フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

果物

2008-09-28 22:08:35 | Weblog
秋の味覚といえば柿、栗、梨、松茸などがあげられますが、今日は飯田の一瀬果実園で梨狩りを楽しむ1日でした。梨は水気が多くシャキシャキした食感で大好きなのですが、食べ放題といわれてもこれはそうは食べられないものです。
ところで果物といえば皮のむき方に個性が出ます。リンゴのデータでは4つから8つに分けてから皮をむく人が71%で丸ごとむく人は29%だそうですが、梨はどうしているでしょうか。一般的には同じ様に4等分から8等分にわけてむく人が多いのですが、中には桃の様に削ぎ切りをしている人もある様です。何でも種に当らないようにという意味合いだそうです。
「柿が厚めで梨は薄め」これがむき方の基本だそうですが、そもそも果物の皮を捨てるのはもったいないのです。皮に含まれる栄養分は新陳代謝や血液の循環を良くするそうですからまるかじりも充分魅力がありますね。
梨からお菓子を創るという人はすりおろしてゼラチンでゆるく固めてゼリーにするそうです。「歯が無くなった時にいいよ!」とは影の声でしょうか。
幸水が主流の梨、おいしい梨に当ったときの幸せな気持は忘れる事が出来ません。