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タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

シルガード9(ナイン)は打つべきか?

2023-04-14 20:46:16 | 婦人科
今年もタマル産の駐車場では、ウンナンオウバイが花盛りですよ。
先週も今週も大きな赤ちゃんばかりで疲れましたよ。
妊婦さんに体重指導ばかりするのはやめましょうか。
ストレスを与えるばかりで、効果はなさそうですからね。

さてこの4月から子宮頸がんワクチンが4価から9価へと、新しくなって定期接種化されますね。
それにしても新型コロナには製薬会社にも、WHOにも、そして政府にも未だに騙され続けていますから、どこまで信用がおけるのでしょうか。
そもそも私は30年以上前に、女性の外陰癌とヒトパピローマの研究をしていましたから、本当はこの病気を撲滅したいのです。

私より1世代上の知り合いの看護師ですが、昔は「四国から集団就職で出てきた時は、看護師になるか苦海(くかい)に売られるかだった」と言われていました。
実際タマル産でも、古くからの助産師さんも、調理師さんも、集団就職で出てこられたから今が有りますからね。
ところが最近は丹波篠山市でも、苦海に飛び込んでいかれる女性が増えています。
そういう女性はたいていヒトパピローマウィルスに感染されていて、子宮頸がんの前癌状態なのですよ。

だから予防接種も必要で、もし受けるとすれば男性も女性も全員が一斉に受けると、意味は有るでしょう。
風疹でさえ今頃になって、男性も打ちなさいと言われていますからね。
ですが予防接種よりも重要なことは、性モラルを持つことなのです。
若い男女が付き合って、そのまま結婚したのなら、予防接種なんて必要無いのですからね。

さてここでおさらいです。
10年以上前になりますか、ガーダシルの接種が始まった時に、日本でだけ副作用の問題で中断したのですよ。
結局どれくらいの女性に副作用が出たかと言えば、338万人に890万回打って、2,584人(0.08%)に副作用が報告されています。
新型コロナとは比較になりませんけれどね。

その後の研究で副作用が出た女性は、血液型が特殊で、ABOの赤血球型ではなく、白血球型のHLA-DPB1が0501の子が多かったのです。
だから西洋人でなく日本人に、学習障害や過剰な睡眠などの副作用が多く出たようなのですね。
今回は4価から9価へと予防効果が広くなっています。
ただしその分、副作用が出る確率も少し上がるようですよ。

もし副作用を心配するお母さんが居られるとするなら、
ワクチンよりも性教育をきちんとすることの方が大切かもしれませんよ。
将来離婚したり、性に奔放になったり、苦海に落ちたりすれば、子宮頸がんになるのですから。


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