フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

温泉

2009-01-31 18:57:20 | Weblog
一年中で一番寒い時期ですね。しかし早いものでもう明日は2月です。今日、明日の休みは日頃の疲れを癒しに温泉へというのもいいですね(残念(?)ながら私は今日は日本ガイシホールでの長良グループの新春演歌まつりの観賞でした)。
温泉ブームはまだまだ続いています。日本のブームは嬉しい事に若い人達もこのブームの中にいるという事ですね。
ひとくちに温泉といっても色々な種類の温泉がありますし、温泉地もさまざまです。日本は特に温泉地が多く、その数は実に3000ヶ所にものぼります。その温泉の選び方の基本はまずパンフレットを取り寄せる事からはじめます。新鮮なお湯に出会うには源泉地に近い宿を選ばなくてはなりませんが、その目安は共同場のある場所に近い旅館です。昔から共同場は源泉地の近くに建てられますから、その近くならはずれがないでしょう。又、その旅館の浴場の写真を見る事も方法です。浴槽の底や壁が岩盤になっていればOKですし、掛け流しかどうかは写真の洗い場の床がぬれているかどうかも目安となります。
次に値段を見て、二人(夫婦客)を対象に考えてあるところがいいですね。そして料理は季節のものや地のものを美味しく食べさせてくれるメニューが第一です。山の旅館で魚は期待しませんもんね。
ともかく折角心身を癒しに出かけるのですからストレスのたまる余分な神経を使わない設備をもった旅館に泊まりたいものです。
そうそう私のもう1つの条件は、自分の職場の情報(東海ラジオ)が聞えない事も大切ですね。

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2009-01-30 16:38:14 | Weblog
2、3日前に福井県坂井市の「新一筆啓上賞」の入選作が発表されましたね。今回のテーマは「夢」でしたが、大賞に選ばれたのは岩手県の64歳男性の『妻へ 時々お前の夢を見る。子供たちにも出てやってくれ』でした。いやあ、何ともジーンとくるいい作品ですよね。何でも4人の子供さんがお母さんの夢を見ない、と普段言っている事を受けての作品だそうですが、本当に愛情に満ちた作品です。夢は深層心理の表れと言われますから、心の奥深くまで奥さんの事がつまっているのでしょう。
ただし子供達の愛情が薄いというわけではないそうです。夢を思い出す力には個人差があるそうです。難しい事はわかりませんが表面意識と潜在意識のかかわり乏しい人程、忘れてしまう事が多いそうです。ですから実際にはお母さんが登場していても気がつかないだけの事でしょう。特に起きる前の浅い眠りの夢を憶えているそうですから、若い人の熟睡状態では思い出せないのですよね。
これも聞いた話ですが、夢の中の登場人物は必ず自分が1度は出会った人が登場するそうです。知らない人が出てくる事はないそうです。残念ながら私は出て来て欲しい人の夢などは見た事がありません。出てくるのは「ニュース原稿が読めない」「禁煙中なのに喫煙している」「学校へ行ったら試験だった」などの夢ばかりです。
枕の下に叶えたい夢を書いた紙を置いて眠るといいなどとも聞きますが、どうなのでしょうか。

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不況の波

2009-01-29 21:40:29 | Weblog
各方面に不況の波が押し寄せています。先日のショッキングなニュースでは、音楽の殿堂として知られるアメリカ、ニューヨークのカーネギー・ホールが、来シーズンの公演数を今季に比べ1割少ない180に減らすとありました。景気後退で企業の後援を打ち切られた複数の楽団が公演中止を決めたからだそうです。アメリカだけでなく長引く不況の中、企業のメセナ活動が下降線をたどり、人々の関心が文化、芸術から離れていっているようです。
少しばかり大上段にふりかぶっていうならば、文化、芸術の発展は我々社会に於いて、決して無駄なものではなく、不況のあおりがこうした文化、芸術活動に真っ先に向かっていく事は非常に残念です。むしろ人間性を育む上からも最も必要なもので、この分野にこそ公的に支援が必要なのではないでしょうか。
そしてむしろ経済の活性化を考えるならば、文化、芸術を新しい消費のターゲットとして考えてもいいのではないでしょうか。フランスなどでは工場の跡地を活用して現代アートの拠点としています。
経済の冷え込みでギスギスした世の中になりつつあり、又心の潤いを得る機会さえ失われてしまったなら、益々殺伐とした事件が多くなっていく気がしてなりません。
忘れていた自信をこの分野から取り戻し、再び日本が立ち上がる事を期待します。

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情報発信力

2009-01-28 21:05:18 | Weblog
スイス・ジュネーブに本拠を置く「世界経済フォーラム」が今日から2月1日までスイスのダボスで年次総会が開かれます。世界各国のリーダーや学者、ジャーナリストが集まり、世界経済や地球環境問題など幅広いテーマについて意見交換します。
日本も麻生首相が週末を利用して30日に日本を発ち、2月1日に帰国するスケジュールで、金融危機を早期脱出する強い決意を会議で演説するそうです。
問題はこの首相の演説がどれだけ発信力を持つかという事です。日本は環境技術をはじめ、もの作りのノウハウなど世界でトップレベルの実力を持っていますが、どうも世界でこの実力が正当に評価されていない気がしてなりません。それは発信力が極めて弱いのが理由ではないでしょうか。
情報発信力は政治家の役目の1つでもあります。こうした会議を通じて日本そのもののブランドを強める発信をしていかなければなりません。もちろんテクニックの1つとしては、日本固有の文化発信も含めなければなりませんが、会議そのものでその場の流れが出来上がりつつあっても必ず積極的に自分の意見として情報発信していかなければなりません。
自分の背後にある日本のトップレベルの実力を信じて世界をリードして欲しいですね。独のメルケル首相らも演説する予定ですが、どちらの発信力が強いでしょうか?楽しみです。

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顔をそむける

2009-01-27 22:17:38 | Weblog
新しい番組が東海ラジオで始まりました(毎週土 AM5:30~40の『松原・ジョンエのおめざめ歌謡』)。相手役のイ・ジョンエさんは韓国出身の歌手です。やはり他国へ来るという事は文化の違いを感じた事も度々だったそうです。
一番の違いは親の前でお酒を飲む時には、親から顔をそむけて飲むのが普通だという事で、親を敬っての仕草です。日本ではこうはいかないですね。
ところでそむけるといえば「せきエチケット」を覚えなくてはいけません。風邪やインフルエンザがはやる時期です。咳やくしゃみが出たらマスクを着用しなければなりませんが、もしマスクがなかったらティッシュなどで鼻や口を覆って他人から顔をそむけて周囲にうつさない様にします。欧米などではこうした行為は当然のマナーとして定着していると聞きますが、日本ではまだまだの感がします。
新型インフルエンザの発生が心配されている昨今、こうしたマナーも大切な対策です。特に大勢の人が集まる公の場所ではそうした注意が必要ですね。
他人ひとにうつすと早く治るというのは全くの迷信ですから、そんな事をいう人には口をふさいでやって下さい。

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またまた笑い

2009-01-26 21:17:20 | Weblog
4/25によしもとプリンスシアターがオープンするのにちなんで、今日制作発表会見が東京で行われました。その中で桂文珍さんが昨今のお笑いブームは芸人にとって未曾有・・・のチャンスと挨拶しておりましたが、お笑いブームは過去何度かありました。現在のこのお笑いブームは第五世代ブームだそうです。この背景は芸人大量供給、大量消費の体制が定着したからとも言われています。
さて、ブーム、ブームと世間で喧伝けんでんされますと、聴衆の方も本当に面白くなくても笑う傾向が出てきます。それだけに完成されたしゃべくり漫才よりも一発ギャグを持つ人達の方がウケが言いようです。
このお笑いブームは何かしら不景気の時におとずれる様ですが、この経済状況では相当長くブームは続きそうですね。ニュースを見ても聞いても不景気な話ばかりとなれば、お笑いブームで得るつかの間の笑いも貴重です。
笑いはストレスを減らし、脳を活性化される効果はもちろん、最近では笑えば血管が拡がって血液の流れがよくなるという研究結果が出ています。
そこで不景気対策の1つとしてお札の図柄の顔(福沢諭吉etc.)を笑わせてみたらどうでしょうか。お金の流れもよくなってくるのではないでしょうか(笑)。

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慣性の法則

2009-01-25 22:03:53 | Weblog
すごい時代になったものです。改めて感心するのはテレビ番組のプログラムの本当に多いことです。和、洋のドラマ、スポーツ、音楽番組、趣味の番組など同じ時間にどれだけの本数が放送されているのでしょうか。
そんな番組を適当にリモコンを操作しながら選んでいると、目に入ってきたのが韓国のドラマ「兄嫁は19歳」
ストーリーそのものより生卵とゆで卵の見分け方のシーンが興味をひきました。卵を底につけて回し、止めてみてそのまま止まればゆで卵、少し回れば生卵で、生卵の卵黄が内部で運動を続けるからだそうです。これが慣性の法則で、人を愛する気持もこの法則があり、一度愛すれば止めるのが大変という事を言外に表現している様です。
止めるのが大変というより、私はやり直すのは大変と思っています。三日坊主ではありませんが、やり続けている時は何ともないのに、少し休むと改めて立ち上げるエネルギーが必要になってきます。これも慣性の法則ではないでしょうか。そうそう一度弾みがつくと止まらないというのが慣性の法則ですから、逆慣性の法則かもしれませんね。
従って、今続けている事は決して立ち止まらない方がいいですね。というのも続けていることの方が楽ですからね。
皆さんも何か続けていることありますか?
言い忘れましたが、我々アナウンサーに必要な「かんせい」は「感性」の方ですが・・・。

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柔よく~

2009-01-24 20:57:20 | Weblog
今日は前から本当に楽しみにしていたドラゴンズの山本昌広投手と、クラウン賞最優秀選手賞受賞記念のトークショーの仕事でした。普段は「仕事」という意識が強いのですが、今日だけはファンとしての追っ掛けの心理でした。
いつもペナントレースでは山本投手が見事な勝利を飾ると自分までが頑張ればまだまだやれるんだと元気をもらったものでした。無意識でしょうが、ちょっと舌を出して投球する姿は何とも心温まる最高の表情です。今年の数々の祝賀のセレモニーで先輩投手が祝辞を述べ、400勝投手の金田氏が「50歳までやれ!400勝目指せ」などと激励しています。
私のこの金田氏のかつての言葉の中で大変印象に残っているのは「一生懸命、全力でスローボールを投げる」です。この全力で一生懸命ゆるいボールを投げて相手を翻弄する事は、丁度山本投手とイメージがだぶるところがあります。まさに「柔よく剛を制す」です。外に出る大きな力ではかなわなくても内に秘めた力を精神の集中によって高め、外の大きな力を逆に利用するテクニックは古来の日本武道のスタイルです。まさに日本の武士そのものの山本投手です。
それだけにWBCやオリンピックでも代表として選ばれてもおかしくないのだと思うのは私だけでしょうか。
サムライジャパンに最もふさわしいのがこの山本投手だと、あえて今日はいいたいのです。

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おふくろ

2009-01-23 20:58:35 | Weblog
今日は我が母親の誕生日です。といってももう故人ですからケーキを買ってとはいかないのですが。生きていたら何歳だろうかと、大変親不孝な状態です。多分100歳前後ではないかと思うのですが。世の中には100歳を超える元気な方が大勢いらっしゃるので、ちょっぴり生きていてくれたらと残念です。
ところで「福は内、鬼は外」の豆まきで、100個も食べると大変だろうなと余分な事に考えがむきました。この節分の行事に少し変化がみられる様です。節分といえば豆まきが相場でしたが、最近は恵方を向いて恵方巻きという巻き寿司を食べる人が増加して、豆まきが少なくなっているそうです。
関西が発祥の地とされている「まるかぶり」という風習、昨年は豆まきをする人とほぼ同数になり、今年は逆転するだろうと言われています。
豆まきをしない理由は圧倒的に「掃除が大変だから」だそうです。時代の流れでしょうか。クロスワードパズルの解答も節分という「カギ」では変わってくるかもしれません。
バレンタインのチョコレート、そしてこの恵方巻き。誰かが考えたのですね。流行のこわさ、素晴らしさを教えてくれます。共に2月の行事で「2月は逃げる」と言いますから、古くからの風習も逃げてしまうのかもしれません。
ちなみに今年の恵方は東北東です。

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日向ぼっこ

2009-01-22 21:07:48 | Weblog
どんよりとした曇天、こういう日はやはり太陽の光が恋しくなります。温度はそれ程下っていなくても肌寒さを感じさせるのが曇り空ですね。
こうしてみると、この時期の太陽の光は本当に有難い存在です。ガラスに仕切られたサンルームの様な日だまりに身体を置くと、心の中まで温められ、惚けた様にボーとしておれます。そういえば「日向ぼっこ」は「日向惚け在り」と漢字で書き、ほうけている=惚けているから転じたものだそうです。
単に身体を温めるだけでなく、太陽の光を浴びることでコレステロールがビタミンDにかわるといいますから恐るべし太陽です。
こうしたちょっとした幸せを日常的に味わわせてくれていたのが日本建築の特徴でした縁側。その縁側が最近では殆ど見かけなくなりました。御隠居さんが縁側でウトウトしている光景なんていうのは「サザエさん」の世界だけでしょうか。
縁側といえば家族の団欒の場所、庭とつながっていますから四季の行事、月見や避暑、花火などが行われ、思い出の宝庫でもありました。お隣りさんやご近所さんが通り掛かったのでとちょっと顔を出して立ち寄ってくれたのも縁側ではなかったでしょうか。さしずめ昨日あたりは、その縁側でオバマ大統領の就任の話が面白おかしく話されたでしょうにね。
ご近所とのコミュニケーションを取るにも縁側がずいぶん役立っていたものでしたね。この様に自分達が惚ける前に社会が惚けて、日本式が消滅しているのかもしれません。

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