フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

推計人口

2018-04-30 23:50:12 | Weblog
先日の新聞に2045年の都道府県別将来推計人口が人口問題研究所の資料で掲載されていました。全国で一様に人口が減るのは報道通りです。何せ2000万人が減るのですから。
さて、その45年にすべての都道府県の中で2015年に比べて、指数が90以上になるのは愛知と東京都だけです。愛知の住人としては誇らしい気持ちではありますが、まあ、年齢的に自分の目で確かめることは出来ません(笑)。大阪府は指数は80~90です。
このゴールデンウィークの町中で人出が多いと、何となくお祭り気分になりますから、人口が減ると賑わい が少なくなったような気がしますよね。お祭り気分はともかく、となると少子化対策という政策は重要政策ですね。国会も早く前に進み、日本の未来を論じて欲しいですね。
ああ、ゴールデンウィークで議員さんたちもお休みでしたね。

渋滞

2018-04-29 23:39:08 | Weblog
ゴールデンウィーク、遠出の計画がある場合、特に車での移動はどうしても渋滞が気がかりです。最近はスマホなどで渋滞情報をきめ細かく手に入れることが出来る為、精神的に落ち着くようですが、それでも渋滞に巻き込まれると折角のお休みの楽しさが削がれますね。
ところで、日本道路交通情報センターでは、渋滞の定義を高速道路では時速40キロ以下長さが1キロ以上15分以上続くケースとしています。また都市高速道路では時速20キロ以下を渋滞、時速20~40キロを混雑としています。たった1台の車がブレーキを踏むことで後続の車に影響して自然渋滞になることもあります。その自然渋滞が発生しやすい場所はトンネルの出入口や車線が狭くなっているところです。
家族揃って出掛ける車の中は、家庭の居間のようなものです。その居間が暗くならない為には、やはり渋滞に巻き込まれない、巻き込まないようにしたいものですね。

ゴールデンウィーク

2018-04-28 23:53:39 | Weblog
今日からゴールデンウィークが始まりました。それぞれの家庭では海外旅行をはじめ、各地への観光旅行に出発したことでしょう。しかし今日、名古屋の中心地を通る機会がありましたが、けっこう人出が多いと感じました。となると家族一同で出掛けるのは3日からの後半になり、今日明日は近場で楽しむのかもしれませんね。
私の子供の頃はゴールデンウィークというより新聞などでは「黄金週間」と表現したものです。その当時の娯楽の中心だった映画界がさかんに黄金週間の映画は○○と映画会社のエースが主演する作品を上映しました。時代劇が得意な東映は市川右太衞門、片岡千恵蔵を中心とするオールスター物、日活は裕次郎や旭、大映は市川雷蔵や勝新太郎、松竹はメロドラマといった具合に映画を上映し、映画舘に足を運ぶ楽しみがありました。
その黄金週間がいつ頃から横文字のゴールデンウィークになったのでしょうか。調べる価値がありますか(笑)?

緑の羽

2018-04-27 23:39:28 | Weblog
テレビに登場する政治家の胸に緑の羽根が見られます。そうです。日本の国を緑の樹木で覆いつくすための募金をする羽根でもあります。
信号の緑もそうですが、葉桜のこの時期、街路樹の緑も本当に心慰めてくれます。
さて五月の誕生石としてお馴染みのエメラルドと翡翠があります。いずれも緑色の宝石です。エメラルドは世界の四大宝石のひとつで知性を象徴する宝石です。パワーストーンでもあります。もうひとつの翡翠は魔法の宝石と崇められています。この翡翠もパワーストーンで不老長寿の象徴でもあるのです。ダイヤモンドの指輪も素敵ですが、こうしたエメラルドや翡翠の指輪もいいものですね。それも緑色が癒しや優しさに繋りますから、さらに素敵です。しかし自分のネクタイ箱を見てみると緑色のネクタイは少なかったです。むしろ、赤、紫、青、黄色が多いです。ネクタイは、意外とプレゼントでいただくことが多いので、人から見ると私は緑色は似合わないのかも知れません。今度のお休みには、緑のネクタイを探しに行きます
かぁ(笑)。

二刀流

2018-04-26 23:59:52 | Weblog
今年のスポーツ界でここまで話題の中心は、平昌冬季オリンピックの羽生選手のフィギュア2連覇をはじめカーリング娘の活躍、そして、その後は何と言っても大リーガーとなった二刀流の大谷選手の素晴らしい活躍でしょう。シーズンが終わるまでこの活躍を続けてほしいものです。
ところで、この二刀流という言葉は日本の宮本武蔵が思い浮かびますが、その他昔から「二足のワラジをはく」という言葉がありました。二刀流と二足のワラジとはどう違うのでしょうか。二足のワラジは、職業を2つ持ちどちらも一流?の立場といえましょうか。ただ、語源としては江戸時代、博打うち(博徒)が十手持ちを兼ねたというところから、あまり良
いイメージがないところから、二刀流のほうがより良いイメージがあります。
それとひとつの職種で二通りのやり方を持っているので、やはり二刀流なんでしょうね。ドラゴンズにも大谷選手が現れないかなあ。

藁にもすがる

2018-04-25 23:56:43 | Weblog
子供の頃、おばあさんの家に遊びに行った時の光景が自分にも訪れるとは思ってもみませんでした。その光景とは、子供達で遊んでいる部屋へおばあさんが入ってきて、子供に用があるのかと思いきや、首をかしげて「ええっと、この部屋に何しに来たんだろう」と呟くのです。子供が「何か用?」と尋ねても、黙って部屋を出て行きます。しばらくして、今度は「そうだっ!」と大きな声を出して、また部屋に来て何かを持ち出していきました。子供達は顔を見合わせて笑ったものでした。そうした現象が我が身にもたまに起きるのですから、まさに行く道なんですね(笑)。
つまり「物忘れ」なんです。こうした現象を無くす為のサプリメントなどに目が向くことがありますが、今度はそのサプリメントをきちんと飲むことを忘れてしまいますから、なんともはやです。藁にもすがる気持ちが空回り。あ~あとタメ息ばかりが、きちんと出てきますよ。

マナー

2018-04-24 23:54:47 | Weblog
日本人はマナーを守る人種だろうか?そんな疑問をどうも最近抱いています。というのは、列車の中のマナーで首をかしげるばかりです。車内で相変わらず化粧はするし、スマホに夢中になり前にお年寄りがいても気づかず席を譲らない、またエスカレーターでは、どのエスカレーターも歩かないで下さいとのアナウンスを無視して歩いたり、走ったりしています。
いつぞや、世界に誇れる日本人の美徳の第一に「規則やマナーを守り秩序を重んじるところ」が選ばれたことがありますがどうも首を傾げざるを得ませんね。私達の子供の頃、そう数十年前までは、日本の社会は、社会的な地位や力関係に縛られなくても秩序を保てる社会だと実感出来ました。まさに日本の美徳ですね。それが徐々に消えていくような気がしてなりません。日本の本質をもう一度建設しなおさなければなりませんね。

波に乗れるか。

2018-04-23 23:39:10 | Weblog
今日はスペイン版バレンタインデーと言われている、サンジョルディの日です。昭和61年に実行委員会が生まれました。その際には日本書店組合連合会、日本生花商協会の後援がありました。つまり、この日に本と赤いバラを贈り合おうというものです。何故本かというと、この日は「ドンキホーテ」の作者である、セルバンテスの命日ということで、スペインでは「本の日」とされて各地に市が立つのです。
この記念日は、チョコレート業界が大成功を収めたバレンタインデーの夢よ、再びと仕掛けられたものなのです。あれから30年以上経ちますが、その浸透度はいまひとつです。その間に、節分の丸かぶりやハロウィーンのほうが、圧倒的に日本中に浸透しました。
サンジョルディが騒がれない理由とはやはり、バレンタインのチョコレートや節分の海苔巻きのように、食物が関わっていないからかも知れませんね。流行を創りだすには、まず相応しい食物が必要のようです。

伝統

2018-04-22 23:26:57 | Weblog
このところ、大相撲界の伝統問題で揺れています。つまり土俵上の女人禁制の是か否かです。この問題は土俵上で挨拶に立った来賓が病気で倒れたことで女性が土俵に上がって介護しようとしたことから端を発しました。また、地方巡業中、力士と相撲が楽しめるちびっ子は男児に限るとされたことで、さらに話題が膨らみました。相撲協会は伝統を重んじて土俵に女性を上げてもよいという動きは出ていません。そこで伝統とはなんぞや、という話になるわけですが。
こんな話は参考にならないでしょうか。有名な料理店が伝統の味を誇っています。もう何代も続いている老舗です。そこのオーナーは、今の味は、初代の味とは違うと言い切っています。つまり、時代に合わせて多少変化を交えながら伝統を守ってきたと胸を張って答えたのです。この言葉の中に解答があるのではと私は思うのです。

銭湯

2018-04-21 23:55:26 | Weblog
最近はほとんど行かない場所に銭湯があります。子供の頃は本当によく出掛けたものです。とは言っても、実は番台の上にあったテレビを見に行ったのですが(笑)。高校野球のシーズンには、昼間から応援に出掛けたものです。私の子供の頃の高校野球は愛知代表が強かったので、ご近所のお爺ちゃんと話があって応援のしがいがありましたからね。
肝心の湯船のほうですが、いまは壁画にはどんな画が書かれているのでしょうか。かつては、三角形のてっぺんを少し横に切って、頭をギザギザにし全体をブルーに塗って頭の部分を白く塗り分けている富士山でした。
今年はすでに「零度祭り」は行われたでしょうか。新年が開けてその年初めて気温が零度を超えると山頂で行われる祭りです。