フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

プロ野球

2012-03-31 20:35:08 | Weblog
始まりましたね。今シーズンのプロ野球ペナントレース。開幕戦から白熱したゲームが数多くありました。その中でも阪神-DeNA戦が早くも引き分けでした。10回での引き分けでしたから、ああ今年も昨年と同じく節電の為の時間制限があるんだと気づいた次第です。3時間30分を越えた場合、新しいイニングに入らないというものですね。東日本大震災が発生する前は12回が延長の最終回でした。電力不足が心配される中ですから、今年も継続される時間制限は当然のことです。
さて、今年は4人の新監督が誕生しています。特にドラゴンズの高木監督は再登板です。前回とはこうしたルールが違っていますからセットアッパーや抑えの投手起用で考えなければならないかもしれませんね。まあ、9回できちんと勝利出来れば余分な心配です。
それにしてもドラゴンズのベンチ入りしている監督始めコーチ陣そして選手達の平均年齢は高いですね。新聞では新しいオールドドラゴンズと呼ばれていましたよ(笑)。それだけに延長戦は出来るだけ避けて、疲れをためないようにしないといけないとと余分な心配をしています。

言葉

2012-03-30 23:53:04 | Weblog
今日は久々のディナーショーの司会でした。ステージの前にホテルの食事が付くわけですが、こうした時の仕事でうらやましいことが一つあります。それはディナーにつくパンがおいしそうなことです(笑)。こんがりと焼けたフランスパンを見ると自分に出される弁当が恨めしくなります。ああ、うらやましいのはパンだけですよ。そのホテルでパン売り場があると仕事が終わった後、買って帰ります。
先日の仕事はお昼時の仕事で、ランチショーというタイトルでした。今日と同じように歌謡曲歌手のステージのお手伝いですが、同じ仕事でもランチとディナーでは響きが全然違いますね。もちろん両方とも豪華な食事なんです。会費も一緒です。ところがランチとディナーの言葉の違いを感じるのです。日ごろのランチはお値打ちですよという姿勢でお店の方は提供してくれるわけですから、その印象が強いのですね。ですから素晴らしいショーや料理でもランチショーと言ってしまうとどうしてもちょっとランクが下のように思えてしまいます。
そこでランチに代わる新しいお昼のショーの名前をつけたいと思うのですが、中々浮かんで来ません。教えてください。よろしく。

地元意識

2012-03-29 23:49:26 | Weblog
今日は甲子園で、地元愛知の代表の愛工大名電が快勝しベスト8に進みました。母校ではありませんが、何となく嬉しいのはやはり地元意識なのでしょう。
地元意識は生え抜き意識にもつながります。今年のドラゴンズの首脳陣やタイガースの首脳陣は圧倒的に生え抜きか多くなっています。広島カープはそうした生え抜き意識をずうっと持ち続けていましたが、それに倣った感じです。チームとファンが一体感が生まれやすいのも事実です。
地元意識は地域にたいする愛着とも言い換えることが出来ます。とは言えその高校野球のメンバーを見てみますと、必ずしも地元選手だけで構成されていませんのでその点は複雑です。最近は地域の中学校へ進学せずにお受験で他地域に出ることも多くなり、幼なじみの数も減っています。それが少し残念です。
そんな中で私も地元意識を発揮して、地元で歌手活動をしている人を応援しようと、新番組「松原敬生のほりだし歌謡」を4月1日の深夜からスタートさせます。いちど聴いてみて下さい。また、地元歌手でCDを発売している人は是非教えてください。あっ、もちろん東海ラジオです。

待合室

2012-03-28 22:07:59 | Weblog
たまたま診察を受けに病院へいきましたが、待合室で診察を待つ時間はなんとも人生の縮図を眺めているような気がします。まあ、自分の症状が深刻でないのでそんな観察が出来るのでしょう。
その中での一番のイライラさせる状況を産みだすのは、おそらく時間にたいする姿勢でしょう。一日仕事だと割り切って来ている人はやはりゆったりと落ち着いています。読書もはかどりそうです。子供連れのお母さんは子供との我慢比べの様相です。仕事の間に抜け出ての診察待ちの人は周りを見回し、何度も待ち人数を確認したり時計を恐そうな顔で睨んています。待合室でストレスが溜まりそうです。
たまたま待合室で知り合いに出会ったら、さあ大変です。不思議なことに病気自慢が始まります。病気が大変な人のほうが格が上なんでしょうか?実際は自分の病気は必ず治るという状況があるからでしょうがね。
診察を終えて待合室を通るときの表情は、先程までとずいぶん違って見えます。皆さんよりひと足先に社会復帰するんだとよと余裕を見せているようです。
さあ診察を終えました。私の表情はどんな表情でしたでしょう。

コップ

2012-03-27 22:54:01 | Weblog
いろんな競技があるもんです。コップ積み立て競技です。親子あり友達ありのチーム編成で何と世界大会を目指すものだそうです。記事によると12個のプラスチックカップを積んだり崩したりするスピードを競うもので「スポーツスタッキング」というそうです。個人、ダブルス、それにチームリレーの3種目があるようです。映像を見ないと具体的にイメージがわきませんが、世界大会まである競技ですから本当のワールドカップですね。
ところでコップと言いますが、コップの洗い具合がその人の清潔感につながると思いませんか。だされたコップに湯垢などがついているのがわかるとどうしても口をつけるのを躊躇してしまいます。それとコップ自体が傷んでいるかちゃんとチェックしておかなけれいくません。食器に関しては意外と鈍感になっている人が多くあります。あれだけ陶器まつりが人気で大勢の人で賑わい、沢山の買い物をするのに不思議な現象ですね。買ったら使う、道具はそのほうが喜ぶと思うのにね。
器も味の内、えっ、飲む方の器はどうだってですか?大きな器にならなくてはいけませんね。

卒業

2012-03-26 23:16:39 | Weblog
マスコミが一斉に取り上げた卒業が昨日ありました。AKB48の前田敦子さんがAKBを卒業するというものです。卒業といっても芸能界から引退するものではないそうですから、私はなんでそんなにマスコミが騒ぐのか不思議でした。しかしマイクが一般の若者に向けられると、若者にとっては大変な出来事なんですね(笑)。こうした認識の違いが世代間のギャップになるんですね。
たまたまタレントの認識ギャップですが、そのほかアニメの世界や、ITの世界など様々な世代間のギャップが見られます。こうした場合の対処の仕方は、難しいものです。つい我々は否定から入りがちですが、グローバル世界に生きる方法と同じように相手をまず認めることから始めなければなりません。つまり私達の世代では馴染んでいないことを謙虚に認め、教えを乞う姿勢を持つことが大切であるようです。
そのかわりに我々が生きた歴史も十分に若い世代に伝えなくてはなりません。例えば日本は世界で唯一の被爆国であるという認識を国民の100%が持っているかどうかも心配になるほどの状況も伺えます。日本の歴史には卒業はなく継続しているのです。

面白いアルバイト

2012-03-25 23:51:05 | Weblog
桜の季節が近づいてきました。各地で桜祭の準備が着々と進められています。その準備の中で面白いアルバイトがあるようです。
長野県の上田市では「シャッターマン」を募集しているというものです。シャッターマンは上田城千本桜まつりなどで観光客のカメラを預かりシャッターを押して記念撮影の手伝いをするメンバーのことです。お揃いの制服を着ているので観光客もすぐにさがすことが出来ます。シャッターマンという名前も粋ですし、有り難いサービスです。
ただし私はこのシャッターマンには応募出来そうにもありません。というのも頼まれてシャッターを押す機会もありましたが、どうも苦手なんですね。シャッターを押す際にカメラごと動くことが多いのです。被写体にじっと見つめられるのがプレッシャーになる程に気が弱いのです(笑)。
ところでこの仕事は単に綺麗に写真を撮ることだけが主な仕事ではないと思うのです。観光客とのコミュニケーションを取るときの印象が大切ですし、応対の仕方により観光客のリピートにつながるだけに、シャッターマンは観光の最前線にいる宣伝マンなのです。そんな気概を持って頑張ってほしいですね。

地価

2012-03-24 22:41:08 | Weblog
昨日新聞で発表された今年の1月1日現在の公示地価によると東北を除いては名古屋の徳川町あたりが一番昨年に比べて値段が上がったようです。新聞を見たほとんどの人は自分が住んでいる地域の地価はいかほどだろうかと確認したと思います。売るわけではないのに結構な地価ならばにんまりした方もありましょう。高価な土地の上に住んでいると思えば気分がいいですよね。
推測ですが、それとは逆にしかめっつらしている地域もありますね。その代表が岐阜の柳ヶ瀬あたり、なんでも20年前の地価に比べて25分1になってしまったそうです。美川憲一さんの「柳ヶ瀬ブルース」がヒットしたころの人通りと今では雲泥の差があるようです。お店もシャッターを降ろしてしまっている所が多くあります。当時の賑わいを知る住民にとっては残念で仕方ないですね。
先程歌の例をあげましたが、ここへ来てご当地ソングの女王、水森かおりさんの新曲が「ひとり長良川」です。この曲が大ヒットすれば岐阜が注目され、再び柳ヶ瀬も賑わいを取り戻すかも知れませんね。ただタイトルがひとりというのが気になります(笑)。「大勢長良川」ではドラマになりませんね。

歌唱力

2012-03-23 23:48:16 | Weblog
AKB48の岩佐美咲さんは先頃「無人駅」という曲で演歌歌手としてソロデビューしオリコンでもデビュー曲が上位にランキングされましたが、先日はAKB48のある番組のカラオケコーナーで審査員から歌唱力を絶賛されて優勝しました。歌手にとっての一番の褒め言葉はやはり歌唱力があるということでしょう。
かつてレコード大賞華やかなりし頃、ある歌手などは、大賞より最優秀歌唱賞が欲しいと言ってた位です。先輩、後輩の関係があるなかで、歌唱力のある後輩には先輩といえども一目置くでしょう。人気は浮き沈みがありますが、身についた歌唱力はそう衰えるものではありません。
岩佐さんには私もインタビューする機会がありましたが、こうしたお墨付きでおそらく順風満帆の歌手生活を送るのではないでしょうか。というのも彼女は歌唱力だけでなく、人としての躾もしっかり出来ているからです。それはインタビュー中の言葉ではなく終わった後の行動がいかにも良く躾られていると理解したからです。ですから出る杭であろうが、みんなが出るのを引っ張ってくれると思います。歌唱力プラス人柄、すべてOKです。

接触感覚

2012-03-22 23:21:02 | Weblog
タイトルの接触感覚は聞き慣れない言葉です。ある友人が、今話題のギリシャへ出掛けた時にギリシャに来たんだなあと思うのは、コーヒーハウス(フェニオ)で男達がてなぐさみ用の数珠のコンボロイを、つくねんと座ってもて遊んでいる姿を見掛けた時だといいます。
ギリシャの人達は話が途切れるとこの数珠をジャラジャラと振り回して無聊を慰めるのです。その時には何にも考えないそうでそれが大切なんだそうです。数珠に触るという接触感覚によって情緒の安定が得られるからという理由のようです。そういえばプロ野球のベンチの光景をテレビカメラが捉えるとベンチに座っている選手、特に控え選手の手にはボールが握られていることがありますが、選手交代の準備とともに心を落ち着かせる接触感覚を味わっているのかも知れませんね。私もご多分に洩れず腕にブレスレット紛いの数珠を巻いていますが、無意識の内に、本番前はそれに触れています。何となく安心するのですね。
そういえば甲子園での春の選抜高校野球が始まりましたが、打席でユニホームに縫い込んだお守りに手を触れるのも、接触感覚で落ち着かせているんですね。