札幌・パーティー・ハウス・フェスタで、カンフル罪をみた。たのしい、じつにたのしい夜だった。カンフル罪とは、町支寛二さんと古村敏比古さんのユニットだ。(寛二さんの"カン"と、古村さんの"フル"で、"カンフル")
今回、カンフル罪をみるため札幌にでかけたのは、もちろん、町支さんと会い、ライブを楽しむことがある。
もうひとつ、わたしには、大事なミッションがあった。それは、ブルースハープ の店主ユカさんを町支寛二さんに紹介することだ。
ことし5月、札幌での浜田省吾コンサートのとき、ユカさんを、浜田省吾さんと鈴木幹治さんに紹介することはできた。
そのとき、 町支さんにお会いすることはできたのだが、ユカさんをきちっと紹介する時間がなかった。それが、ひどく気にかかっていた。心残りだった。
27日、札幌・フェスタで、リハが終わった町支さんに、帯広・ブルースハープのユカさんをきちっと紹介できた。(これで、わたしの、今回の札幌行ミッションは、ほぼ、完璧かな。)
そして、帯広の浜省熱唱グループ・ショッカーの、わったとユリユリさん、ミッちゃん、サユッチさん。この熱烈浜省ファンの4人の、わたしの若い友人たちも、町支寛二さんと会っていただいた。
『飛べ!ダコタ』
ブルースハープ・ユカさんを町支さんに紹介したい、それと、今回、札幌にいったのは、もうひとつ、映画がある。今月封切りになった映画をみたかったのだ。
封切りの映画をみるため、300キロむこうの町まで汽車でいく。ここは、北海道だ。
二日酔いだったが、ホテル・オークラの和食の朝食がやたら美味くて、ご飯をおかわしてから、須貝ビルで映画をみた。
1946年、1月14日。新潟・佐渡の漁村・高千村の前浜に、イギリス軍の輸送機が不時着する。
ダグラス DC-3だ。この飛行機をイギリス軍は、"ダコタ
"と愛称で呼んでいた。
昭和21年、終戦からわずか5ヶ月。そのとき、なぜか田舎の漁村に飛来して、なぜか自ら墜落した、かっての敵機を、ふたたび飛翔するために、この佐渡の高千村の人々は、砂浜に滑走路をつくった。ダグラスDC-3を再び飛ばすために。
映画は映画だから、ストーリーは、甘い。
だが、わたしが、佐渡の高千村の、この事実を知ったのは、この映画を制作しているというネット情報からだった。ヤワな映画だが、テーマにしてる歴史事実を知るのはいいことだ。(わたしは、この映画のまえ、こんなことがあったとまったく知らなかったのだ。
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飛べ! ダコタ http://www.tobedakota.com/