近所の小学校のグラウンドで盆踊りをやっている。これがびっくりするほど、にぎやかなのだ。屋台が何店もでて、小学生らしい女の子たちは、みんなゆかた姿だ。子供たちも、おばさんたちも、ゆかたで踊っている。まさにご先祖様をお迎えする踊りだ。小学校の校庭だけじゃない。あちこちの公園で盆踊りをやっている。
わたしが子供のころは、帯広でも町内の広場にやぐらが組まれて、にぎやかに盆踊りをやっていた。踊りの主役は、子供ではなく大人だった。若者だ。男も女も踊っていた。いわばディスコ状態だ。やぐらを中心に踊りの輪が何重にもなっていた。やぐらの上には太鼓を叩く男がいた。
スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ。女性メンバー、クローデット・ロジャース・ロビンソンは、スモーキー・ロビンソンの奥さん。名曲「マイ・ガール」は、彼女に捧げられた。モータウン・レコード最初の女性の契約アーティストだ。
ビートルズがカバーしていた、You Really Got a Hold on Me は、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズがオリジナルだ。
マイケル・ジャクソンの追悼イベントで、まず最初にスモーキー・ロビンソンが、開会の辞みたいな挨拶をしていた。それは、ミラクルズがモータウン・レコード最初のアーティストで、スモーキー・ロビンソンが、モータウンの副社長だからだ。ミラクルズの成功なくしてその後のモータウンの成功はない。ソウル・ミュージックの大レーベル、モータウン・レコードも、はじめは、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズしかいなかったのだ。ジャクソン5を、社長のベリー・ゴーディと育てたのも、スモーキー・ロビンソンだった。
テンプテーションズの名曲「マイ・ガール」も、ミラクルズのスモーキー・ロビンソンとロナルド・ホワイトの作詞・作曲だ。1965年のビルボード・ホット100の№1になり、R&Bチャートでは、なんと15週間つづけて№1だった。そのあと、オーティス・レディングがカバーして全英、全米№1になっている。
「マイ・ガール」のカバーは、ローリング・ストーンや、スティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、マービン・ゲイなどモータウン・レコードのアーティストなどから、現在にいたるまで多数ある。日本人もカバーしていた。
テンプテーションズ「マイ・ガール」のリード・ボーカルは、デヴィット・ラフィンだった。曲そのもののすばらしさもあるが、デヴィット・ラフィンのボーカルの魅力が、この曲の大ヒットに欠かせない要因だろう。そして、アレンジが、イントロから抜群のセンスだ。
テンプテーションズ My Girl http://www.youtube.com/watch?v=ltRwmgYEUr8&feature=related
スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ You Really Got a Hold on Me http://www.youtube.com/watch?v=IRl8amxdNbE
ビートルズ You Really Got a Hold on Me http://www.youtube.com/watch?v=zs26kKHxjS4&feature=related
オーティス・レディング My Girl http://www.youtube.com/watch?v=HWlIsvzT__M
オーティス・レディングのバックでギターを弾いてる、長身のハンサムな白人青年が、スティーヴ・クロッパーだ。その変貌もなかなか激しい。