タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

ラベンダーの青は好きですか

2013-06-04 20:58:07 | 不妊症
この子たちが今週来てくれているトライやるウィークの中学生さんたちです。
今日のメニューは、午前中は赤ちゃんのお風呂入れ、お母さんのオッパイ介助など、
それに助産師さんの産婦さんへの指導や、栄養士さんからの調乳指導と盛りだくさんでした。
昼からは、例年通りの記念植樹です。
この日のために、少し前から花壇の整備をしておいたのですよ。
この花壇に、今年は50本のラベンダーを植えていただきました。
さらに隣にもう50本植える予定なんですが、それはタマル産の職員でしますから。
1時間の外仕事は暑かったからたいへんでしたか?
でも大きくなってタマル産を訪れる機会が有ったなら、この花のことを思い出すよね。

火曜日は不妊症の参考になるといいな、という話題です。
ニューヨークのマンハッタンなんていうと、映画の世界でしょうか。
知人が居るので一度訪れたことが有るのですが、レンガ作りのアパートで、
窓は縦にスライドする木製のサッシでした。お風呂は半身浴の脚のあるものです。
そんな世界では女性もバリバリ働いていますから、婚期は遅れがちですね。
流行しているのは、卵子の凍結なんだそうですよ。

もちろん結婚する予定のない、しかも40歳に近づいた女性たちが、リスク回避のために、
卵胞刺激ホルモンの注射を打って、体外受精の時のように膣から採卵して、
取り出した複数の卵子をプログラムフリーザーで徐々に温度を下げて行き、
最後に液体窒素の中に浸けて何年も保存しておくのです。
平均年齢は38歳だそうです。納得の年齢ですね。
もちろんそんなことをおすすめするわけではないのはもちろんです。
ですがおそらく日本でもこんな現象が起こるでしょうね。

実際に今年、神戸では日本で初めて、無償での卵子提供が始まります。
自分の卵子ではなく、卵子の無い病気の人や、早発閉経という病気の女性のために、
赤ちゃんを産んだことのある、35歳未満の女性がボランティアで卵子提供をするそうです。
欲しい人が有れば、提供される人も居られるということですね。
だからといって、それが本来の姿ではないでしょう。
必要なのは将来設計であり、小学校や中学校で教えることは、何も数学や英語ばかりでなく、
道徳や宗教、結婚の適齢期や子どもを産む年齢、家族計画などとたくさん有りますよね。

そんな中、中学生に仕事体験をさせることは、
とてもいいことだと皆さん感じておられることでしょう。
手を抜かずに、今週は他にもいろいろと行事を予定していますよ。

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