Ommo's

古い曲が気になる

This Is It をみた

2009-12-30 | 日記・エッセイ・コラム
マイケル・ジャクソン THIS IS IT コレクターズ・エディション (1枚組) [DVD]

有楽町のピカデリー1で、マイケル・ジャクソンの「This Is It」をみてきた。空いているのはスクリーンの前だけ、キャパ800席が満員だった。女の人の入場料が1000円になる水曜日、レディースデーということもあるのだろう、お客の90%以上が女性だ。

映画は、三ヶ月にわたるリハーサルの記録だ。ずい分ひさしぶりのステージのはずだが、ダンスも歌も、すばらしい。とても50才とは思えない。リハでも手抜きがない。まさにプロフェショナルだ。(マイケル・ジャクソンやマドンナのような超一流のシンガー、パフォーマーは、きっと一流のバレエダンサーやマラソンランナーのように、ツアーがない日常も、毎日欠かさず、ダンスと歌のトレーニングをつづけているのだろう)

このリハーサルでは、マイケル・ジャクソンの、シンガーとして、ダンサーとして、パフォーマーとして、そして、人間としての誠実さが、ステージに関わるすべての人たちに伝わって、マイケルへの尊敬が、かれらのプロフェショナルとしての最大の能力を引き出している。ダンサーも、ミュージシャンも、コーラスのシンガーも、マイケル・ジャクソンとおなじステージに立つ喜びと名誉にあふれている。

わたしは、大昔、興行師だったから、レベルもスケールもちがうが、リハーサルの光景は、とてもなつかしい。

それに、ジャクソン5がデビューした1968年、わたしは、北海道の帯広駅前で、レコード屋をはじめた。かってのレコード屋として、マイケル・ジャクソンに対しては、ファンの人たちとは、また違った思いもある。とくに、わたしの、洋楽とフォークソングだけの、小さいレコード屋にとって、貴重な売上だった。生活をささえてもらったのだ。

映画をみていて、マイケル・ジャクソンの歌とダンスに感動して、こみ上げてくるものがあった。そして、帯広駅前のレコード屋での、さまざまなことを思い出して、なんどか泣きそうになった。

   This Is It  予告編 http://www.youtube.com/watch?v=cyrkcz7msfY&feature=channel

               

This Is It で、めちゃくちゃカッコいいリードギターを弾く美女は、オーストラリア出身のオリアンティ・パナガリス Orianthi Panagaris 。1985年生まれだから、24才。若い。

Believe
Violet Journey
オリアンティ・パナガリスを、カルロス・サンタナは絶賛している。マイケル・ジャクソンは、You Tube の映像でオリアンティ・パナガリスをみて、それで、今度のツアーのリードギタリストに採用してくれた、と、オリアンティ自身が言っている。ギタリストとして、夢のようなことで、こんな名誉なことはない、とも言っている。

   オリアンティ・パナガリス http://www.youtube.com/watch?v=BXf8oJq049w

マイケル・ジャクソン・メモリアルで、This Is It のシンガーたちと、We are the world を歌うロングヘアー、金髪、サングラスが、オリアンティ・パナガリスだ。黒いドレス、喪服で歌う We Are The World 。悲しすぎる。今年は、嫌な年だった。http://www.youtube.com/watch?v=u39_hHAnxqc&feature=fvw

This Is It のDVDは、1月27日の発売になるそうだ。

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This Is It をみたあと、靖国神社にお参りした。五時で門が閉まるので、走るように九段坂をかけあがってきた。

今年は、嫌な年だった。突然、マイケル・ジャクソンが亡くなった。最悪なのは、日本が、国家社会主義政権になったことだ。そして、中川昭一さんが亡くなった。来年、日本の政治は、もっとひどいことになるだろう。

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わたしは、『コンクリートから人へ』というスローガンが、好きでない。高層ビルや、橋脚や、ダムや、そういうコンクリート構造物もまた、自然の生物たる人間の作った物だ。それは、蟻塚とおなじだ。

アリが作った蟻塚が、自然であるように、人が作るダムも、高速道路も、また、自然なんだ。

蓮舫は、スーパー・コンピューターも、ロケット開発も、ムダだという。たしかに、ムダだ。ムダと、いえば、すべてが、ムダだ。音楽も、映画も、あらゆるものが、ムダだ。人生そのものが、ムダだ。蓮舫が、正しい。宇宙のなかで、わしらすべて、ムダだ。

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蓮舫に仕分けされなくても、わしらすべて仕分けされて、土になる。 すべて、ムダだ。

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初詣は、毎年、靖国神社にくる。年のおわりも、靖国神社だ。

勤皇、保守反動、右翼と、非難されることを恐れちゃダメだ。と、わたしは、北海道をでて、つらい仕事をやってきて思った。

左翼、リベラル、人権派、は嫌いだ。緑の思想とか、森のなんとやら、グリーンのほにゃらか、の環境云々のやつらは、好きでない。

わたしは、そっち側にいたこともある。少年末期のころ、大学は、外国語学部ロシア語学科だ。レーニンの話した言葉を学ぶのが、テーマだった。

いま、わたしは、右翼、勤皇、保守、反動、といわれることを、なにも恐れない。

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マイケル・ジャクソン、中川昭一さん、悲しい。


This Is It が、アンコール上映

2009-12-29 | 日記・エッセイ・コラム

マイケル・ジャクソンの映画「This Is It 」は、有楽町では、丸の内ピカデリーのなかの二館で上映していた。なんどかいってみたが、毎回、満席で売り切れていた。最終日も、悔しい思いで帰ってきた。見損なってしまったのだ。

きっと、わたしとおなじ思いの人が多かったのだろう。うれしいことに、19日からアンコール上映している。きょうは、有楽町マリオンまででかけて、あすの初回の指定席を買ってきた。これで確実に観られる。

たいがいの会社は、もう正月休み。地下鉄はガラガラだ。だが、銀座中央通りは、人であふれていた。人ごみで、やたらと中国語が飛びかうのは、台湾からなのか、共産中国からの観光客なのか。

銀座は、日の丸でいっぱいだ。

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有楽町から皇居・桜田門を通って、堀沿いを竹橋まで散歩した。

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年末だが、皇居の堀沿いにジョギングする人は、いつものようにたくさんいる。この界隈には、皇居沿いを走るジョッカーが、着替えて、シャワーを浴びられる店もあるらしい。

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元旦の夜は、ウィーン・フィル・ニュー・イヤー・コンサートがたのしい

2009-12-28 | 日記・エッセイ・コラム

元旦の夜は、NHK教育テレビで放映するウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートを、毎年たのしみしている。ウィンナー・ワルツを中心にポピュラーなクラシックの名曲が演奏される。

2010年のニュー・イヤー・コンサートは、ジョージ・プレートル指揮。放送時間は、元旦19:10から。世界46ヵ国同時中継なのだ。

     ウィーン・フィルハーモニー オフィシャルサイト http://www.wienerphilharmoniker.at/index.php?set_language=ja&cccpage=newyearsconcert

     1987年ウィーン・フィル・ニュー・イヤー・コンサート カラヤン指揮 http://www.youtube.com/watch?v=FHFf7NIwOHQ&feature=related

             

Live in Vienna [DVD] [Import]

                                                                   

ポップなクラシックでは、アンドレ・リュウのビデオもたのしい。クラシックをはるかに超越してショーアップされている。

アンドレ・リュウは、オランダ出身のバイオリニスト、指揮者だ。じぶんの楽団、ヨハン・シュトラウス・オーケストラをもっている。ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアでは、絶大な人気がある。スタジアムをつかって、まるでロックスターのようなショーをやる。日本にもファンが多い。何度か来日している。

    アンドレ・リュウ 「ボレロ」 http://www.youtube.com/watch?v=3-4J5j74VPw&feature=fvw

    アンドレ・リュウ Shostakovich' Second Waltz http://www.youtube.com/watch?v=LX1fiE0U1qA

    ユーチューブのアンドレ・リュウ・TV http://www.youtube.com/andrerieuTV

            

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 近所の境川。夕暮れの釣り人。     


渋谷にでかけた

2009-12-27 | 日記・エッセイ・コラム

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天気がいいので、渋谷のBUNKAMURA まででかけた。ドキュメタリー映画『ベジャール、そしてバレエはつづく』をみるためだ。

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2007年に、モーリス・ベジャールが80才で亡くなって、彼のバレエ団ベジャール・バレエ・ローザンヌは、ジル・ロマンが監督に就任する。そうして、モーリス・ベジャールの芸術は、ジルの振付で、モーリス・ベジャールを敬愛する団員たちによって継承されていく。そのドキュメタリーだ。

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ベジャール・バレエ・ローザンヌ芸術監督、ジル・ロマン。1960年生まれ。

     映画「ベジャール、そしてバレエはつづく」 http://www.cetera.co.jp/bbl/

     モーリス・ベジャール・バレエ団(ベジャール・バレエ・ローザンヌ)http://www.bejart.ch/

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しばらくぶりに文化村通りを上がってくると、東急百貨店本店のまえに、H&Mができていた。

渋谷には仕事以外なるべく来たくない。渋谷駅周辺は、わたしのような老人の来るところではない。

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渋谷で一番来たくない界隈、センター街。5、6年まえ、毎日仕事でここにやってきた。

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渋谷のなかでは好きな界隈、神宮前。キャットストリートの看板。

表参道の本通りから入った、このあたりにも、毎日仕事でやってきた。ひさしぶりに来ると、街の様相が変っていて、たのしい。古い家がビルになり、たくさん新しい店ができていて、驚く。この若者でにぎわう街のど真ん中に、小説家・筒井康隆さんの自宅がある。ときどき、着物姿で散歩をする筒井康隆さんをみかけた。

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キャットストリートから表参道にでて、地下鉄表参道駅まで上がった。ケヤキ並木がイルミネーションで飾られ、すごい人出だ。年末の日曜日、渋谷駅周辺や表参道の人ごみを歩いていると、日本が危機的な大不況にあえいでいるとは信じられない。

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ひどく寒いのだが、カフェの外のテーブルは、にぎわっている。

   モーリス・ベジャール・バレエ団 『ボレロ』http://www.youtube.com/watch?v=UnSh-KPV7QQ

                       

東京地検特捜部、石川知裕議員を任意で事情聴取。http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091227/crm0912272323011-n1.htm 


名古屋から帰還

2009-12-26 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋から、昨夜遅く、もどった。

朝、ブログ画面を開くと、なぜか、ブランクだ。昨日、記事を更新したのだが……、昨夜酔って、なにかしたのか? 記憶にない。『秘書が、わたしの知らないところで、勝手にやったのだろう。大変もうしわけない。いますぐに、画面を復元するよう努力します。出来なくても、その努力は、みとめてください』

名古屋でラーメンを食べた。ウェーターの黒Tシャツ、ハチマキのおにさんたち、元気がいい。ラーメンを持ってきて、「熱いので、気をつけてください」みたいなことをいう。愛想がいいんだ。

どうもその早口がわたしには、おかしく聞こえる。歳のせいで難聴ぎみなのか。となりのサラリーマンに、醤油ラーメンをもってきたときだ。「くそ熱いので、お気をつけください」といった、ような気がした。空耳かな。『クソ熱い』『糞熱い』『糞、熱い、ラーメン』、わたしは、となりで吹き出しそうになりながら、ニヤニヤと、クソうまいラーメンを食べつづけた。

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北海道ではまず見ない光景だろう。ここらの、金持ちそうな住宅にはよくある正月を迎える玄関の門松だ。この門松も、安くはないだろうな。

でも、高い門松があって、門松をつくる人の生活がある。

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名古屋駅ビルの高島屋デパートで売っていた新年用のフラワーアレンジメント。20数万円の値段ついていた。わたしは、適切価格だと思った。アートは、買う人が納得すれば、それが適切な価格なのだ。

わたしが店をやっていたら、正月に、これを飾りたい。20万なんて安いものだろう。(わたしのレコード屋は、わずか7坪だったから、これを飾るとお客さんが入れないかな)。

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歩道のサザンカと、写真を撮る、わたしの影。

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髪が薄くなってからずっと、丸刈りだ。一ミリのバリカンで自分で刈る。ほとんどスキンヘッドだが、それで気がすまなくて、とうとう10日ほどまえから、カミソリで剃っている。完全無欠のスキンヘッドだ。

しかし、髪も、ヒゲとおなじようなスピードで伸びる。朝剃って、夕方になると、ニットの帽子をぬぐのも、セーターをぬぐのも、下着のTシャツをぬぐのも、やっかいだ。少しだけ伸びた髪にひっかかるのだ。頭にひっかかったセーターをぬごうとジタバタしているのは、間抜けな動物のようで、自分自身で恥じ入る。ほんと、なかなかぬげないのだ。

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名古屋で、名店だというところまで、歩いて、ひつまぶしを食べにいった。やっとさがした店のまえに立って、ガァーンだ。のれんが上がってない。「木曜、定休日」、なんてこった。きょうは、木曜日じゃないか。『オレって、なにをやっても、いつも、これだ。たどりついたらいつも雨ふり、だ』

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    モップス 「たどりついたらいつも雨ふり」http://www.youtube.com/watch?v=UzdUOV-Hsls

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ひつまぶしは、休み。空腹は絶頂。めんどうになって、近くのカレーチエーン店で、カツカレー大盛りを食べた。ふつうのカレーで、何の感動もないが、腹はいっぱいだ。帯広・インディアン・カレーがなつかしい。いろんなところで暮らし、いろんな店のカレーを食べてきた。しかし、帯広のインディアン・カレーは、特別だ。あれは、『帯広インディアン・カレー』という、ひとつのジャンルだ。

地元の人は、そのありがた味をわからない。わたしが18才まで、豚丼は、日本じゅうどこでも食べている、普遍的なメニューだと信じていたように……。


アトランタのトランペッター、ジョー・グランスデンを知らなかった

2009-12-23 | 日記・エッセイ・コラム

クリスマス・レコードをインターネットでチェックしていて、まったく知らないジャズ・トランペッターにであった。ジョー・グランスデン Joe Gransden 、ジョージア州アトランタで活躍するトラッペターで、シンガーだ。すさまじくハードなトランペットを吹き、チェット・ベイカーのように歌う。1971年生まれだから、38才。

アマゾンのアルバム紹介に、クリント・イーストウッドがコメントをよせている。"Joe is a young man with an old soul and a classic voice. He is a great new talent, with a wonderful sense of humor to boot. And don't forget, he plays a hell of a trumpet!" CLINT EASTWOOD - Actor, Director.

歌もいい。フランク・シナトラやチェット・ベイカーのように歌う、と書いてる文章もインターネットにある。白人らしいクールでメローな表現なのだ。トランペットは、まさにハード・バップだ。そしてまた、叙情的な曲をフリューゲルホーンで吹く。日本で、国内盤はででいない。どうしてだろうか。こういうミュージシャンこそ、日本で売れると思うが……なかなかハンサムだし……。

CDが売れない、新しいクリエイティブな、売れるミュージシャンがいない、と嘆くまえに、日本のレコードメーカーは、新しいミュージシャンを売りだす努力をしてないのじゃないか。

I'll Be Home for Christmas

   ジョー・グランスデン in Brmingham AL  http://www.youtube.com/watch?v=i6qbUHZ_OAA

   クリスマス・ソングのライブが聴くことができる、ジョー・グランスデンのオフィシャルサイト。http://www.joegransden.com/live/

Plays and Sings

アトランタのクラブでの、トランペット3本のジャムセッションが、じつに刺激的だ。ジャズは、けっして終わっていない。かれらの演奏は、化石のジャズじゃない。これは、去年のライブだ。クリント・イーストウッドが he plays a hell of a trumpet! とジョー・グランスデンのことを言っているのが、よくわかる演奏だ。10分と長いがみてほしい。 http://www.youtube.com/watch?v=7mxZeTmrZ8w&feature=related

                     

わたしは、名古屋に出かけるので、二日ほどブログ更新は休むかもしれない。

                     

北海道11区(帯広・十勝)選出、民主党、石川知裕議員、立件へ。http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091224/crm0912240329004-n1.htm


クリスマスには、家に帰って……

2009-12-22 | 日記・エッセイ・コラム
I'll Be Home for Christmas

クリスマスが近いので、クリスマス・ソングを。

             ブライアン・マックナイト I'll Be Home For Christmas http://www.youtube.com/watch?v=3t8t4KpT6j4

前に、エイミー・マンのクリスマス・アルバムのことを書いたとき、この曲にふれた。戦場にいて、クリスマスに、家族のもとに帰れない、その兵士の側から歌われている、と。歌詞の元になったのは、第一次世界大戦の戦場で兵士が書いた詩だった。

それをもとに、レコードのための歌詞が書かれたのは、1942年。曲がつけられ、ビング・クロスビーによってレコーディングされたのが、1943年、まさに第二次世界大戦の真っ最中だった。ヨーロッパ戦線で、太平洋戦線で、アメリカ人が戦っていた。現実的で、切実で、そして、せつない歌だったのだ。だからこそ、大ヒットした。

そういうレコード・ジャケットをみつけた。

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この曲は、「クリスマスには、家に帰って、君と一緒に過ごすよ」と、遠い戦場にいて、かなわないことを夢見る、寂しいクリスマスの歌だ。だが、作られてから70年近くたつ今も、もっとも愛されて歌われるクリスマス・ソングのひとつだ。

   エイミー・マン I'll Be Home For Christmas http://www.youtube.com/watch?v=ymzLDBF5RM8

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エイミー・マンは、1985年、バークリー音楽大学の仲間とバンド、ティル・チューズデイを結成してデビューした。キャリアは長い。

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   ティル・チューズデイ(エイミー・マン) 1985年ライブ http://www.youtube.com/watch?v=EnKdg_H5Z4o

   エイミー・マン Save Me http://www.youtube.com/watch?v=FbFQa4SeY48&feature=related

クリスマス・ソングの話から、ついついエイミー・マンの方向に突っ走ってしまった。いかん。いかん。この5、6年、毎日のように、エイミー・マンを聴いているせいだ。そのまえは、ちあきなおみだった。

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朝、目が覚めると、身体じゅうが痛い。重い。これは、おかしい……ついに来たか。病気だ。四十年を超える長い年月の、アルコール飲料の日常的過剰摂取だ。身から出た錆、自己責任だ、しかし……

もはや、これまでか。ふとんのなかで、しばし過ぎた遠い日々を回想していると、思い出した。きのう、ひさしぶりにきついウエートトレーニングをやったんだ。すっかり忘れていた。ただの筋肉痛だったか。ウエートトレーニングのまえには、足首にウエートをつけて、10キロ歩いていた。ウォームアップに。(あれだけやれば、誰もが疲れはてる)。

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近所の住宅街に、突然、八百屋ができた。散歩の帰りに寄ってみた。りんご2個、バナナ5本、群馬県産ほうれん草1束、新潟県十日町産生なめこ。これだけ買って、213円。デフレだ。


帯広の宅配便は、そば屋の出前か?

2009-12-21 | 日記・エッセイ・コラム

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旧江戸川は、このすこし先で東京湾にそそぐ。

22日(火曜日)、帯広のチャボで、東川佳人くんたちの、今年最後のブルース・セッションがある。チャボは、帯広市西2条南10丁目西仲通りB1、PM9:00 くらいからのスタートではないだろうか。http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/47e9b6b942bfaac87c5a8c4898eea47b/ わたしも見たい。残念だ。今週は、名古屋だ。

きょうは、午後のあいだずっと、帯広の宅配便業者にイラついていた。帯広に発送した荷物が、午前中に配達されない。わたしが発送をたのんだ店では、インターネットで荷物の所在を追跡して、もう帯広市内の配達車に乗っている、とPCでは確認できました、という。昼に、ネットじゃなく、電話で帯広の営業所に確認してくれと頼んだ。すると、すでにドライバーが積んで配達にむかっているそうです、という返事がきた。

午後3時。そろそろ配達された頃だろう。帯広に聞くと、まだきてない、という。昼から3時間たっても配達されてないのだ。もう一度確認してもらう。おなじ返事。ドライバーがトラックに積んで配達にむかっている。午前中とおなじ返事だ。

(こういう返答を、『そば屋の出前』という。「出前たのんだ、ざるそば、まだ来ないゾ、どうなてんだ?」、「すいませんね、すこし前に店でましたから、もう着くころです」と、受話器を置いて、そば屋のオヤジは、忘れていた出前の注文を思い出して、そばを打ちはじめた。「まだ、ざるそば、来ないよ、どうしたの?」、「すいませんね。もう着くはずなんですがね、もうとっくに店はでてるんですよ」と、受話器を置いて、そば屋のオヤジは、打ちあがったそばを茹でだした)

午後5時。もう着いているだろう? しかし、まだだ、という。わたしは、直接、宅配便の帯広配送センターに電話した。

「ドライバーと連絡をとって、その人の携帯から、わたしの携帯にかけさせてくれ」、「わかりました」。それから1時間待っても、ドライバーから電話がこない。なにが「わかりました」だ。なにも、わかってないじゃないか。イラだって、もう一度、帯広の配送センターに電話をしようとしたそのとき、配送センターから電話がきた。わたしは、ドライバーから直接、電話がほしい、といったのだが……。「あと40分で配達できる、と言っています」という。

けっきょく、帯広の実家では、その荷物の到着を待って、まる一日つかったのだ。帯広の宅配便業者ののん気さは、もういまのわたしは、なじめない。

以前にも、帯広の他の宅配便で、大きなトラブルがあった。帯広へ送る、急ぐもの、貴重なものは、やはり宅急便は使えない。高いが、郵便局が確実だ。

配達にきたおっさんが、「入ったばかりで、道がよく分からない。まだ今日中に配達しなきゃならない荷物がいっぱいある」と、言い訳だか、愚痴だか言っていった、と母があきれていた。もう夜の7時だった。夜中じゅう配達してまわるのか?

しかし、年末のお歳暮シーズン最盛期、クリスマス直前の、この宅配便が年で最高に忙しいときに、「入ったばかりで、道がよくわかんないの、ぼく」というおっさん運転手を使うか。信じられないことだ。最大手宅配業者なんだが……。そのおっさんは、わたしとおなじくらいの年齢だったというから、おっさんというより、ジジイ、オジイサン、老人ではないか。だいじょうぶか? 帯広。


M1グランプリ、笑い飯「鳥人」がおもしろかった。

2009-12-20 | 日記・エッセイ・コラム

M1グランプリ、パンクブーブーの優勝、妥当なところかな。しかし、笑い飯の「鳥人」は、最高におかしかった。DVDが発売になったら、あれだけのために買う。

今朝のサッカー、TOYOTA・FIFAクラブワールドカップ決勝も、おもしろかった。南米王者・エストゥディアンテスvsヨーロッパ王者・バルセロナの試合だった。結果は、2-1でバルセロナが勝ったが、90分では決着がつかず、延長を含め120分びっしり、本当のプロの死闘をみせてくれた。

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散歩の途中でみたBMW。この水平横置きのエンジンに、しばらく見惚れていた。ほしい……。

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道ばたの枯れ草のなかに、緑の穂が出ている。ここだけ、春が来た。

昼、孫たちのクリスマス・プレゼントを買うため、4キロくらい離れた街まで歩いた。夜、M1をみてから、2キロくらい離れた浦安郵便局まで歩いた。トータル、きょうのウオーキングは、12キロくらいかな。歩くときは、足首にウェートをつける。

フジ・テレビ、土曜日、午後11時10分からの「ターミネーター、サラ・コナー・クロニクルズ」がおもしろい。http://wwwz.fujitv.co.jp/TC/index.html

ターミネーターTOK715・キャメロンがいい。演じているのは、サマー・グロー Summer Glau 。

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         「ターミネーター、サラ・コナー・クロニクルズ」サントラから "Samson & Delilah"    http://www.youtube.com/watch?v=nJsHLHNxRkg&feature=related


クリスマスも間近、銀座は、にぎわっていた

2009-12-19 | 日記・エッセイ・コラム

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きょうの散歩は、浅草橋からスタート。日本橋人形町界隈を歩いてから、銀座にでた。画廊を何軒かのぞいて、四丁目交差点までいった。クリスマス直前の土曜日だ。『きょうは日本中の人が集まってるのか?』、すさまじい人出だ。クリスマス休暇で、外人観光客も多いのだろう。銀座が、まるで、渋谷センター街か、上野アメ横・大晦日状態だった。

銀座から東京国際フォーラムまえを通って、丸の内をぶらぶらしてから、神田神保町の三省堂書店本店まで歩いた。全行程4時間くらい。長めの散歩だった。

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東京国際フォーラムの広場では、この寒いなか、ピザを食べ、ビールを飲んでいる。なかなか楽しそうだ。

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ダイアン・バーチは、CDショップ大賞にノミネートされてる

2009-12-18 | 日記・エッセイ・コラム
バイブル・ベルト

きょうの朝日新聞夕刊で、「ダイアン・バーチ」を紹介していた。先週、大阪と東京のクラブクアトロでライブ公演が終わっていたのだ。

ダイアン・バーチは、1983年生まれ。60年代のキャロル・キングやローラ・ニーロを彷彿とさせるシンガー・ソングライターだ。じつにいい。

ダイアン・バーチは、8才からスズキ・メソッドでピアノ教育をうけ、ピアニストの仕事をしていた。プリンスは、ロサンゼルスのホテルのレストランでピアノを弾くダイアン・バーチをみて、感動して、自宅スタジオでのジャムセッションに招待したという。2006年にはロンドンに渡り、翌2007年、アメリカにもどってニューヨークでファーストアルバムの制作をはじめた。

写真の「bible belt」が、一年がかりで制作したデビューアルバム。ことしの夏に発売された。日本のCDショップの店員さんが選ぶ「第二回CDショップ大賞」にノミネートされている。結果発表は、来年1月。http://www.cdshop-kumiai.jp/cdshop-taisho/

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      ダイアン・バーチ Nothing But A Miracle http://www.youtube.com/watch?v=gqZ_15A6G8E

      ダイアン・バーチ オフィシャルサイト http://www.dianebirch.com/

      EMIレコードのダイアン・バーチのページ(日本語) http://www.emimusic.jp/artist/dianebirch/

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「小沢と鳩山は天皇に土下座して謝れ」

2009-12-17 | 日記・エッセイ・コラム

「小沢と鳩山は天皇に土下座して謝れ」、きょう発売の週刊文春のトップ記事だ。http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/

「天皇陛下を中国共産党に差し出した小沢天皇の傲岸」、これは週刊新潮のトップ記事。http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/newest/

「陛下の存在に敬愛の念を少しでも持っていたら、こうしたことが出来るはずがない。民主党政権はあまりに天皇をないがしろにしすぎている。世が世なら刺され、血を見るような話になってもおかしくない」と、高崎経済大学の八木秀次教授がいってる。

「直前になって会見を入れ込むなんて思い上がりも甚だしい。陛下への思いやりがない政府が国民の支持を受けるのであれば、私は国民をやめますよ。こんな国にいたくないので、国籍を変えて外国に移住します」、と外交評論家の田久保忠衛さんが怒ってる。まったく同感だ。

わたしは、夏の選挙が終わって民主党が圧勝したとき、「金があれば、身内をつれて他の国に移住したい」と友人にメールを送った。わたしが悲観的に予想したとおりの国になっていく。恐ろしいことだ。

こんな短期間で、繁栄した国家が一気に衰退して、品位を失っていくのだから、すさまじい。国家としては、完全にダッチロール状態、迷走だ。おまけに無用なケンカをアメリカにうった。

あれだけ大騒ぎして「事業仕分け」とやらをやって、やっと8000憶円だかの予算をカットした。その直後だというのに、きょうは、デンマークで開催されてるCPO15の会議で大判振舞だ。途上国の地球温暖化対策に、日本は、1兆7500憶円を出す、と鳩山のバカは発表した。

これはEUなど先進国が出す金のじつに50%にあたる。このうち公的資金は、1兆3000憶円をこえる。つまり、日本人ひとりあたり、1万3000円超の負担になる。国民のだれがこんな金を途上国へ出してくれとたのんだ? 狂っているとしか思えない。これを「鳩山イニシャチブ」と自分の名前までつけている。完全に頭がおかしい。

この途方もない金額でも、「足りない」と、中国が吠えてる。そして、この大金の配分は、中国にやらせろ、と中国は主張している。一旦中国に渡せ、それをどこの国にいくら配るかは、中国が決める、といってる。つまり、中国が「発展途上国」のボスだから、という主張だ。

いま世界で最も化石燃料をつかって、最も排出ガスをだしている中国が、一銭も出さずに、地球温暖化は先進国の責任だから、日本やEUの先進国が金をだすの当然だ、という。いかにも強欲な共産主義者の中国人らしい。この恫喝に、鳩山はホイホイと金をだすわけだ、国民の血税を。フジテレビのニュース・キャスターは、「鳩がネギ持っていった」と揶揄した。しかし、そのネギが、国民の血税なのだから、ことは深刻だ。

国内経済は冷え込むばかりだ。その国内対策をなんにもやらずに、外国にばらまく話ばかりだ。夫婦で政府専用機に乗って海外にでかけるたびに、このバカは、外国に金をばらまく約束をしてくる。

                 

大阪市議会は、天皇陛下の特例会見に関して、小沢と鳩山らに「反省」を求める決議を可決した。http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091217/lcl0912172140010-n1.htm

            天皇陛下会見問題 http://www.youtube.com/watch?v=%48wLP1J0VqPA

      傲慢、不遜、小沢の発言http://www.youtube.com/watch?v=%62iXCN8wwMYM


アニー・レノックスのWhy?が好きだ

2009-12-16 | 日記・エッセイ・コラム
The Ultimate Collection

数日まえ、アニー・レノックスが歌う「Many Rivers To Cross 」をアップすると、敦賀浩隆くんからメールをもらった。アニー・レノックスのことをユーリズミックスのときから好きだった、と。

わたしは、アニー・レノックスの「Why?」が好きだ。

       アニー・レノックス Why? http://www.youtube.com/watch?v=ILJxICUIbCY&feature=related

アニー・レノックスは、日本ではそれほど評価をされてないようだが、世界では評価が高い。イギリス本国では絶大的な人気がある。いままでじつに7800万枚のアルバムを売っている。小さいときからピアノを弾き、イギリスの音大、ローヤル・アカデミーでクラシックのフルートを勉強していた人だ。そのクラシックからドロップ・アウトして、ロックバンド、ユーリズミックスを結成した。

Annie_lennox_2

Annie_lennox

アニー・レノックス・ファンの敦賀浩隆くんは、元キャデラック・スリムの一番若いメンバー。長身、水爆級の超ハンサムだ。敦賀くんの二枚目度は、いまどきの「イケメン」」という軽い言葉では表現できない。とにかく、すさまじく、いい男だ。

(ブルースギターを弾く東川佳人くんも、とんでない二枚目だ。わたしのなかで、東川くんと、敦賀くんが、ハンサムの北極と南極かな)

キャデラック・スリムは、わたしがマネージャーをやっていた帯広出身のロックバンドだ。フォーライフ・レコードからLP1枚とシングル2枚を発売した。メジャー・デビューしたとき、わたしの手をはなれたが、せっかくデビューしたのに、すぐに解散してしまった。残念なことだ。デビューするまで長い時間がかかった。エネルギーも、お金も使った。たくさんの帯広の人たちの手助けもあった。そのすべてが水の泡になってしまった。

      アニー・レノックス Why?(エリザベス女王の誕生日を祝うコンサートでのライブ)http://www.youtube.com/watch?v=qLuDP0przys&NR=1

      

      アニー・レノックス オフィシャルサイトhttp://www.annielennox.com/ 


小沢は、天皇陛下を政治の道具につかった

2009-12-15 | 日記・エッセイ・コラム

夏、選挙が終わったあと、わたしは、「無血革命が起こってしまった」「クーデターに怯える国になってしまった」、と書いた。わたしが悲観的に予測したとおりになっている。恐ろしいことだ。

小沢一郎は、政党の幹事長にすぎないのだが、天皇陛下のご公務を指図した。中国の副首相にしかすぎないやつを、天皇陛下に会わせろ、と、ねじこんだ。

小沢と鳩山は、日本人の心の奥の、触れてはいけないところに、土足で踏み込んだ。ふたりは、傲慢でバカだから、わかっていないだろうが。http://www.youtube.com/watch?v=Pzqr8EYfX5o

わたしのブログをみてくれている人たちは、北海道の人が多い。日本人が住んで新しい土地だ。開拓から200年はたってない。たいがいは、北海道にやってきて、3代目か4代目くらいだ。

わたしは、北海道をでて20数年、さまざまな土地で暮らしてきた。戦国時代から、代々、同じ畑を耕してきたという人たちの所に住んだこともある。

日本人は、国家としての概念を2000年近く持っている。一般市民、つまり農民、漁民、民・百姓が、「天子さま、天皇陛下がいらっしゃる」と意識していた。それは合理的で、現実的な政治システムなんだが、人の感情は、それを超える。敬愛だ。鳩山の「友愛」とは、違う。

王が何をやったか、王家が国民のために何をやったくれたか? そんなことは、問題でない。天皇陛下に対する感情は、感情なのだ。

そこを、明治維新の青年たちは、よく分かっていた。だから、錦の御旗なのだ。http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091216/stt0912161917011-n1.htm