PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

現実と6263のはざまで。

2010-08-07 | 悩み

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今週はいろいろな業種の方々が投資という名目でオフィスに訪れ、いただいた資料をもとに財務分析ばかりやっていました。毎回私が幹事となる大学の仲間との飲み会での最新の情報が飛び交うディスカッションはいつも楽しみのひとつで、みんな日本という国が心底好きなんだ、と再認識した次第です。

しかし、息抜きはもちろん、ロレックスについての勉強。4桁でも1950年代以前にリリースされていたモデルは私の記憶では所有したことはありませんが、それ以降のモデルで基本デイデイターであるロレヲタの私から見ても、現在考えられるラストの1本といいますと、やはり〝6263黒〟ですね。

スナック菓子のようにとっても軽く、ブリキのオモチャのように安っぽいベゼルと文字板。なのにオールニューでこの大不況下に300万円オーバー。ある意味、これが癒されます。

「狂った世の中に、気が狂えば気は確か」と、映画『乱』の中で名優ピーター氏が言っていますが、まさに100万円オーバーの4桁はどんなにレアだとしても、自己納得できるモデルか、投資目的でもなければ、そのオーナーは門外漢な大衆からしますと、理解できない〝キチガイ〟です。

私はオンの時はあまり冗談も言わず仕事をしていますが、オフの時はそういう4桁を並べて悦に浸っています。精神科医の高校の友人はそういう私をして〝分裂症〟と言っていますが、彼は先のピーター氏のセリフを知る由もないのです。

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