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ヒーリング・ミュージック‥‥‥‥癒し? すべて音楽、ヒーリング、いやしだ。
わたしの場合は、セロニアス・モンク、大好きだ‥‥‥‥‥わたしに、モンクの音楽こそ、ヒーリング・ミュージックだ。
セロニアス・モンク Round About Midnight http://www.youtube.com/watch?v=OMmeNsmQaFw
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ヒーリング・ミュージック‥‥‥‥癒し? すべて音楽、ヒーリング、いやしだ。
わたしの場合は、セロニアス・モンク、大好きだ‥‥‥‥‥わたしに、モンクの音楽こそ、ヒーリング・ミュージックだ。
セロニアス・モンク Round About Midnight http://www.youtube.com/watch?v=OMmeNsmQaFw
ラーメン鉢が届いた。
クソ熱い真夏のラーメン、そして、ざるラーメンにもつかえる器がほしいな、と、真夜中に酔って、ネットで発注した。値段も安いから、そんなに期待してなかったが、届いたラーメン鉢は、画像から予想したものより、ずっと良い。有田焼の染付だろうか。ラフな落書き風の絵も気に入った。
じつは、レコードのこと以外に、日本の陶磁器のこともすこし知ってるんだ。これも音楽とおなじように趣味ではない。ただ、職業だったから覚えていったのだ。
ずいぶん大昔のことになる。札幌オリンピックのまえのことだ。札幌・狸小路6丁目で、民芸品店の店長をやっていたことがある。この民芸品・魚山房は、熊の木彫りなど北海道みやげを売る店ではなく、本州各地の窯の陶器を主に売っていた。磁器よりは陶器の窯が多かった。
開店の店長だ。知名度もなく、店売りはわずかできつかった。(帯広駅前のレコード店を開店したときとおなじように)。わたしは、店のシャッターを閉めたあと、器の見本を持って、ススキノの居酒屋や寿司屋を訪ねてまわった。
陶器は、土の温もりがあるが、やはり、焼きがあまい。忙しい飲食店の営業用には嫌われる。洗っているときの破損が多いのだ。わたしの勤めていた民芸品店の商品は、陶器だった。
ススキノは、巨大な繁華街、飲食街だ。それはそれは、いろんな店主たちがいる。見本の器を持って店を訪ねて歩くと、話を聞いてくれ、陶器の弱さ知ってなお、買ってくれる人たちが、何人もいた。
つくづく、わたしは、開店屋だ。札幌の、民芸品店の売上は、経営者の予想以上だった。だが、わたしが、開店から3年やって利益が出はじめたはずの、帯広駅前のレコード店が、わたしが帯広を離れてから、アウトだ、という。
24歳のとき、また、帯広にもどった。
そうして、レコードの販売促進のために、ロックのフィルム・コンサートや、ビートルズ映画大会をはじめたわけね。
考古学を、札幌大学で、石附喜三男先生に学んだ。考古学は、過去を、歴史学のように文献ではなく、物で、歴史の推移の持論を論証しなくてはならない。
つまり、わたしは、日用雑貨の、陶磁器の意匠にけっこう興味があるのね。
しかし…………殺された、被害者の少女の、顔も名前も、さらしつづけるという、日本のテレビ……新聞の、その良識てのは、なんなのかな?
人を殺した、そのサイコパス、キチガイ女の名前を出すべきだろ!
親は、弁護士らしいが、そいつの名前も、テレビ・マスコミは出すべきだろ。
なんで、殺された、可哀そうな子の名前や写真を、テレビ・新聞の、クソ・マスゴミは、いつまでも、さらすんだ!
おかしいだろ? 問題は、殺したサイコパスの、キチガイ女の名と、親の名だろ!
何んの罪もない、殺された少女には、人権もなく、名前と顔を、テレビのクソたちはさらし。殺した女、そのキチガイ女の人権を守るのが、報道人の良心なのか?
日が落ちて、涼しくなってから近所のスーパーに買い物にでかけた。母の仏前に供える花を買って、小さいヒマワリを一輪、じぶんの机のために買った。税込216円。
熱帯夜に苦しむ、九州や東京の友人たちには悪いが、夜は涼しく心地いいのだ。窓を開けていると、涼しいどころか寒いので、閉めた。9月末まで、このわずか期間だけ、北海道は、なかなかいいところだ。
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スウェーデン/デンマークのテレビドラマ『ザ・ブリッジ』が、おもしろい。シリーズ1の5巻10話を、一晩でいっきに観た。
スウェーデンとデンマークの刑事が主役のミステリーだ。
スウェーデンの刑事サーガ・ノレーンを演じる、スウェーデンの女優、ソフィア・へリーンが、じつにすばらしい。日本では北欧の映画やドラマは、ほとんど紹介されないが、やはりヨーロッパだ。演劇や映像や、音楽のレベルは高い。
役者の演技やストーリー展開のみごとさだけでなく、このテレビドラマ『ザ・ブリッジ』、抑えたトーンの映像も、じつに美しい。そして、音楽もいいのだ。
クワイア・オブ・ヤング・ビリーヴァー Hollow Talk (『ザ・ブリッジ』テーマソング)http://www.youtube.com/watch?v=RFQ6XgvX3Qo
シリーズ2が、9月から日本でも放映されるようだ。
ソフィア・ヘリーン インタビュー http://www.youtube.com/watch?v=1QuqIR2tm1U
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黒澤明監督『用心棒』のパクリ、イタリア映画の西部劇『荒野の用心棒』(監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネ)や『夕陽のガンマン』など、一連の低予算イタリア制作西部劇のヒットで一躍有名になったクリント・イーストウッドは、『ダーティハリー』シリーズの大ヒットでハリウッドのトップスターになった。
そのクリント・イーストウッドは、老いてなお監督・主演と大活躍しているが、監督第一作にエロール・ガーナーの名曲『ミスティー』がタイトルにつかわれている。"Play Misty For Me" (邦題『恐怖のメロディ』1971年)だ。
タイトルの意味は、「わたしのために、”ミスティー”をかけてちょうだいな」というわけ。この映画の場合 ”Play” は ”演奏してよね”ではない。主役のクリント・イーストウッドは、地方の小さいラジオ局のジャズ番組のDJなのだ。
毎日のように、エロール・ガーナーの『ミスティー』をリクエストしてくる女がいる。DJの熱烈なファンだともいう。よせばいいのに、男の性の哀しさ、一度この女に会ってしまう。そして、女に徹底的につきまとわれることになる。この女、常軌を逸した狂気のサイコパスなのだ。
そういうストーカー・ミステリーのさきがけの映画だ。そしてこの映画では、エロール・ガーナーの名曲『ミスティー』が重要なファクターなのだ。
エロール・ガーナー Misty http://www.youtube.com/watch?v=3HaGtImxqOU
クリント・イーストウッド自身ピアノを弾き、ジャズに造詣が深い。監督する映画の音楽を自分で作曲することも多い。
Blue Morgan(『ミリオンダラー・ベイビー』サントラ 作曲・クリント・イーストウッド)http://www.youtube.com/watch?v=fQgIQ65XdDU
Gran Torrino http://www.youtube.com/watch?v=MItMDkc343M
売れない時代、ジャズバーでピアノを弾いて生活していたこともあるようだ。学生のとき、ピアノを弾くようになったのは「女の子にモテたかったからだ」とインタビューに答えている。長身・超ハンサム、なにもピアノまで弾かなくても……十分モテるだろう、と、わたしは思うのだが‥‥‥‥。
学生のときは、ロスアンゼルスのジャズクラブに入りびたりだったとも言う。モダンジャズが最高におもしろい時代だ。きっと、『ミスティー』を演奏するエロール・ガーナーもライブでみていたのだろう。
クリント・イーストウッドは、ジャズのサックス・プレイヤー、チャーリー・パーカーの伝記的映画『バード』を監督している。ジャズのドキュメンタリー映画も制作している。
『イーストウッド アフター・アワーズ』は、1996年、ニューヨーク・カーネギーホールで開催された、クリント・イーストウッドのためのジャズ・コンサートのドキュメンタリー。来週配達されるので、わたしは、まだ観てない。楽しみだ。 |
北海道ホテルに出かけた。
"僕等に微笑み"さんの隣の席で、フォトグラファーの方たちの話が聞けた。
きょうのライブ音楽は、ちょっと眠気を誘った。きっと、わたしが、昼夜逆転クレージーお父様の食事の世話をして、寝ずに徹夜で、シャワーを浴びて出かけたせいだろう。
(昨夜、わが愛しのダディは、真夜中の11時すぎに起きてきて、夜明けまでコロコロやってから、わたしの作る、バカ殿御膳を食べ始めた。ビールを飲みながら………午前6時のことだ…………この地獄…この老老介護のおもしろ話は、また、書く)。
今日、講演を聞いて、ライブの音楽を聴いていると、写真とレコード・ジャケットのことをあらためてまた、考えてしまう。もちろん、まず、今日のイベントから想起するは、ウインダム・ヒル・レコードのことだろうか。
ウインダム・ヒル・レコードは、ドイツ生まれのギタリスト、ウイリアム・アッカーマンが、1976年にアメリカで設立したインディーズのレコード会社だ。レコードジャケットに、風景写真が効果的のつかわれた。(もちろん、それは、CTIレコードの成功を意識したことだろう)。この、ジョージ・ウィンストーンの四季のシリーズの撮影者は、Ron May と、ある。
当時は、アナログのLPレコードだ。30センチ × 30センチ。このサイズの意味は大きい。
ジョージ・ウィンストーン Longing/Love http://www.youtube.com/watch?v=BiDZeo017Gs ジョージ・ウィンストーン、むかし、札幌厚生年金会館で、リハから、本番。ススキノの打ち上げまで同席させてもらったことがある。ミューズ・コーポレーション、木之内社長が、プロモーターだった。
わたしは、音楽業界最末端、北海道で、レコードを売ってるだけのあんちゃんだったが、わたしには、ジョージ・ウィンストーンよりは、はるかに、エロール・ガーナーのほうが ”ヒーリング” だな。 エロール・ガーナー、セロニアス・モンクが、大好きなんだ。
エロール・ガーナー Misty http://www.youtube.com/watch?v=P_tAU3GM9XI
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札幌厚生年金会館で、浅川マキさんと一緒にみた、サンタナ・コンサートのことは、以前、書いた。
浅川マキさんも亡くなってしまった。東芝EMIからレコードを出したときから、わたしが北海道のプロモーターだった。
「あなた、おいくつ?」と、千歳空港に出迎えて、札幌市内に走る車のなかで訊かれた。
「25です」
「若いのね」
つまり、何百年も、ヤクザものが仕切ってる興行の世界で、『あなた、だいじょうぶ?』という意味の言葉だったのかな。
札幌・道新ホールでやっていた、浅川マキさんのコンサートは、じつは、帯広のわたしが、プロモーターだったのだ……………………もちろん、井上陽水も、荒井由実も、矢沢永吉も、初期の札幌コンサートのプロモーターは、帯広のわたしなのだ、じつは。つまり、ギャラを払い、すべての金銭的リスクを負うわけ……。
サンタナ Soul Sacrifice http://www.youtube.com/watch?v=m_pDjX65vHo
今週金曜日(25日)は、帯広の北海道ホテルで ”Photo Quintet 2014" をみる。帯広・十勝に住んで、”北海道” を撮影しているフォトグラファー、5人のトークショーとライブの演奏があるのだ。
昨年もでかけた。戸張良彦さんの話はじつに興味深かった。写真撮影を趣味にしている人は、必見・必聴の講演ではないだろうか。
コーヒーとケーキがついて1200円。十分それ以上の、価値ある時を過ごすことができるだろう。真にプロフェッショナルな写真家の貴重な話を、直接聞く機会など、なかなか無い。
それに………たまには木立のなかの、シックな老舗ホテルに入って、美味いコーヒーを飲むのもいいんじゃないか。
まだ席に余裕があるようだ。さだかではない。北海道ホテルに問い合わせてみてはどうだろうか?
北海道ホテル 0155-21-0001
北海道議会議員、帯広地区選出の小野寺秀氏が次期出馬を断念した、と報道された。残念だ。わたしは、東京に住んでいたときから、小野寺氏の言動に共感し、亡くなった中川昭一さんの真の後継者と期待していた。ひそかなるファンなのだ。
さて、話もどって、なぜ十勝にレコーディング・スタジオをつくろうと画策したか? だ。
わたしがプロモーターとして北海道に招へいするミュージシャンの多くが、帯広にやってくると、リハの後や打ち上げて、「帯広にくると、楽器の鳴りが違いますね。いい音がするんです」という。
最初は、わたしが帯広出身で、地元だと知っているので、(ひどいホールのわりに)いい音ですね、と、ある種、皮肉をこめてのおべんちゃら、だと思った。
じっさい、帯広市民会館というのは、”ひどいホール”だった。まったく出演者のことを考えて設計させてないホールだった。まず、楽屋が、ひとつしかない。(キャパ1400席の大ホールに、楽屋がひとつ。信じられるかい?)
10畳間くらいの部屋が、唯一の楽屋で、出演する女も男も、そこで着替えをして化粧をするのだよ。楽屋に付属するトイレも、男女共用の一個だけ。シャワールームもない。
そして、なんと、この”帯広市民会館”の楽屋には、冷房がないのだ! いくら北海道といっても、舞台の仕事だ。リハが終わって、ステージから楽屋にもどった出演者は、汗を洗い流すところもなく、バンドもオーケストラも、男も女も、狭い、暑い楽屋で着替えをして、化粧をして、暗澹として、緞帳があがるときを待つわけだ。あきれた”文化都市・帯広”だろ。(文化都市・帯広、これが、当時の帯広市政・与党・社会党のやつらのキャッチフレーズね。”文化都市・帯広”…………それで、楽屋のトイレは、男女共同。ひとつ。汲み取りではなく、水洗だったが‥‥‥‥‥)
よくもまあ、こんなホールを造ったものだ、と、わたしは、自分が高額の使用料をだして主催するようになって、呆れたものだ。その帯広市民会館は、吉村市長、3期社会党時代の、いかにも左巻き・クソ・物件だ。文化、文化、芸術、芸術と口ではいうが、左巻きのやつらの ”芸術” など…………まぁ、そんなもんだ…………。
舞台の機材搬入口に、トラックを付けられない(どんな左巻きの設計士が設計したのか……建物の構造上そうなってるんだよ)。だから、舞台に入れる大道具も小道具も、楽器も、たくさんのバイトを雇って、トラックの荷台から一旦おろして、舞台の搬入口に手で運ぶ。
たいがい、どこのホールも、舞台の面と、機材・道具を搬入するトラックの荷台の面は、同じ高さだ。だから、トラックが舞台の搬入口に密着すれば、大道具も楽器も、そんなに苦なく搬入できる。
信じられないでしょうが、旧帯広市民会館の機材搬入口は、狭いうえに、トラックがつけられない。なおかつ、トラックの荷台より、搬入口が5,60センチ高い。
「今日だけ、トラックが駐車する地面のほうに砂利ひいて、かさ上げしちゃダメでしょうか? 搬出が終わったら、砂利は撤収すますので…」と、言っても、わたしは、20代はじめ。ガキの興行師で、役所の人に相手にされなかった。
だから、わたしは畜大生のバイトをたくさん雇って毎回、”荷揚げ”をやっていた。帯広市民会館だけだ、こんなアホな作業を毎回やったのは…………。つまり、お金が、かかったのだよ………。
帯広市民会館、クソ・ホール。しかし、音は、いいんだ。
まあ、つまり、”ロックンロール・フチー・クー”かな。http://www.youtube.com/watch?v=oFhnatkQ2b8
なぜ、十勝に‥‥、今夜は、もう酔ったので、あすの話かな………
ザ・バンド I Shall Be Release http://www.youtube.com/watch?v=Ore6K3ESTLc
『ミュージック・フロム・ビッグピンク』、ザ・バンドのメジャーデビューアルバムで、ロック史に永遠に残る名盤だ。
シカゴ、ジョニー・ウィンターと、1960年代終わりに登場したミュージシャンの話がつづくが、この時代の、このジャンルこそが、わたしの一番得意の分野で、思い出しても話しても、心騒ぐのだ(ジジイのたわごと、許してくださいな)。 (わたしは、単に音楽ファン、ロックファンではなく、これで生活していたレコード屋のあんちゃんだ。お客さんとまた違う思いがある。例えば、自分らが販売の現場のプロとして気に入ったもの、先鋭的なもの、時代を先行するものほど、売れないのだ)。
話が、すこしずれた。もどす。 帯広にもどって、水道水のうまさに感動する。これは、原水の、日高山脈の渓流を下ったばかりの、清流の札内川から取水しているからだろう。 わたしは、北海道・帯広の飲食店の料理が美味いのは、もちろん食材の新鮮さにあるが、もうひとつ、使う水に、けっこう美味さの根源がある。と、昔から思っていた。 町中、豚丼が売りで、いろんな豚の飼育法のブタ肉がウリのようだが、帯広の豚丼がうまい、その基本は、米、飯の美味さだろ。丼物の美味さを決めるのは、その飯の焚き方、つまり水だろうな………! そんなわけで、帯広の水道水だからこそ、うまい豚丼にふさわしい、美味い飯が炊ける。と、わたしは、むかしから思い、長く東京の水道で生活した今や、確信しているのだが‥‥‥‥‥。
十勝に、レコーディング・スタジオを造ろう、と画策したのは、20代のときだ。信用も金もない、ひどくガキだったし…………いまや、たくさんの反省だけだ。その話は、あす、かな………。 水がきれいもあるが、十勝は、日本のなかで、圧倒的に湿度が低い。乾燥しているのだ。楽器の鳴りが、違う。と、20代のとき仕事をしたミュージシャンたちが言う。 帯広では、イタリアやスペインで弾いていた音がする。東京では、こんなテンションの高い音はしないのよ、と。
そのことを、あす、書こうかな。(水も美味いが、この乾いた気候も、じつは音楽ビジネスの貴重な財産なんだ。と、わたしは思った)。 しかし、90になる、我儘かいきの父親の、介護をするという、この地獄は、やはり、わたしの不徳のせいだろな。わが人生の終わりは、こういうことだったんだ、と思いながら、帯広川で ”俺って、天才かな” と竿をふるわけだ、よ。
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ジョニー・ウィンター死亡。 http://rocketnews24.com/2014/07/17/466665/
ジョニー・ウィンター Rock and Roll Hoochie Koo http://www.youtube.com/watch?v=oFhnatkQ2b8 わたしはなぜか、ジョニー・ウィンターといえば、まず、この曲『ロンクンロール・フーチー・クー』が頭にうかぶ。なぜか、ひどく好きな曲なのだ。
きのうは、シカゴを朝まで聴いたが、今夜は、ジョニー・ウィンターになってしまった。この曲を聴きながら、思わず、ちょっと泣いてしまった。(ハードなロックを聴いて泣く?…………ジジイだ、許してほしい。遠いむかしの情景をいろいろ思い出して………ジジイだ、涙もろいのだよ)。ジョニー・ウィンターが好きで、仕事帰りによく聴きにきてくれた、わが友・佐藤英光くんも、若くして肺がんで亡くなってしまった。
やはり、シカゴと同じ時期、わたしがレコード屋になったばかりのとき、『百万ドルのギタリスト登場!』とか、派手なキャッチフレーズでアルバムが発売になった。
百万ドルはどうでもいいが、たしかに、驚異のギターテクニックだった。宮坂建設の宮坂社長や、CLOUDの加藤社長が、まだ中学生で、毎日のようにわたしのレコード店にきて、ジョニー・ウィンターを聴いていた。
そんな、こんなを思いながら、今夜は、ジョニー・ウィンターだ!
享年、70歳。 人みな、限りある命 ………… なんだろうが、なんだか今夜は、とても、悲しい。 ジョニー・ウィンター Live Copenhagen http://www.youtube.com/watch?v=VqXYuWOoBl4
ジョニー・ウィンター オフィシャルサイトhttp://www.johnnywinter.com/ |
最近 ”僕等に微笑みを”さんから楽しいコメントをいただく。
これはやはり、真面目に、再び、ちゃんと、シカゴを聴かなくちゃならんだろな。
シカゴ 25 or 6 to 4(長い夜)http://www.youtube.com/watch?v=UXb8ZDuICCs
シカゴは、わたしがレコード屋になったばかりのときデビューしたバンドで、思い出深いバンドだ。ギターのテリー・キャスが好きだった。拳銃の事故で死んだときはショックだった。
シカゴ Make Me Smile (ぼくらに微笑みを) http://www.youtube.com/watch?v=Btq4MnwvQgM
YouTubeに初期のライブ映像がある。今夜は、ワインを飲みながら、朝までシカゴをみることにした。
シカゴ Question 67&68 http://www.youtube.com/watch?v=m9hhOQz7KGY シカゴ Saturday In The Park http://www.youtube.com/watch?v=_Mnw9uiYggU
シカゴ Live in Amsterdam http://www.youtube.com/watch?v=Nxo7o-Naa38 |
夕暮れ。きょうもスーパーに買い物にいく途中、帯広川の河原におりて釣竿を振った。
6号の針にミミズを付けて、まず、一投。この一投目が大事なのね。たいがい、この最初に流したエサにガクッと食いつく。
わたしはミャク釣りだが、道糸につけた目印が流れのなかでわずかに止まった、と見えた瞬間、軽く空(カラ)あわせをする。
ヤマメの場合、竿先からアタリが伝わってきたときはすでに遅い。ブルッとアタリを感じたときは、魚がエサに違和感を感じて吐き出したときが多いからだ。だから、アタリのまえ、糸が止まったそのとき、魚が食いついた瞬間と頭のなかでその魚の姿を想像して、空あわせをかましてやるのだ。(しかし、根がかりや、噛みつぶしが石に挟まっているときも多いのだが‥‥‥‥)
1投目にきたのは、やはりヤマメだった。そして、ウグイ。これはリリース。
3匹目は、ニジマス。このニジマス、大きくはないがすごいファイトでおもしろかった。もっと柔らかい竿だと、もっと楽しめるのだが、近所の釣具屋さんに渓流用の手竿は一種類しか売ってなかった。昔の、竹の継ぎ竿のような、軟調の竿がほしかったのだが‥‥‥‥。
3匹楽しんだので、15分くらいで竿をおさめて河原からあがった。ヤマメとニジマスは、塩焼きにして、今夜の酒の肴になった。
「俺ってやっぱり、川釣りの天才だな」と、電話で娘に自慢すると、「魚がたくさんいるんじゃない」と、言われた。まぁ………そういうことなんだが…………。
夕暮れに帯広川を通ると、ルアーアングラーが河原におりるところだった。
「エサ釣りですが、ここでブラウンとニジマスが釣れましたよ」と、声をかける。「すこし前、ぼくも、この上流で大きなニジマスを釣りました」と、青年がいう。(青年という年齢ではないのかも知れないが、もう、わたしは、自分より若い人の年齢が、よくわからないのだ)。
「ここ、いい感じですものね」と、仕事帰りという青年。「がんばって……」と、わたし。
※ 釣り好きの人は、仕事帰り、渓流でルアーを、フライ竿を振る、という土地だ。冬、仕事のあと、毎日毎日、ナイターのスキー場に行く友人もいた。とうぜんメチャクチャ、スキーが巧かったが………。
ガキのときから、釣りはミミズ大好きの、エサ釣りのわたしも、若い時、ルアーをつかってニジマスを釣ったりしていた。ひどく卑劣なルアーを作ったこともある。
糠平の第二ダム(発電所のすぐ下)に架かる橋から水面におりる。ここで竿を振ると、ルアーのスプーンに巨大な魚影がついてくる。スプーンを追ってはくるが、食わない。いろいろやるが、追ってくるだけで、やがて姿も見せなくなる。
レコード店のシャッターを開ける前、早朝の帯広の家をでて、何日も糠平に通った。だが、巨大な黒い影は、追ってくるだけで、釣れない。帯広にもどって、ひどい敗北感で、レコード店を開店する。
そこでわたしは、ひどく汚い手を考えた。スピンナーのトリプル・フック(三本針)をシングル・フックに変える。そのシングルの針に、でかいカマクラ・ミミズを付ける。ソフト・ルアーの擬餌ワームじゃない。ギンギンの、ピカピカ光る、元気いっぱいの、生きてるカマクラ・ミミズを付けるのだ。(このカマクラ・ミミズも、落ち葉を腐らせて、生育環境をつくった。養殖だね)。
この、わたしの汚い作戦は、沢田公園で試みて、水爆的な戦果を得た。つまり、スピンナーの、ぴらぴら回るブレードの後ろに、デカい臭いミミズがついている。これに刺激されて、興奮した老練狡猾な巨大ニジマスが食らいつくのだ。
しかし、なんだか、じぶんの音楽の本業がおかしくなってきて、生きていくのがいっぱい・いっぱい、釣りどころでなくなってしまった。そうして、北海道を離れた。だから、まだ、わたしの ”汚い作戦(スピンナー with カマクラ・ミミズ)” を、糠平第二ダムで敢行することができずにいるのだ。
あの、糠平第二ダムで、ルアーを追ってきた巨大な魚影は、いったい何だろう? ニジマスではなく、巨大なイワナだったら、うれしいのだが‥‥‥‥‥。
サッカー・ワールドカップ、一ヶ月、十分楽しませてもらった。やはり優勝にふさわしいチームが優勝した。ドイツのゲームは、どれもみごとだった。
パスのスピード、トラップのみごとさ、枠をとらえるシュートの正確さ、デフェンス力、そして、なんといってもチームの組織力だ。
ヒロイズムにとりつかれた、大口のドリブラーが、エゴむきだしのプレーで勝てる時代ではない。個人の技術が飛躍的に進歩しているからこそ、強力なデフェンス力が、組織力こそが、必要な時代になっているのだ。
近所のスーパーには、まだこんなポスターが飾ってある。
優勝したドイツ代表は、ワールドカップ7試合で、19得点。失点は、わずか4点。鉄壁の守備、これこそ真に強いサッカーチームなのだ。
早朝にサッカーをみていて、こんな虚しい気分になるのか? ブラジルにいったい何がおこったのだ?
このレベルのゲームは、ワールドカップの第3位を決める試合じゃないだろな?
ブラジルは、この2試合で10点を失った。サッカーの国際試合で、2試合10点の失点…………? 常軌を逸してる。ましてや、ナショナルチームだ。
だいたい、今回、ブラジルのサッカーは、みていてつまらない。苛ついた個人技ばかりじゃチームゲームは勝てない。11人でやるのが、サッカーだ。オランダ、ドイツ、当然だが、やはりヨーロッパ大陸のやつらは、怖い。サッカーを知ってる。
きょうのゲームも、オランダのディフェンスに感動する。サッカーも、国家も、まずは、守備なのね。