夕暮れ、近くの帯広川にでかけた。43年ぶりの帯広川での釣りだ。
わたしは、帯広川が街のなかを流れる、そこで育った。帯広北栄小学校のときは、西4条南2丁目に住んでいた。帯広川まで50メートルだろうか。朝起きて、川に釣りにいって、朝飯に家に帰って、北栄小学校に通学する。そんな小学生だった。
わたしがいま暮らしている、近所の帯広川。”沈黙の老老介護”の、親の家から歩いて、5分くらいかな。むかしは、”西帯広”といって、こんなとこまで来るのはたいへんだったが、いまは住宅街だ。その住宅街の川だ。
この川で、夕暮れ、30分くらいで釣った魚。(渓流じゃないよ、帯広市の、街のなかの川の釣果。まあ、わたしが、釣りが、あまりにうまいということかな)
右の三匹は、山女魚。そして、虹鱒、ふたつ。左のやつは、イワナだが、美しい朱点があるから、オショロコマだろか。
みな、小さいが、幼魚じゃない。
このイワナ、朱点は、オショロコマ風だけど、体型は、然別湖のやつと、すこし違うと、わたしは、思う。
おもしろいでしょ。もう帯広川は、ウグイとニジマスばかりか、と思っていたのだが、釣れるのは、まずヤマメ、ニジマス、そして、イワナだ。外来のニジマスが、北海道固有種のヤマメ、イワナを駆逐したときがあった、と悲しく思っていた。しかし、今日、43年ぶりに釣りをして、川も、魚も、タフに生きている。
ヤマメも、イワナも、アメリカのニジマスに、負けなかったのね………。と、けっこう感動しているんだよ。
わたしは、『キャッチ&リリース』じゃない。”キャッチ&イート”だ。食べないものは、釣らない。釣ったものは、食べる。
きょうの魚は、フライ。小さいが骨まで食べられるように揚げる。
帯広川はブラウントラウトに侵されつつあります。
ブラウンは駆逐しましょう。
ニジマスの幼魚はヤマメと、区別かつきずらいです!
そもそも、帯広川には、ヤマメは、いない可能性が、あります!
放流していれば、別ですが…
尾鰭の下がオレンジ色になってるのが山女魚であとは虹鱒だと思います。