タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

かん難は忍耐を産み出す、忍耐は練達を、練達は希望を。

2016-04-18 21:38:36 | つれづれ
写真は、マークエステル展の紹介ですよ。
今週の4月21日から27日まで、大阪府大東市立総合文化センターで有ります。
さらに5月3日から8日まで、四国のサンポートホール高松で有ります。

私の大好きな絵の1つで、春日大社に奉納されている
「天照大御神を取り巻く天つ神たち」という作品も展示されるようです。

アマテラスオオミカミは、お伊勢さんに居られるでしょう?
岩屋戸に隠れられて、この世に光が無くなった時に、
周りの神たちが踊り騒いで楽しくするので、思わず覗いて岩屋戸を開けられたというお話ですね。
私たちの小学生時代の修学旅行と言えば、このお伊勢さんでしたし、
私の父方も伊勢なので、とても興味を持っていたのですよ。

マークエステル先生は、2006年に日本神話を絵本にして7カ国版で出版され、
外国人として初めて、神道文化会より文化奨励賞を受賞された方です。
日本画のニジミやボカシという技法を油絵に取り入れられたのが画期的なのですよ。
この出版記念パーティーには招待されて行ったので、よく覚えています。

日本神話の絵本の原画は、数十枚にのぼります。
イザナギ、イザナミから始まって、国を作られた神武天皇までです。
その最終話の神武天皇の絵がタマル産に有るのでしたね。
ちなみに診察室に有る、大きなカラフルな花の絵と、
コートダジュールの朝の海の絵も、マーク先生の育った家で描かれた絵なのです。

みなさんも良かったら、近くですから出かけてみてくださいな。
ですが、今は九州の方々が困られている最中ですから、騒いでいてはいけませんね。

私が兵庫県に派遣されたきたのは、ちょうど阪神大震災の年だったのです。
前の年の年末の12月にこちらに訪問し、1月の初めに外国に勉強会に出かけていて、
帰国した数日後に震災が有ったのですよ。
その時も出張中で、滋賀県の草津の病院に居たのですが、それでも交通が麻痺しましたからね。

その後に兵庫県立塚口病院に派遣され、
兵庫県からの依頼で、震災前後の妊婦さんの動態についての統計調査をしていたのです。
だから地震そのものには遭遇していないのですが、
妊婦さんたちの、水や電気のない震災下での出産の話などを、数多く耳にしましたよ。
あの時は居ても立ってもいられない、という思いでした。

尼崎のJR福知山線事故の時もそうでしたが、
同級生もたくさん関わっています。
福島に帰って開業医を継承した友人が居るのですが、
東北の大震災後の今も、奉仕でいくつかの街を回っているそうです。
放射能の値が高くても、自分は気にしないと言っていました。
もうけっこうな年だからと言うのですが、そんなことはないのですよ。


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あなた方が泣き悲しむ時、
そこには神様の悲しみが
あなた方と共にあります。
あなた方が無限に幸福を感ずる時、
神様もまた、無制限に幸福を感ずるのです。
ですから私たちが歓喜の勝利を得るために
前進を重ねる時、神様もその時
喜びを感じておられることを
私たちは知るのです。
その神様の愛とその力で、
私たちは前進するのです。
私たちの前方には、希望と喜びが、
あるのみです。

   レバレンド・ムーン




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