最近よく言われるのは、漢字力の低下です。つまり、漢字を読めても書けないことが多くなってきたのです。私自身も喉の病気で筆談を余儀なくされた時、普段なら簡単に書ける漢字が書けないことが多々ありました。
これらの原因を探ってみると、パソコンが流通し、スマホが普及し、手紙やレポートを自分の手で書く機会が大巾に減ったからです。もちろん、加齢からくる衰えも否定出来ません(笑)。
ある漢字のテストの常用漢字で一番書けなかった漢字は「児童虐待」の「虐」という字だったそうです。毎年、虐待が多く、新聞などで毎日のように、この漢字を目にするのに書けないのです。読めても書けない好例です。時間があれば、新聞の見出しぐらいは書き写すことを毎日してみると良い脳トレになりますね。