Ommo's

古い曲が気になる

昔、テレビを観るとバカになる、と言われたものだが…………

2015-07-30 | 日記・エッセイ・コラム

 暑いので、夕暮れになって買い物にでる。まぁ毎日毎日……父親の食材を買いに出かけなくてならない。父親のような、こういう贅沢な人生もあるんかいな? と、気分が悪くなる。

 きょうも、アイスキャンデーが無くなるのだ。冬も夏も、年中、冷蔵庫にアイス満載で、夏になると、一日10本~20本と食う。買ってきても、買ってきても、なくなる。年をとってボケたからじゃない。若い時から、テレビの前のソファーに座って、貪るようにアイスキャンディーを食い、酒を飲み、タバコをふかしている。

 

 しかし……老人は、テレビが好きだ。わたしの父は、一日20時間以上は、テレビの前のソファーにいて、酒を飲み、つまみを食い、タバコをすって、居眠りしては起き、居眠りしては、起きてる。

 

 階下に下りて行くと、父は、大音響のテレビの前でリモコンを握ったままソファーで横になって寝てる。うるさい。こんな深夜に……この音…ご近所にも迷惑だから、と、スイッチを切る。

 すると、二階にあがって数分で、階下からテレビの大音響がなり響く。これが、一晩じゅう、朝までどころか、夕暮れまで続き、やがて父親は、寝室にいく。そして、2~3時間後、起きてきた父は、すぐにテレビをつける。

 

 人は、何十万年も新聞もテレビもないところで、人生をはじめ、自分の死を受けいれ、人生を終えてきたんだろうに……………と、思う、今夜のわたしであった。

 

 


『別れの朝』、ふたりは………前野曜子さん

2015-07-30 | 日記・エッセイ・コラム

 

 ペドロ&カプリシャスの大ヒット『別れの朝』は、1971年。ヴォーカルは、前野曜子さん。

    前野曜子 別れの朝  https://www.youtube.com/watch?v=ejPpiWasGXc

 

 なんで今夜、酒、飲みながら、ペドロ&カプリシャスの初代ヴォーカル、前野曜子さんの歌を聴きながら、ここに書いてるか、というと……今日が、若く脳腫瘍で亡くなった前野曜子さんの命日だからだ、よ。

 

 

 

 

 

 

 


東京オリンピック・エンブレム

2015-07-30 | 日記・エッセイ・コラム

 

 数日前に発表になった東京オリンピックの、クソみたいなデザインのエンブレムが、盗作じゃないか? と、ベルギーと韓国のメディアでトップニュースになっているらしい。

 なにも新たに高いデザイン料を払った、クソ・デザインではなく、招致キャンペーンに使っていた花のエンブレム…あるいは、いっそのこと、1964年・東京オリンピックのエンブレムじゃダメなのかいな……………? あのエンブレムは、素晴らしいと思うがな…。 


日本、女子サッカーは………

2015-07-28 | 日記・エッセイ・コラム

 

 日本の女子サッカーは、猶本光さん、田中陽子さん、仲田歩夢さん……そして、京川舞さんの時代だ。

 わたしは、映像でみた京川舞さんのユースのときのプレイがすごく好きで、プロ・デビューした年、千葉のスタジアムまで見にいった。

 INAK・神戸と千葉・ジェフ・レディースとの対戦であったか……………

 

 わたしは、京川舞さんの絶大なるファンだ。活躍してほしい。

 


サラメシ

2015-07-28 | 日記・エッセイ・コラム

 

 今日のNHKの”サラメシ”に……古今亭志ん生師匠がランチをとったソバ屋さんがあった。

 わたしが東京で警備のおじさんをやってるとき、十年以上所属した、派遣会社の上野支社が、このソバ屋さんの裏だった。だから毎晩、このソバ屋さんの前を通り、ときどき、食べた。

 

 

 わたしのような警備のおっさんは、仕事が終わったとき、現場で、監督から伝票にサインをもらう。17時23分までいました、とか、18時まで残業しました、と、そんな証だわな。

 その伝表を、ペーパーを、仕事終わった後、”会社まで持って来い!”、という。人間、だれも信じてないわけよね。

 上野に支店ができて、とても楽になった。毎日、仕事が終わった後、現場のゼネコンの監督のサインのペーパーを渋谷までとどける。交通費は、もちろん、ない。手出しだ。

 

 毎日、仕事が終わった後、電車乗り継いで、警備会社の本社まで、そのペーパーを持って行くわけ。横浜で仕事が終わって、渋谷の本社まで持っていくのは、まだいい。千葉・船橋で仕事が終わって、渋谷に行く? 

 それやって、3年。

 「仕事終わって、渋谷本社や上野支店に持っていかなくても………この伝票、現場近くのコンビニで、FAXで送ってはダメですか? 」と、若い社長に訊いた。「ぜんぜん、それでいいの。ずっと前から社員みんなに言ってるのよ」、と、いう………………。

 

 そんなわけで、わたしは、上野に詳しい。3年、毎日毎日、上野支店に行ってた。

 

 江戸だ………上野、浅草、河童橋。あの界隈が、好きだ。

 日本橋、人形町…………わたしは、好きだな…………。


ハーダー・ゼイ・カム

2015-07-26 | 日記・エッセイ・コラム

 

 ジミー・クリフ主演のジャマイカ映画『The Harder They come 』は、1972年の作品だろうか。北海道・帯広では、わたしが自主上映した。須貝興行帯広支社、土肥支配人のご好意で映画館をかりて上映することができた。

 もちろん、チケットを売り、会場代、フイルム代を払うのが、わたしの仕事だ。40年も前のこと。北海道・帯広でジャマイカ映画を上映するのも、けっこう、きつかったのよ………じつは…。

 いつも、なにかやりたいと思えば Many Rivers To Cross なわけよね。

ハーダー・ゼイ・カム [DVD]
ジミー・クリフ,ペリー・ヘンゼル
紀伊國屋書店

 


Many Rivers To Cross

2015-07-26 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

  みんな誰もが日々、Many Rivers To Cross だわな、と思いながら、父親の中国タバコやら、お気に入りアイスキャンデーを買いに歩きまわる。

  河を、渡っても、渡っても……また、渡るべき河がある………Many Rivers To Cross なんだわな。

 

  ジミー・クリフ Many Rivers To Cross   https://www.youtube.com/watch?v=SF3IktTk_pQ

The Harder They Come Original Soundtrack
Desmond Dekker,Jimmy Cliff,The Slickers
Island

土を背負う

2015-07-24 | 日記・エッセイ・コラム

 

 もうおそいのだろうが………と思って蒔いたカモミールと金魚草の種が芽を出してすこし成長してきた。苗をばらして植えてかえてやりたいのだが、素人なりに考えて、腐植土かなんかもやりたい。

 そんなわけで、近所のホームセンターでその土を買って持ってきたいのだが、わたしは、車に乗らない。人に頼むことじゃない。

 14ℓとあるから、全部水でも14㎏。両手でかかえてみて、大きく見積もってもせいぜい70%くらい、つまり10㎏前後の重量だろうな、と思った。これなら脇にかかえて持っていけるが………途中で何度か持ち替えるのも、かったるい。部屋にもどって、リュックサックを持ってホームセンターに引き返した。

 ホームセンターから家まで、2kmはない。そんなわけで、今日はちょっと暑い日だったが、リュックサックで土を背負って帰ってきた。


完成

2015-07-21 | 日記・エッセイ・コラム

 

 ひと月くらい前のこと、近所の商業施設の中の釣具屋で釣竿を買った。

 バーゲンセールのワゴンの中に、その竿を見つけた。ひどく安い。「伸ばしてみてもいいですか?」と、店員の青年に尋ねて、店の通路で竿を伸ばした。4メートル50センチ、ほしかった長さだ。

 散歩途中の帯広川で使うために、近所のホームセンターで3.6mの安い竿を買って使っていた。長さのこともあるが、わたしは、竹の竿のような自然に柔らかい、つまり軟調の釣り竿が好きだ。だが、いま、竹の釣り竿はあまりに高い。あまりに高い竹竿は買えない。だか、長い竿で、道糸も長くして釣ると子供のころの、川釣りの感んじがあじわえる。

 そんなわけで、3.6mより長い釣竿がほしかった。

 店のなかで伸ばして振った、そのバーゲンの、4.5mの釣竿は、なかなか心地いいのだ。

「どうして? こんなに安いの?」と、店のおにいさんに訊いた。高級そうな釣竿だ。

「中古なんですよ。そこのワゴンの中は、みんな中古なんです」と、おにいさんが言う。「一度、お客さんが買ってもどってきた、という意味の中古じゃないですよ。長い間どこかの釣具店の店頭にあって、結局、売れなった物なんです。お客さん手にしてるそれも、使った釣竿ではないんですよ。でも、すこしスレがあるでしょう。新品では、売れないんです」

 そんなわけで、その4.5m渓流竿を衝動買した。『帯広のラーメン、2杯分くらいの散財じゃないか』と、ウダウダ思いながら……………。

 

 その釣竿の威力は、少し前に、”2分で、ウグイのぴん子3匹、一投目でニジマス”と報告したはずだ。わたしは、水面を流れるテングスの動きと、釣竿の穂先を見ている。わたしは、子供のころから、カラ合わせをする。つまり、アタリを感じたときは、おそい。という、釣りだ。流れのなかの糸が、止まる、あるいはテングスが流れと少し違う方向に行く? このとき、すかさず合わせる。カラ合わせだ。魚が、俺の釣り針のミミズに食いついた、という想像で、竿先を鋭く上げる。

 

 しかし、「これ、やっぱ、中古だかな」と思うのは、釣竿の先端に付けるキャップだ。あまり緩い。長い年月の使用で消耗したのではなく、店頭に十年二十年、あるいは三十年あったのか、ゴムの劣化・硬化で細くなってきてるのか、キャップの機能をまっとうできない。つまり”ユルイやつ” だ。

 リュックに入れて、川にこの釣竿を持っていくたび、このユルい栓が不快だ。どうしようか? と、考えていた。とりあえず、ワインのコルクかな、とか…………

 

 それで、今夜は、外も雨なので、ワインの栓から、釣竿のキャップを作ってみようかな、と思った。

 

 わたしの場合、鉄の刃物が好きなので、道具を研ぐことからはじまるのだが、人は退屈だろうから説明はしない。

 

 酒を飲みながら、楽しい時であった。完成だ。いい出来ではないかな。


戸張さんの写真

2015-07-17 | 日記・エッセイ・コラム

 

 コタニ・アグリさんの亜麻畑で撮影した戸張さんの写真は、正しくは正方形ではなく、つまり、畝はセンターではなく、画面左を遠くへ向かって走る。しかし、昨日アップしたわたしのブログでは、畝が中央全体を占めて、原画と大きくイネージが変わる。原稿段階では、オリジナルの映像だが、『投稿する』をオンして「ブログを見る」と、右半分が切れている………何度試みても………。

 で、下に小さい写真をアップする。これがオリジナルで、ポイントしてリンクして拡大すると、正しい原画を見ることができるはずだ。


コタニ・アグリの亜麻。戸張良彦さんの写真。

2015-07-13 | 日記・エッセイ・コラム

先週、7月10日、上更別のコタニ・アグリで亜麻の花を見た。去年同様、写真家の戸張良彦さんの車に同乗させていただいた。

亜麻の花はもちろんだが、農場オーナーご夫婦、ミッちゃんと文ちゃんにお会いするのが、いつもたのしみだ。この農場の経営者・小谷さんは、わたしが尊敬する、じつに聡明で研究熱心、そしてタフな、まさにこの広大な十勝平野にふさわしい、偉大なお百姓さんだ。大学卒業後、カナダの農場で学び、十勝に戻って1000頭近い数の肉牛を飼育する牧場を経営していたが、きっぱりと牛飼いを止め、広大な牧草地すべて畑作にした。その決断力、行動力には敬服する。

 

亜麻の花、わたしの素人写真をアップしようかと思っていると、「ブログに使ってください」と、戸張さんがメールにご自身の作品を添付してくれた。 

戸張さんの亜麻畑の写真、これが凄い。これこそ、真の写真家の写真だ。

こういう視点は、アマチュア写真家にはない。こう撮れるテクニックもない。

亜麻の花は、朝咲いて、午後には落ちる。戸張さんの写真で、畦の下にずっと落ちている薄紫色のたくさんの小片が、朝開花して陽が高くなって散り落ちた花弁だ。花は数時間で散り、翌朝つぼみが開いて、またその日に落花する。なんとも儚い花の命だ。その、はかない花だが、ひと花がゴマより極小の種子を何個もつける。その小さい種を搾った油が、亜麻仁油。アマニ油だ。古代から人は、食用にしてきた。絵画の、油絵具を溶く油も、この亜麻の種子の油。

日本では、昭和30年代で亜麻の栽培は絶滅した。十勝・上更別のコタニ・アグリさんは、その栽培を復活させようとしている、日本でも数少ない農場なのだ。亜麻仁油は、健康食品として評価が高い。日本全国のパン屋さんが、この国産の、亜麻の油と種子を欲しがっているそうだ。

 

遠くに連なるのは、日高山脈。このあたりの南日高の山脈は、鋭く、そして、ほんとうに美しい。視界の右から左までずっと、氷河期のカールが残る高山が連なる光景は、日本ではここだけじゃないかな?

 

 

 

戸張良彦さんのホームページ http://www.y-tobari.jp/

もし、この写真を使うときは、ぜひ、戸張さんの許可をもらってほしいな。上のホームページにコンタクトのメール・アドレスがある。

 

いまや、人類みな、デジタルカメラマン。北海道の風景を綺麗に撮るプロもアマチュアも、それはそれはたくさんいる。だが、戸張さんの写真は、あまたのキレイ・キレイの写真と少し違う。かなり違う。アートだ。真の芸術だ。

 


老老介護は、けっこう、つらいのよ。

2015-07-13 | 日記・エッセイ・コラム

 

 きょうもわし、目覚めたのね、と、毎朝気分が悪い(だいたい、だれもやがて死ぬ。俺は今日も目覚めたのね、と、気分が悪いのは、父親のツラをみる一日がはじまるからだ。365日、父親の酒の肴をつくって、糞ついたパンツを洗濯して………そんなわたしに……気分が良い日があると思うかい?)、この地獄よりツライことはあるのかな? と、気持ちをつなぐ。 いつまで耐えられるだろ、か? と、思う。(父親のツラをみる一日がはじまるか、と思うだけで、目覚めると気が重いわな)。

 父親は、子が親につくすのは、当然とおもっているらしく、あらゆることが、平然だ。「俺の、アイスキャンデーがもう無くなる!」と、平然という。

 アイス? キャンディー!! ガキじゃないんだから、冷蔵庫にお気に入りのアイスがなくても、怒鳴るな、よな。と、悲しく思う。

 地獄だわな。

 


ピッチでガム噛む?

2015-07-12 | 日記・エッセイ・コラム

 

 女子サッカー・ファンのわたしとして残念なのが、なでしこジャパンのメンバーの、茶髪とガムだ。

 あんな茶髪、いまどき日本の、普通に仕事をしている女性はしてないだろ! (十年くらい前のJリーグのバカ男たちが、韓国人タレントみたいに茶髪にしていたが………)

 女子バレーボールをみたってわかるだろに………。なでしこジャパンの女子サッカー連中のような、ひと昔まえのヤンキーねいちゃんのような茶髪は、日本のスポーツ選手にもういない。

 今夜また、オランダ戦の再放送をみていたが、後半最後でゴールを許す、まぬけズラの日本キーパーは、ガムを噛んでる。

 信じられないことだ。国際試合の、4年に一度の、ワールドカップのピッチでガムを噛む? これ、日本人の感性ではないな。こいつ、このキーパー、日本人なのか? (わたしは、スタジアムで2回、このキーパーのプレイを生で見ている。2回ともキーパーの単純なミスで失点して、そのチームは負けた。いろいろ罵倒したいことはあるが、皆まで言わない)