Ommo's

古い曲が気になる

先週の、ブルースハープ・オールスターズの、オータム・パーティーの写真は、あす

2013-09-28 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

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 キーボードをワイヤレスに新調した。なぜか、ペアリングがうまくいかない。なぜだ? なんどやっても、新しいキーボードのパスワードが出でこない。ひどくイラだってきたので、その日は止めにした。

 そして今日、再挑戦した。すると不思議なことに、すぐに解決する方法をみつけた。(なんであのとき、こんな簡単な操作ができなかったのだろ? 酒の飲みすぎ‥‥‥そして、まあ、ただただ、ジジイになッちィまったということだろな‥‥‥醜い、この面のガキのときから、根気と体力だけが、唯一のとりえだったのに‥‥‥)

 

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 秋晴れが気持ちいいので、ベランダ(物干し)に椅子をだして本を読んでいた。ダーウィン『種の起源』だ。

 「優雅だね」と、近所の退職教員が声をかけてくる。『オレって、優雅‥‥‥かい?』、年金たっぷり北教組のアカ教師に、他人の人生の、なにがわかるというのかいな?

 

 朝起きて、本を読んだりして、夕方になって、散歩にでる。

 というと、優雅な、わが老後だが、現実はきわめて、重い。便所掃除に、糞がついた父の下着の洗濯、認知症の老父の飯の支度。食材の買い出し。マンションやアパートじゃないから、家の周囲の草むしりやら、草刈やら‥‥‥。冬がくると、雪かきだ。

 そして、なにより、徘徊にでる父が怖い。

 

 

 

 秋だ。小さい木の実だが、この色彩感覚と形は、好きだな。真っ赤な外殻、真っ黒な内側、鮮やかな朱色の種。鳥の視覚を刺激するためのデザインだろうが、みごとだ。

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 先週の、ブルースハープ・オールスターズの、オータム・パーティーの写真は、あす、アップする。

種の起源〈上〉 (光文社古典新訳文庫)

種の起源〈下〉 (光文社古典新訳文庫)

あすは、帯広緑ヶ丘公園で、ブルースハープ・オールスターズとジンギスカン

2013-09-21 | 日記・エッセイ・コラム

 

 あす、22日は、帯広・緑ヶ丘公園に行って、ブルースハープのジンギスカン・パーティーに参加させていただく。ブルースハープは、おそらく日本で唯一、浜田省吾だけをかけるお店だ。

 あすは、その熱烈浜省ファンのお客さんたちが、ジンギスカンを食べ、ビールを飲んで、ギターを弾き、ひたすら浜田省吾を熱唱する、秋のパーティーがあるのだ。

 今年春5月、桜の咲くころ、春のパーティーに参加させていただいた。ときどき小雨がちらつく、肌寒い日だったが、じつに愉快で楽しい、野外の飲み会だった。

 あすは晴れるといいのだが‥‥‥‥

 パーティーのスタートは‥‥‥正午(省吾)。

 


安全ベストを買った

2013-09-20 | 日記・エッセイ・コラム

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 日が短くなってきたので、散歩用に安全ベストを買った。夜間工事をやってる作業員さんや警備員のおっさんが着てる、あれだ。

 

 この町では、明るい昼間でも、青信号の横断歩道をわたっていて轢かれそうになる。普段は心やさしい人たちだが、ハンドルを握ったとたん、人格が豹変する人がやたら多い。

 多くのドライバーが、道路交通法の、交差点の通行方法の規定をまったく理解してない、としか思えない。横断歩道上に歩行者がいれば、必ず、歩道の手前で停止しなければならないのだ。歩行者が渡りはじめたばかりで、その前を通過する余裕があろうが、なかろうが、関係ない。横断歩道上に人がいれば、とにかく、必ず、止まらなきゃならんのだ。それが、日本の法律だ。

 ところがこの町のドライバーは、横断歩道をわたっているわたしの前を、加速して通っていく。日本の他の町のつもりで、左折してきた車が止まってくれるだろう、と思って歩いていると、『なんだ、なんだ、なんだ、こうくるのかよ! 危ないじゃないか!』と、とんでもなく肝を冷やすことになる。

 

 つまり車両が優先だから、歩行者は、その通行をさまたげてはならん、という自分本位の、身勝手な考えだ。法治という概念がない、無法地帯だね。「オレの、ワタシの、車が優先だから、歩行者は、立ち止まって待つのが当然だろ」というわけ。「なに、チョロチョロ歩いてやがるんだ、ジジイ、邪魔なんだよ!」という考えなんだろうな、この町の人々は‥‥‥。

 

 こうして散歩のたび、毎日毎日危ない目にあっているのだが、信じられないことに、数日まえは、路線バスにやられた。

 西22条南2丁目の交差点だ。信号が青になってわたろうとしたとき、中島通りから来た路線バスが左にウインカーを出しているのに気づいた。一般の乗用車ならドライバーの目をジッとみて、威嚇しながらわたるのだが、わたしも甘かった。まさか路線バスが、道路交通法の基本中の基本を無視するとは思わなかった。わたしも、修行が足りない。『デタラメなJR北海道のように、北海道では、公共交通機関といえ、信じちゃダメだ』

 

 その黄色いバスは、左折のスピード落とすどころか、さらに加速して、わたしを避けるようにハンドルを大きく切って回り、わたしの前を通過していった。わたしは、内輪差で後部に引っかけられる寸前に、後ろに飛んだ。黄色いバスは、白樺通りを西に疾走していった。


中秋の月、そして、タンゴ

2013-09-19 | 日記・エッセイ・コラム

 

 満月だが、薄雲がかかっている。それでも十分見ごたえのある、紗のかかった、うすき名月だ。

 しかし、ときどき低空を、速い雲が流れてくる。厚い、黒い雲だ。そして月は消える。まさに『月に叢雲(むらくも)』だ。

 部屋の灯りを消して、そんな月を見ながら、安いがうまい赤ワインを飲んでいた。だが、しかし、満月は、完全に厚い雲に覆われてしまった。

 

 名月は諦めて、インターネットでタンゴを聴くことにした。なぜ? タンゴか。飲んでいた、安い赤ワインが、アルゼンチンのワインだったから、ただ、それだけのこと。

 

 そんな単純な連想で、今夜は、アルゼンチン・タンゴを聴きたくなった。

 YouTubeでみる、ストリート・タンゴが、じつに楽しい。

 

     Street Tango in Buenos Aires (milongo) https://www.youtube.com/watch?v=Rp6AWdLlKjM

    Tango Milonga in Buenos Aires https://www.youtube.com/watch?v=LG7p5JrgMfE

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 近くの公園の、ナナカマドの実。


 

 


ウィリー・ディクソンは、チェス・レコードのプロデューサーだ

2013-09-19 | 日記・エッセイ・コラム

I Am the Blues

 

 チェス・レコードの伝記的映画『キャデラック・レコード』をみていて、なんだかまた、ウィリー・ディクソンを聴きたくなった。

  ネットで注文したCDが、なぜかアメリカから届いた。

 CD代金とアメリカからの送料で、合計、たった4ドル。不思議な時代だ。(わたしはレコード屋だったときもある。ひどく高い値で輸入盤を仕入れて、販売していたときもある‥‥‥ほとんどデッドストックになったりするのだが‥‥‥)

 

 

 ウィリー・ディクソンは、チェス・レコードのプロデューサーだ。マディー・ウォーターの『フーチー・クーチー・マン」の作者。イギリスのロックバンド・クリームがカヴァーした曲『スプーンフル』の作者。

     ハウリン・ウルフ Spoonful https://www.youtube.com/watch?v=s0aIjyX7vwI

 

 もちろん、ウィリー・ディクソンは、ベーシストでもある。

 

  ウィリー・ディクソン Bassology https://www.youtube.com/watch?v=UcqqyL-Y6Go

 

 

 


今夜も、月見酒

2013-09-18 | 日記・エッセイ・コラム

 

 台風一過、みごとな秋晴れがつづき、今夜も、じつに月が美しい。あんまり明るく綺麗な月だから、たまらず、午後9時すぎになって、散歩にでた。車はブンブン走っているが、この町では歩いている人など、いない。

 明るい月明かりの下、すこし歩いて、(道を走る車の音がうるさいので)部屋にもどって、窓から月を見ながら、ビールを飲みはじめた。明日は、満月だ。

 

 きょうは夕方と夜、二度散歩をした。

 ほとんど毎日、夕暮れには、父親の『バカ殿ご膳』のための食材を買いにスーパーにでかける。真っ直ぐスーパーマーケットには行かず、毎回、なんだかずっと遠回りをする。(老醜さらす父親のいる家に帰りたくない、という深層心理のなせる行動なのだろうが‥‥‥)

 

 考え事に没頭したり、路傍で目にする木や花に驚いたり、時間の経過をすっかり忘れて、3時間も4時間も歩きつづていたりする。(べつに待って人がいるわけでなし、クレージー・ダディの夕飯は、深夜、午前1時からだったりするから、『バカ殿ご膳』の支度のためにあわてて帰る必要は、まるでない)。

 

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 散歩をしていると、木や花だけでなく、道端のこういう人工物の美しさにも心ひかれる。装飾性をまったく排除した、必然からうまれる機能美。自動車エンジンの美しさや、石油精製プラントなどの工場群の、あの美しさに共通する、なにかだ。

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 散歩道には、先日の台風の強風で、カエデの実や、松ぼっくりがたくさん落ちている。未完成のまま落下してしまったのだ。

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 これは、カエデ類の種。風に折られて落ちてしまったが、完成形は、秋深まって(おそらく日照時間の変化に反応して)、導管が閉鎖して水分供給が絶たれ、乾燥して軽くなり、葉緑素の緑色は茶色に変色して、左右二枚の羽はばらけて、種一個と一枚の羽の形になって、回転しながら風に乗り、遠くへ遠くへと飛翔する。これも機能美だ。無駄なものはない。すべて必然、必要からうまれた形だ。

 

 もちろん人は、こういう植物の、種を遠くへ運ぶための羽の形状から学んで、飛行機のプロペラや、船のスクリューに発展させたのだろう。

 花や木。種、それを飛ばす羽の構造。しかし‥‥‥いつも、ジッと見ていて思う。「しかし‥‥みごとなデザインじゃないかい。いったい、どこの、誰が‥‥?」

 


「13日の金曜日」は、ラジオに出演

2013-09-12 | 日記・エッセイ・コラム

 

 あす、13日の金曜日は、FM・WING で話をする。日本で(世界で)唯一の、浜田省吾だけをかける番組『午後7時のWild Boy 』に、また出演させていただく。

 インターネットの時代、この北海道・帯広発の番組は、いまやローカル番組ではない。日本中どころか世界中で聴くことができる。

 サイマルラジオのサイトをひらいて、FM・WING(帯広市)の「放送を聴く」にポイントして、クリック。パソコンでも、もちろん、スマホ、iPhone、iPad などでも聴ける。

 あす、わたしが出演する番組『午後7時のWild Boy 』は、午後7時から。(番組のあとは、日本で、世界で、唯一の浜田省吾の曲だけのお店、ブルースハープでビールを飲もうかな、と思っている。)

    サイマルラジオ http://www.simulradio.jp/ 

 


橋本くんから、鷲宮のお酒と焼酎がとどく

2013-09-10 | 日記・エッセイ・コラム

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 埼玉県に住む、帯広三条高校の同期生、橋本くんから鷲宮のお酒と焼酎がとどいた。

 橋本くんは、全国大会出場の合唱部部長。われわれ音楽好きの同級生にとって、いわば、甲子園出場チームのキャプテンのような、ヒーローだ。このときの指揮者が、足立くん。顧問は、大森先生だった。

 

 現札幌市長の上田文雄弁護士も、工房「十勝の木のうつわ」の佐々木要くんも、このときの、帯広三条高校合唱部のメンバーだ。


I'd Rather Go Blind

2013-09-05 | 日記・エッセイ・コラム

 なぜか偶然にも、テレビをつけてニュースをみた。そのあとの番組が、映画『キャデラック・レコード』になった。なんどみても、おもしろい。午後にやろうとしたことがあったが、テレビをみていた。

 映画『キャデラック・レコード』は、創設と終末までのチェス・レコードをモデルにした、伝記映画だ。(以前、なんどかブログで書いたから、内容にはふれない)。チェス・レコードは、20世紀の音楽史のなかで、じつに重要なレコードメーカーではないだろうか。

キャデラック・レコード コレクターズ・エディション [DVD]

 映画では、レナード・チェスを演じる、エイドリアン・ブロディがじつにいい。エタ・ジェームス役のビヨンセが、またいい。

   ビヨンセ At Last http://www.youtube.com/watch?v=Q8FHwsATN0E

 この歌は、一緒に暮らしていた大好きな男が、新しい恋人ができたか、なんだか、別れていくという。わたしは、愛しているのよ、そばに居てほしいのよ、という切ない気持ちを、切なく歌っているのだ‥‥‥が‥‥。

 若いビヨンセもじつにいい。だが、すこし違って、黒人が、白人と同じレストランにも入れない、人種差別真っ只中の1950年代を生きた、エタ・ジェームスの、失恋の歌唱表現は、強烈だ。

  I'd Rather Go Blind  この歌は、一緒に暮らしていたか、なんかの、大好き男の結婚式にいった女の歌だ。どうして、わたしじゃなく、あの女なの? という冷静な分析ではなく、わたしの男が、ほかの女のものになる、この情景をみたくない、「この目が見えなくなったほうがいい」という女心の歌なのだ。(しかし、どうして、この女の人は、大好きな男の結婚式にいくんだい? わたしは、その笑顔をみるだけで、にわかに、わが心乱れる、知人の美女の結婚式の招待状でさえ、欠席に、〇をするが‥‥)

   エタ・ジェームス I'd Rather Go Blind http://www.youtube.com/watch?v=g9PYPvMz-Wc

 

 

 

 エタ・ジェームスは、昨年亡くなった。

  映画『キャデラック・レコード』のチェス・レコード・ファミリーで存命なのは、チャック・ベリーだけだろうか? チャック・ベリーは、わたしの父よりすこし若い。

フーズ・ブルース:レア・チェス・レコーディングス60’s&70’s

 

St Louis to Liverpool


虚栗 (みなしぐり)

2013-09-05 | 日記・エッセイ・コラム

 

 帯広で育って、いま、札幌や本州の町で暮らす人たちには信じられないだろうが、まるで、晴れないんだよ。天候が悪い。青空をみることがめずらしいんだ。

 きょうは何週間ぶりに晴れた。だが、強い北風が吹いて、完全に晩秋の気配だ。

 わたしは、これからはじまる半年いじょうの冬におびえている。想像するだけで気が重くなるのは、寒さではない。あの暗さと、その長さだ。体力・気力が、あの長い長い冬に耐えられるだろうか? とくに「気力」に不安を感じる。

 認知症の父親を介護する、という強烈に鬱陶しいことをやりながら、あの、ことしの長い冬。25年ぶりに体験した冬は、きつく、辛かった。もうひと冬、がんばってみよか、と決めたが、気分は、限りなく、重い。

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 昨年帰ってきて、散歩途中の近所の庭に、栗の木をみつけた。

 あの独特の、強い臭いの花が咲いているときで、ずっと手前から、「なんだ、なんだ、この臭い。栗じゃないか! 栗の木が、北海道・十勝で生育するのか?」と、不気味な気分になったものだ。

 

 近づいて確認すると、葉も花も、栗の木だ。「これで、ちゃんと実がなったら、すごいな」と思った。「植物分布の常識を打ち破る、革命戦士の栗の木じゃないか、おめえは」と。

 しかし、花が咲き、イガのある実は成ったが、種子がある実ではないようだ。まさしく、松尾芭蕉の高弟、宝井其角が編んだ句集のタイトル、『虚栗 (みなしぐり)』だ。

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ニラの花、ふたたび

2013-09-04 | 日記・エッセイ・コラム

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 ニラの花が群れて咲くところで、あのニラの臭いは感じない。だが、何だか、ちょっと甘い香りがある。蜜の香りだ。蜂や蝶や蠅がやってきてる。

 植物の花は、昆虫や鳥などを誘うためにある。花弁の色彩で視覚を刺激して、分泌する甘い香りの蜜は、罠のエサだ。ハニー・トラップだね。

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September Song

2013-09-03 | 日記・エッセイ・コラム

Point of No Return

 冷たい雨と曇天つづきの、ひどい8月が終わって、セプテンバーだ。

 だが、かっての″十勝晴れ”、あの9月の爽やかさは、まったく、ない。また雨、また曇天。また、低温だ。

 『スカッと晴れて‥‥‥おお、十勝の9月! 豊穣の秋、みのりの秋だ! という気分には、この悪天候じゃ、とてもなれない‥‥‥これで9月かいな、まるで初冬じゃないか』と、このグダグダした天候にうんざりしている。

 しかし、それでも9月になればやはり、わたしとしては、まず、「セプテンバー・ソング」を聴きたい。フランク・シナトラで。

 

   フランク・シナトラ September Song https://www.youtube.com/watch?v=wte1uk4A5eU

 

 この、「セプテンバー・ソング」は、1961年録音(1962年発売)の、フランク・シナトラにとってキャピトル・レコード最後のアルバムに収録されている。ネルソン・リドルではなく、コロンビア・レコード時代のアクセル・ストーダルがアレンジと指揮をやっている。

 アクセル・ストーダルは、トミー・ドーシー・オーケストラのトランペット奏者で、アレンジャーだった。バンド専属の若い歌手、フランク・シナトラが人気がでて独立したとき、一緒にバンドを離れ、シナトラ・バンドのアレンジと指揮をして、シナトラをトップアイドルにした功労者だ。コロンビア時代のヒットレコードのアレンジ・指揮は、アクセル・ストーダルなのだ。

 

 シナトラがキャピトルに移籍すると、アレンジャーは、ネルソン・リドルになった。しかし、キャピトル最後のアルバムで再びアクセル・ストーダルがアレンジを担当し、バンドを指揮する。どういう事情、経緯なのか? ひどく、わたしの好奇心をくすぐる。(調べてみよう。)

 このアルバム「Point of No Return」のあと、シナトラは、キャピトル・レコードを離れて、ワーナーブラザーズ・レコードと共同で自ら設立したリプリーズ・レコードでレコーディングをする。

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 若きシナトラとアクセル・ストーダル。キャピトル時代の、ネルソン・リドルとシナトラ。

 

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 シナトラとアクセル・ストーダル。この写真が、1961年のアルバム「Point of No Return」のレコーディングシーンではないだろうか?

 

  フランク・シナトラ As Time Goes By http://www.youtube.com/watch?v=CriPnzSKe-s

 このシナトラの、美声のAs Time Goes By は、1940年代だろうか。若く、甘い。40年代の、アメリカの女の子たちを熱狂させたのも、うなずける。


ニラの花を飾る

2013-09-01 | 日記・エッセイ・コラム

 また、また雨。寒い。

 

 机にニラの花を飾った。(リラじゃない。ニラ。レバ・ニラ炒めの、ニラ)

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 リンダ・ロンシュタットが、パーキンソン病だという。わたしと同じ世代の人だ。1、2歳年上だろうか。

 「ホテル・カルフォルニア」のヒットで、日本でも人気だったイーグルスは、リンダ・ロンシュタットのバックバンドだったのだ。

 わたしが好きなリンダ・ロンシュタットのアルバムは、『ホワッツ・ニュー』。カントリー・ロックでスターになったリンダ・ロンシュタットが、スイング・ジャズの時代の名曲をカバーしているアルバムだ。アレンジャーは、ネルソン・リドル。

 ネルソン・リドルは、1940年代のアイドルとして大人気だったフランク・シナトラが中年になり、声質が変わって低迷しているとき、孤独や不安や絶望を表現できる、大人のシンガーとして復活させた名アレンジャー、名プロデューサーだ。マイケル・ジャクソンにとってのクインシー・ジョーンズみたいな存在かな。

 リンダ・ロンシュタットの『ホワッツ・ニュー』は、ネルソン・リドルの晩年の仕事だ。このアレンジ、オーケストレーション、まあ、すごい。みごとだ。

 この歌詞の情景は、むかし、すごく若いとき、恋して、いっしょに暮らしていたが、なぜか、いろんな事情で結婚はできず、別れた二人。青春時代は終わった。そんな女と男が、お互い、ダンナやら、かみさんやら、子供をつれて、なにかのパーティーで出会う。「おひさしぶり」「お元気でしたか」と挨拶するが、せつなくも、女と男の熱い思いは、ずっと消えてない。そういう歌じゃないのかね。

 

   リンダ・ロンシュタット What's New https://www.youtube.com/watch?v=NqE7HK_KUjk

What's New