PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

ある日の丸の内。

2009-10-07 | 日記・エッセイ・コラム

 朝からいつも混んでいますよね。1ヶ月におよそ4,000件弱。そんなに壊れるはずもないのに。世界一の数量を販売しているウォッチメーカーですから持ち込みの多さは仕方がありません。それでも丸の内は、おそらく世界一忙しいサービスセンターなのではないでしょうか。

ところで、平日のこの時間だというのに本当にロレックスを持参する人たちは仕事をしているのでしょうか。私も含めて…。

8割方は時計業を生業としない一般人の方々に見えます。時計業者はロレックスを東陽町送りにしていますので、丸の内には預けに来ません。だから最近のメンテ明細に発行元が〝東陽町〟なら業者出し、〝丸の内〟なら個人出しのロレックスだった、と考えてよいのではないでしょうか。

メンテを丁重にお断りされている年配の方を革製サイコロ椅子にうずくまりながら私は〝古い4桁なのだな〟と感慨深げにウォッチングしています。その彼の向こうにはインフォメーションブースの横に立つ警備員がジロジロ周囲を監視しています。私は毎回彼と目が合います。

二階のトイレにはなるべく行かないようにしています。無礼な態度の警備員がいつもいますので。

丸の内のあきれるほど長い待ち時間に疲れる私は最近は部下を教育して行かせていますが、それでも久しぶりに私が行くときの帰りはいつもここでお茶してます。

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