田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

藤井聡太二冠フィーバー

2020-09-10 17:06:18 | ヒゲの盤上の世界
もうお迎えが近いヒゲですから、羨ましいとかジェラシーとかの感情とは
縁がうすいハズなんですが ・・・ 。
ところがドッコイ!
こんな枯れた隠居人にも、まだ煩悩(?)が残っているのですね。
些細なことですが、藤井聡太フィーバーから起きた、現在の将棋ブームです!
これには、激しい焼きもちが沸き上がります。 
                 

今は、アメリカ大統領選挙の真っ最中。
この中に、不思議な用語が登場します。
『 隠れトランプ支持者 』 と云う言葉です。
日本人には奇妙な語感ですが、ヒゲには分かる気がします。
支持者ではあるが、同氏のあまりに下品で、言動の悪いのに怖じけついて、
トランプ・ファンとは言えない雰囲気があるのでしょう。
つまり、表立ってファンと声をあげられない、日陰者みたいに隠れている人。
実はこの人達が、前回の選挙で女性候補ヒラリーを負かした原動力でした。
今でも、トランプの人品の愚劣さが凄まじいので、支持者と言うのを躊躇われる?(笑)
そう、何故かヒゲは、そんな隠れ支持者の気持ちが理解出来るのです。
                
昭和30〜40年代の熊本。
以前にも話題にしましたが、将棋の地位は非常に低いものでした。
当時は、将棋盤の横に一升瓶据えての茶碗酒は当たり前。
勝負がつくと、札束が盤上を行き交う光景も。
更に、映画・王将の坂田三吉の暗〜い夫婦像と相まって、マイナーのイメージ。
まるで、将棋指しは博打打ちか、与太モンみたいに見られていました。
               
だから、高校生ヒゲが下手に 「 将棋が趣味なんです! 」 なんて口に出したら、
「 おまえは変人だな! 」 と周りから白い目で見られ、後ろめたい気分に。
めげずに、 「 私は将棋の有段者です。(当時はレア) 」 なんて言うと、
今度は軽蔑感が絡みつく。
「 仕事(勉強)はしないで、極道者の道楽ばかりして  」 と。
そんな雰囲気ですから、決して将棋のことは口にしないようにしていました。
そう! まるで現在のアメリカのようでしょう?
「 トランプ応援団 」 なんて、決して口に出来ない雰囲気に似て。
      
そんなダークな過去がある者から、現在の将棋人気を見たら、
「 信じられな~い! 」 の一言が。
今では、将棋が趣味ってだけで、尊敬を得ることが出来るでしょう。
もし、孫たちが将棋に興味を持って、ヒゲのことを知ったら ・・・ 
「 ねえ〜ねえ~ お爺さまは、昔、とっても将棋が強かったんだってネ。
  今、藤井聡太くんとプレイしたら、ドッチが強いの? 」
なんて質問が、出るかもしれませんね?
                  
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