった程度の、真似仕事なんでしょうネ。
お湯で、『霜降り』とやらをすれば、出来上がりと思って演っているのか。
チャチャッとすれば、霜降りの一丁あがりなんて ・・・ (怒)
身と皮の、火の通る『時間差』には、全く思い至らないのが情けない。
皮に対する認識がないのでしょう。
コレは、デパ地下さんだけでなく、市内の料理店でも同じ処が多い。
せっかくの、ハモの産地と豪語するのに、勿体ない。

やはり最近、手に入れたハモのパック。
機械で骨切した鱧の生上身です。
         
             《 これも、現物ではありません。 》

天ぷらで頂くことを想定した買い物でした。
「 うぅ~ん、悪くないじゃないか! 」 カァちゃんの天ぷらも。
バッテンさん処の和食・料理長が使いたがるのも、理解出来る気がする。 (笑)
なるほど~!
熊本市内の居酒屋で、割りと何処でも、ハモの天ぷらが置いてあるハズ。
このマシーン切りのパック鱧さえ注文すれば、手間かからずに準備できるからだ。

すると何だ!?
天ぷらのネタは、電話一本で全て揃う訳かいな。
処理済みの海老・キス・ハモが!
面倒な作業は、外国人やマシーンにお任せ。
平成は、自力で鱗や殻を取る必要は無用という、楽チン調理場に仕上がったのか!?
昭和の天ぷらオジサンには、なんだかナ~~
                       

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2 コメント

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ナンチャッテ割烹もどき居酒屋 (batten)
2018-08-13 21:37:28
和食屋でチョイと修業して、目先の給料にほだされて居酒屋に就職。

とりあえず刺身が引けるが魚を下ろすのは苦手、鮪はサク(羊羹)で納品。
サラダと揚物(半既製品)は得意、でも煮物や焼物は不得手。
昔の仕事、例えば「小川」「龍眼」「けんちん」「松風」「小袖」などは献立に入らない。
造りの妻は、無しかケン(業者納品)で南瓜やラディッシュのケンなど見かけず。

そんな連中が大好きな最近の冷凍&半期製品。
ヒゲオヤジ殿が元気なら私が展示会に引っぱって行きますけどね。

京都で修業されたヒゲオヤジ殿には邪道でしょうが
鱧料理は焼霜が最近は好みですし。
落しは水に取らずに山葵醤油なんてのも好きです。

そう言えば上通りの裏手に、金髪でピアスの職人がいる居酒屋があります(多分。
その店もそうですが、下手上手な手書きの店が多いのもその手の店ですね。




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ローリングストーン (ヒゲ)
2018-08-14 13:22:06
あっ、そうですね、熊本でもやたらに店が増えたせいか、クルクルと店を移る0鹿者が多いようです。おかげで何処の店も求人難。ご指摘の仕事、煮物の小鉢が出ると、カアちゃんが嫌な顔。焼き物が出ると、私が嫌な顔。そんなに高い期待じゃあないのですが、笑。

さて、お気に入りの焼き霜のハモ。
実は、ずーっと以前のブログで紹介した事が。
「 ハモの落としは有名ですが、今日はハモの落さずを御紹介します。」とか言いながら始まったブログ。ヒゲのオリジナルではなく、大阪方の仕事ですと。京都の落としてアッサリではなく、脂を内蔵した美味しい食べ方でしょう。ヒゲも一度だけ店で試みた事が。いやー、驚きの美味でした。もう一度食べたいのですが、笑。
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