昨日今日で、赤ちゃんが4人続けて生まれました。
一度ににぎやかになりました。
今日産んだお母さんは3人姉妹で、姉妹でお産に立ち会い、
待っていた上の子たちも、みんなタマル産で生まれたのです。
不妊外来でも、この1週間は、
前週に引き続いて、また2人の方が妊娠されました。
お1人の方は、前回も今回も人工授精の3回目でした。
ところで今日は、先ほど中学校の先生がトライやるウイークの報告に来られました。
活動報告集なるものを持って。
そう、今年の6月に中学2年生が、社会体験に来られた時のものですよ。
タマル産で体験した中学生は、
「赤ちゃんが本当にかわいかったです。
すやすやと寝ている顔にとってもいやされたり、
一生懸命ミルクを飲んでいるところにすごく感動しました。
抱っこをすると気持ち良さそうな顔をしたり、
1ヶ月の赤ちゃんは声を出して話しかけようとしてくれたりしました。」
素直な感想ですね。
この、子育てに感動するような年齢で赤ちゃんを産めると、
子育てに苦労は無いのかもしれませんよ。
他に読んでいて思ったことは、
他の医療機関に行った中学生も多かったようで、
感想文に「患者さま」と書かれていることが多いのですよ。
看護師さんと患者さん、という関係ではなくて、
いつの間にか看護師と患者様という関係になっているのですね。
それでは本当に愛の有る看護と言えるのかと、少し心配になりましたよ。
看護職は3Kなどと言われます。医師もそうでしたか。
それでも私が常々言っているように、
女の子はみんな看護職を一度は体験しておくべきですね。
学校で体育の時間をするくらいだったら
1年を通して、医療機関で順番に体験できるような選択が有るとおもしろいと思いますよ。
それにタマル産では、職員さんには、時間外労働はまったくしてもらっていません。
夕方5時になれば、ぴったりと帰ってもらいます。
朝も9時にはぴたりと終わるのですよ。
もっとも、おしゃべりしてから帰る職員さんも居ますけれど。
それほど楽しくて、帰りたくないのかもしれませんね?
給料に関しては、世間一般からすると高給なのですけれど、
しかも私なんかからすると羨ましいくらい、
それでも安いと言われます。ここはどうしようもないですね。
個人の感性の問題ですから。
ご主人よりも、そんなに多く稼いでどうするのでしょうか、とこれまた心配になります。
言いたいことは、看護職は誰でも体験しなくてはならないし、
給与はできれば世間並み、
ただし仕事がきつくて敬遠されるようではダメで、
家庭を犠牲にしなくても長く続けられるように、
制度を守らなければいけないでしょう。
それでですね、健全な職場で、職員さんを募集中ですからね。