フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

野党とは

2015-02-28 23:13:04 | Weblog
国会中継の七不思議は選挙で勝った与党はいつも守勢で負けた野党が攻勢をかけることです。民主党が政権についていたときもそうですし、今の自民党でもそうです。特に今は政治とカネの問題で政権は苦戦ですね。
それにしても、いつも守勢というのは、予算案を通してもらいたいという意識が強すぎるからではないでしょうか。自信のある予算案ならばもっと堂々として構えていればよいのにと思ってしまいます。たまたま今回は大臣の政治とカネの問題が浮上して予算案とは関係のないところでのやり取りが続いているだけに、我々の目から見ると何をしてるのかと腹立たしいものがあります。別の委員会ではダメなんでしょうか。質問も答も、それはそれで他にして、国民の生活に直結する予算案の審議をしっかりやって欲しいですね。恐らくどの議員も、質問に、あるいは答に対して「バカヤロウ」と毒づくこともあるでしょう。
そう言えば62年前の今日、時の総理、吉田茂首相の「バカヤロウ」発言があった日ですね(笑)。

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疲労回復

2015-02-27 22:00:12 | Weblog
疲労回復の条件は「安静、栄養、睡眠」と言われます。しかしスポーツマンにはあてはやらないこともあるようです。練習などで疲労した筋肉は、安静にしているよりその筋肉を使い、その練習と同じような動作をゆっくり行ってほぐすほうが早く休まることがあるそうです。
ところで、そろそろプロ野球のキャンプも打ち上げて、今度は実戦のオープン戦のシーズンに入って来ます。中日ドラゴンズの山本昌投手は盛んに、今年が選手として最後のキャンプだと匂わせていますが、キャンプの最後の休みの日にも、身体を休めることなく練習していました。彼の場合は先程の疲労回復説を取り入れるというよりも、むしろ休んでしまったら、身体を起こすのに時間が掛かりすぎるのが理由のようです。ですからレジェンドと騒がれて以来の報道を見ていると、昨年のシーズンオフでも毎日身体を動かしていたようです。今年はゲームにさえ出れば記録につながる存在だけに、故障なしでチャレンジして欲しいのがファンの願いです。

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外国語

2015-02-26 22:34:15 | Weblog
中国や韓国の春節も終わりました。この間、日本にずいぶん沢山の外国人が訪れました。この分ならば今年も外国人観光客の数は昨年を上回りそうな勢いですね。テレビのワイドショーではしばしばこうした観光客の様子、特に買い物の様子を映し出してくれます。時にはインタビューにも答えてくれていますが、皆さん、日本語が上手なこと。逆に私が海外でインタビューを受ける立場だったら後ずさりするでしょうが。本当に皆さん上手です。つらつら考えるに、昔から日本人は人前で英語を話せないとよく言われますがそれは度胸もないし、あったとしても伝えようとする中身がないからかもしれません。単語や文法は知っているわけですからね。これを伝えたいと思えば単語の羅列でもいいわけです。また、ボディランゲージでも通じます。つまり、伝えたいという情熱不足ですね。
沢山の海外からの観光客がやって来るということは、相手をする機会も増えることです。聞きたい、伝えたい、この「~したい」が壁を破ってくれそうです。

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ドア・イン・ザ・フェース

2015-02-25 23:46:06 | Weblog
タイトルの「ドア・イン・ザ・フェース」というのは交渉する際のテクニックのことです。例えば妻が夫に10万円の指輪を願ったけれど夫は高過ぎると、却下。しかし、夫はチョッピリかわいそうだと思います。その隙に、妻は今度は、5万円ぐらいの指輪を願うと夫は購入を許してしまいます。この技術を言います。人間の心理を応用する交渉術ですね。
ところで、このところあらゆる場所でのロボットの開発が進んでいます。先日も介護用のロボットの活躍が近いと報道されました。その効果の一つにロボットならコミュニケーションの際の言葉のやり取りでトラブルが起こりにくいですね。つまり、介護人からは口答えなどが無くてされるほうも心穏やかに過ごすことが出来ます。ただ先程のような交渉事は全く出来ない話でしょうね(笑)。
かつて私もロボット犬を持ったことがありますが、最初は興味深く付き合いましたがいつの間にか、淋しい思いをさせてしまったことがあります。ロボットとの交流。これも課題の一つでしょうね。

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殺伐な事件

2015-02-24 23:33:41 | Weblog
このところいとも簡単に人の命を奪う事件が続発しています。それも幅広い年代でおきています。自分なりに考えると10代を始めとする若い人たちは、ゲームの中ではすぐに生き返る主人公がいることから、死というものの現実感が伴っていないからではないでしょうか。また老年期になると寿命が長くなっていますから、老老介護という状況が数多くあります。中には介護する側も介護される側も人生に疲れてしまう場合もあるようです。
こうした諸々の原因があるのですが、突き詰めて考えると、最近は人と人とのつながりが希薄になり、効率ばかりが追求される現代にあってゆとりや温もりが失われている背景があるのではないでしょうか。無関心のあまり、つまり心の痛みに気づくことが出来なくなっているからでしょう。身近なことでは、大人と子供、親と子がもっと接触し精神の断層を埋めていかなければなりません。
ふと狭い茶の間にひしめいていても家族の温かみが溢れていた時代を懐かしく思います。

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足し高の制

2015-02-23 21:58:30 | Weblog
野球のキャンプも練習試合が多くなりました。育成選手を表す大きな背番号の選手も頑張っています。育成選手から、あるいは二軍選手からどれだけ一軍で活躍する選手が表れるでしょうか。
彼達が一軍に定着するともちろん給料も上がります。一軍の最低給料が決まっていますから、一軍出場試合数に応じて支給されます。このシステムは江戸時代、享保の改革を行った八代将軍徳川吉宗の新機軸、「足し高の制」に似ています。幕府の高級ポストに思い切って有能者を抜擢するもので、当時の家格や身分を問わずに抜擢しました。しかし、上位ポストに登用してもいきなり上位のポストの給与に切り替えません。今までの給与で登用し、新ポストとの給与差は新ポストの在任中に限って、差額として支給します。この差額が足し高です。いくら低い地位から登用されても新ポストは恒久的に保証されません。うまくいかなければ、元の地位に逆戻り。足し高の支給もストップです。育成選手と似ていますね。頑張って来年は一軍最低給与を突破してしまえば、こっちのもんですがね。

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高倉健さん

2015-02-22 23:53:08 | Weblog
今日の生放送東海ラジオの「日曜も歌謡曲」で久しぶりに高倉健さんが歌う「網走番外地」を放送しました。かつては刑務所内を美化する曲ということで長い間放送を自粛していた作品でもあります。
それをさておいて、高倉健さんは後年は後進の育成に非常に心を砕かれました。撮影現場では若い俳優さん達に率先して話しかけ、スタッフにねぎらいの声をかけていたそうです。それは高倉健さんの映画界への恩返しなんだそうです。話しかける理由はこうです。『人を育てるというのは夢を見せること。かかわった全員が参加してよかったと思える現場にする。あるいは自分もあんなふうになれるなら日本の俳優も悪くないなあ思える姿を見せたいから』だそうです。残念ながら、もう直接その思いに接することはできませんが、高倉健さんと一緒に仕事場で過ごした俳優さんやスタッフの皆さんの心の中に、思いが息づいていることでしょう。
今度はその思いを後輩たちにバトンタッチしていって映画の存在を高めていくのです。先輩というのは思いの送り手でもあるのですね。

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遺伝子

2015-02-21 23:33:59 | Weblog
国会審議がたけなわです。ただ審議が本格的に進んでいるかどうか疑問ですがね。ところでこうした討論を見聞きしていると、与野党問わず態度の大きい人がいますよね。もちろん選挙の時は違いますが(笑)。議員さんの心の奥には自分は他人とは違う、選ばれた人だという思いが強いのでしょう。そんな人種に出会うとおもわず教えてあげたいことがあります。それは「人間の遺伝子の総数は3万前後でハエやミミズのわずか2倍である」という研究結果です。人間は往々にして他の生物より格段に複雑だと思いがちですし、ましてや日本という国を動かしているんだと自負心があるだけに態度も大きくなりがちです。しかしミミズのわずか2倍と理解したならば、謙虚さがよみがえってくるのではないでしょうか。ましてや永久にその職に留まることは出来ないわけですからね(世襲と言われる人も多いですが)。
議員という立場でなくても、人間社会、自分たちは特別だとの思い込みが摩擦の原因になりますか。ミミズとハエなんだと、時に振り返りたいですね。

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味覚

2015-02-20 22:36:05 | Weblog
最近よく取り上げますが、若手の演歌歌手にビジュアル系のイケメンが多くなりました。となると、先日のバレンタインデーには食べきれないほどのチョコレートをファンから貰ったことでしょうね。ですから今日あたりでもチョコレートを一つ口にほりこんで仕事に出掛けたかもしれません。
しかし実際はチョコレート好きは女性の方ですね。仕事や人間関係に行き詰まった時には、チョコレートを口に入れて自分を癒すそうです。チョコレートを貰う方の男性はしょっぱさと苦さの区別が得意ですからビールが大好き。むしろ男性からチョコレートを女性に贈ったほうが喜ばれると思いますね。チョコレート中毒が圧倒的に多いのも女性だとか。バレンタインデーで女性は自分の好きなものを男性に贈り、男性はそれで鼻の下を伸ばしているのですよ(笑)。そこから昨今は、自分チョコと称してバレンタインデーしか手に入らないような高級なチョコは自分が味わうのですね。売り場でチョコを探す姿はとても男性を意識した姿とは見えませんからね。

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青春

2015-02-19 23:25:11 | Weblog
歌謡曲番組を担当していると、時に「青春歌謡」というくくりで放送することがあります。昭和30年代から40年代にかけて、橋幸夫さん、舟木一夫さん、西郷輝彦さん、森昌子さん等がヒットを次から次へ出しています。丁度、そのころ学生時代を過ごしていた歌謡曲ファンが今や懐かしさを求めて耳をかすのかもしれません。テレビ番組でも「青春とはなんだ」シリーズが人気でした。
さてその人達はすでに自分の青春は終わったと思っていますよね。きっと。そんな中、次のタイトルの本が出版されました。盛田隆二著の「残りの人生で、今日がいちばん若い日」です。今からでもチャレンジする気持ちを持ってもおかしくないと激励してくれます。毎日我々は残りの人生の一番若い日を過ごしていくのですから、背中を押してくれそうな本ですね。青春を語る言葉にサミュエルウルマンが『青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ』と喝破したように心の持ち方次第で今も青春だと気付かせてくれます。

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