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古い曲が気になる

クリスチャンヌ・ルグラン、スウィングル・シンガーズ

2019-01-29 | 日記・エッセイ・コラム

ミシェル・ルグランの姉、クリスチャンヌ・ルグラン(1930~2011)は、スウィングル・シンガーズのオリジナルメンバーでリードソプラノだった。スウィングル・シンガーズは、バッハやモーツァルトをアカペラで歌うコーラスグループ、1960年代初頭にパリで結成し、現在も活躍している。もちろん代替わりしているが、今はロンドンを本拠地にヨーロッパ、アメリカで公演を続けている。

  スウィングル・シンガーズ  https://www.youtube.com/watch?v=sN3Vbh5mHbM            

スウィングル・シンガーズのレコードは、1960年代、日本でもよく売れた。

クリスチャンヌ・ルグランとミシェル・ルグランが「シェルブールの雨傘」の主題歌を歌っている。姉と弟の歌唱表現は、圧巻だ。

   クリスチャンヌ・ルグランとミシェル・ルグラン I Will Wait for You https://www.youtube.com/watch?v=gqOxh3Jn9qI

 

   スウィングル・シンガーズ(The Swingls) オフィシャルサイト http://www.theswingles.co.uk/

ジャズ・セバスチャン・バッハ
マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
 
 
 
 
 

 

恋するガリア~スキャット・オン・スウィングル・シンガーズ
マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
 

ミシェル・ルグラン、逝く

2019-01-28 | 日記・エッセイ・コラム
ルグラン・ジャズ
ミシェル・ルグラン
ユニバーサル ミュージック クラシック

巨匠ミシェル・ルグランが、26日パリで亡くなった。86歳だった。https://eiga.com/news/20190128/7/

 

ミシェル・ルグランは、映画音楽の偉大な作曲家であり、ジャズの分野でも優れたアレンジャーでピアニストであった。マイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンス、ジョン・コルトレーンなどアメリカのジャズミュージシャンをフィーチャーしたアルバム「Legrand Jazz」は、1958年6月、ニューヨークで録音された。このときミシェル・ルグラン、26歳。

作曲家ミシェル・ルグランの名を世界に知らしめた、ミュージカル映画「シェルブールの雨傘」が封切りになったのは 、1964年のこと。わたしは高校生で、何度も映画館に出かけたものだ(今、わたしの孫たちが「ボヘミアン・ラプソディ」に夢中になるように)。

   シェルブールの雨傘 https://www.youtube.com/watch?v=Rq0yhizu0y8

スティーブ・マックイーンとフェイ・ダナウェイが共演した「華麗なる賭け The Thomas Crown Affair」の主題歌「風のささやき The Windmills of Your Mind」は、アカデミー賞を受賞している。1968年のことだ。ミシェル・ルグラン自身がピアノを弾き、フランス語で歌っている映像がある。じつにいい。この曲のカバーでは、ダスティー・スプリングフィールドのヴァージョンがとくに好きだ。

   ミシェル・ルグラン 風のささやき https://www.youtube.com/watch?v=fy5jsvF7H3E

   ダスティー・スプリングフィールド 風のささやき https://www.youtube.com/watch?v=qKV9bK-CBXo

    ミシェル・ルグラン I Will Wait For You(シェルブールの雨傘)https://www.youtube.com/watch?v=_X4AYu5m2ko 

 

ミシェル・ルグランは、「おもいでの夏  The Summer of '42」(1971年)でもアカデミー賞の作曲賞を受賞している。

   おもいでの夏 https://www.youtube.com/watch?v=kWMxX5MGuHI

 
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「ドクトル・ジバゴ」、そして Somewhere My Love

2019-01-16 | 日記・エッセイ・コラム
   
 
 

ノルウェーの若いシンガー、アンジェリナ・ジョーダン Angelina Jordan が、アンディー・ウィリアムスのカバーの Somewhere My Love をYouTubeにアップした。

  アンジェリナ・ジョーダン Somewhere My Love https://www.youtube.com/watch?v=59laPBDFzl0

この Somewhere My Love は、映画「ドクトル・ジバゴ」(1965年)のサウンドトラックの「Lara's Theme ラーラのテーマ」が原曲で、作曲のモーリス・ジャールは、この「ドクトル・ジバゴ」、「アラビアのロレンス」「インドへの道」、三度アカデミー賞を受賞している。

  映画「ドクトル・ジバゴ」 Lara's Theme https://www.youtube.com/watch?v=4Yd2PzoF1y8

「ラーラのテーマ」は、ジュリー・クリスティ演じるヒロイン、ラーラのライトモチーフで、映画の封切り時にインストゥルメンタルのサントラ盤が大ヒットした。その後、ポール・フランシス・ウェブスターが Somewhere My Love のタイトルで歌詞をつけ、イギリスでは、マイク・サムズ・シンガーズ、そしてアメリカでは、レイ・コニフ・シンガーズのコーラス版がまずヒットして、アンディー・ウイリアムスなど多くのシンガーにカバーされた。1967年、レイ・コニフ・シンガーズは、この曲でグラミー賞のコーラス賞を受賞している。

  マイク・サムズ・シンガーズ Somewhere My Love https://www.youtube.com/watch?v=4bjrUvg1TA8

  レイ・コニフ・シンガーズ Somewhere My Love https://www.youtube.com/watch?v=IYMSRxRNlu0

  アンディー・ウイリアムス Somewhere My Love https://www.youtube.com/watch?v=nABq0DrAAYI

それにしても、ノルウェーのアンジェリナ・ジョーダンは面白いね。若いのに(2006年生まれ、13歳)、こうして古いヒット曲をみつけてきて、その古いヴァージョンのままカバーして歌う。7歳のときはオーディション番組でビリー・ホリデーの「暗い日曜日 Gloomy Sunday」を歌って驚かせた。そして今日は、「ドクトル・ジバゴ」の Somewhere My Love をアンディー・ウイリアムスのヴァージョンで歌っている。

なんとも不思議な偶然は、ちょうど、ボリース・パステルナークの「ドクトル・ジヴァゴ」(工藤正廣訳 未知谷 2013年)を読みはじめたところだった。

 

ドクトル・ジヴァゴ
イリーナ ザトゥロフスカヤ,工藤 正廣
未知谷

 

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オマー・シャリフ,ジュリー・クリスティ,ジェラルディン・チャップリン
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アオサギかな

2019-01-15 | 日記・エッセイ・コラム

住宅の屋根にとまるのは、アオサギか。

 

昨年2018年、最も再生された音楽動画は、2017年もナンバー1だったプエルトリコのシンガーソングライター、ルイス・フォンシとラッパーのダディー・ヤンキーの「Despacito デスパシート」で、今現在、再生回数は、58憶8874万回超えだ。数分でどんどん増えていく。

  ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキー Despacito https://www.youtube.com/watch?v=kJQP7kiw5Fk


フラッシュモブ「天国への階段」

2019-01-14 | 日記・エッセイ・コラム

今日も、いつものユリカモメが、とまっていた電信柱から舞い降りてきた。

 

広場や駅やショッピングモールなどの公共の場で、前ぶれもなく突然、集団が演奏やダンスのパフォーマンスをやるフラッシュモブ(flash mob)、YouTubeに映像がたくさんあるが、ツェッペリンの「天国への階段」には少し心が騒いだ。 

  Flashmob Stairway to Heaven https://www.youtube.com/watch?v=CznVWQTf04E&start_radio=1&list=RDCznVWQTf04E

別にこのフラッシュモブだけが好きなわけでなく、ただレンド・ツェッペリンが好きなので、アメリカの高校生の合唱にも感動する。

  キャルフーン・ハイ・スクール・コンサート Stairway to Heaven  https://www.youtube.com/watch?v=N6dmDZm2Wfs


正月からジャニス・ジョプリン

2019-01-02 | 日記・エッセイ・コラム

初詣は、赤城神社にでかけた。 

50年前、わたしが観たウッドストック・ロック・フェスティバルのドキュメンタリー映画にジャニス・ジョプリンの映像は無かった。YouTubeにあるので、正月早々、ジャニス・ジョプリンなのだ。

  ウッドストック・ロック・フェスティバルのジャニス・ジョプリン https://www.youtube.com/watch?v=Lz7x5pMdN0c

  ジャニス・ジョプリン Live in Frankfurt,Garmany https://www.youtube.com/watch?v=5NuZxUxHN0o 


元旦、快晴

2019-01-01 | 日記・エッセイ・コラム

よく晴れ渡って、風もなく、すこし暖かいくらいの、じつにいい天気の元旦だ。快晴の夕陽のなか、武蔵野線の窓から遠く富士山が見えた。

昨年は『ホワイト・アルバム』発売50周年だったが、今年は、ロックの歴史では画期的な野外コンサート、40万人を集めたウッドストック・ロック・フェスティバルから50年になる。また何か50周年記念ビジネスがあるのだろうか?

1969年の、ウッドストック・ロック・フェスティバルのドキュメンタリー映画では、何といってもサンタナとジョー・コッカー、そしてテン・イヤーズ・アフターが衝撃の映像だった。サンタナとジョー・コッカーは、デビューアルバムが発売になったばかりで、わたしは、お客さんに勧めていたが、ステージのライブ動画をみるのははじめてだった。テン・イヤーズ・アフターのアルビン・リーもじつにいい。サウンドトラック盤は、わたしの店でよく売れた。

ウッドストックのサンタナ・バンドの超イケメン・ドラマー、マイケル・シュリーヴは、このとき20歳になったばかり、ウッドストック・ロック・フェスの出演者のなかで最も若かった。

   サンタナ Soul Sacrifice https://www.youtube.com/watch?v=AqZceAQSJvc

   テン・イヤーズ・アフター I'm Going Home https://www.youtube.com/watch?v=bW5M5xljdCI