言葉を生業としている場合には、結構ことわざを良く使います。ことわざには中途半端な使い方をすることがあります。「天知る地知る」「物言えば唇寒し」「虎の尾を踏む」などは完成形ではありません。順に紹介しましょう。
「天知る地知る」は「天知る地知る我知る人知る」です。「物言えば唇寒し」は「物言えば唇寒し秋の風」で、「虎の尾を踏む」は「龍の髭を撫で虎の尾を踏む」がすべてなんです。もうひとつ付け足しましょう。「大男、総身に知恵は回りかね」と良く言いますが、同意語として「小男に回った知恵も知れたもの」があります。まあ、どちらもサイズに合った知恵の量が肝心というわけですね。
このように我々は一部だけを知って、すべてを知った気になっていることが多くあります。人生でもちょっと立ち止まってみることも大切です。言葉で言えば「急がば回れ」という格言もあります。そうそう「そんなに急いで何処へ行く」がありましたね。
「天知る地知る」は「天知る地知る我知る人知る」です。「物言えば唇寒し」は「物言えば唇寒し秋の風」で、「虎の尾を踏む」は「龍の髭を撫で虎の尾を踏む」がすべてなんです。もうひとつ付け足しましょう。「大男、総身に知恵は回りかね」と良く言いますが、同意語として「小男に回った知恵も知れたもの」があります。まあ、どちらもサイズに合った知恵の量が肝心というわけですね。
このように我々は一部だけを知って、すべてを知った気になっていることが多くあります。人生でもちょっと立ち止まってみることも大切です。言葉で言えば「急がば回れ」という格言もあります。そうそう「そんなに急いで何処へ行く」がありましたね。