![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/bf/7912dfe04d906658a1fb981a3b69e4de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/10/20397326d7d9ecfc180efbde610e9e91.jpg)
タマル 産の庭のラベンダーが急に大きくなって咲き出しました。
キョウチクトウの桃色の花もチラホラと。
ツバメの赤ちゃんもいつの間にか5羽に増えていましたよ。
季節は巡るものですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c2/a5066982a3dee88edf2a77407f85b3f3.png)
ところで今日は突然、表を載せてみました。
今、作ってみたのですよ。
これは国立感染症研究所が、昨年の1月から6月までの全国のデータをまとめたものを、
私が一覧表にしたものです。
全国2,501の分娩取り扱い施設にアンケートをしたものです。
タマル産もデータを送りました。
1,841施設からの回答で、実に73.8%の解答率ですから信頼できますね。
この間の分娩数は244,887人ですよ。
これは日本の、この期間の分娩数の約50%にあたる分娩数です。
すごくおおがかりな調査だったというわけですよ。
まず1列目が年齢別の分娩数です。
お産をする女性は、なんと30代が最も多いですね。
20代ではないのですよ。
2列目は、出産した女性の中で、尖圭コンジローマという病気に罹っていた人数です。
3列目は罹っていた割合です。
結果は、19歳以下で出産する女性は少ないですが、
その中で、尖圭コンジローマに罹っている割合は、30代女性の10倍以上だということです。
若くて産む女性は、性感染症によく罹っているということですね。
4列目は、すごく意味の有ることなのですが、
尖圭コンジローマに罹っていると、こんなに多くの女性が帝王切開で産んでいるということです。
性感染症に罹ったままお産すると、赤ちゃんにうつってしまうからですね。
そうすると、赤ちゃんの生命に関わるからです。
仕方なく帝王切開するのですね。
他にも、ヘルペス感染症なども帝王切開するのですよ。
あるいはエイズとかですね。
5列目は、結局、若い女性では、この性感染症がもとで帝王切開することがよくありますよ、
という結論でした。
怖いでしょ?
そうそう、昨日も、若い女性で、まだ未婚の女性でしたが、
尖圭コンジローマで、手術をしましたよ。
外陰部や膣、肛門などに、イボがたくさんできる病気です。
部分的なら切除します。
範囲が広いと、最近は炭酸ガスレーザーで焼却していますよ。
塗り薬というのも、最近保険適応になっているのですが、
これがあまりスッキリとは治りませんね。
以前は自費診療で、ポドフィリンという薬を塗っていたので、
それよりはましかもしれませんが。
こんな病気をもらわないようにするにはどうしたらいいか分かりますか?