風速

今日は二百二十日ですが、今年は台風の上陸騒ぎはありません(ただ台風13号の進路はわかりませんね)。この時期で上陸がないのは8年振りだそうです。二百二十日ということで記録が残っています。
日本国内における平地での風速の記録は1965年の今日、最大風速が69.8m/sというものすごい台風23号がありました。これは室戸岬で記録しました(1934年の室戸台風ではありません)。
風速についての表現を少しおさらいしますと、平均風速というと10分間の風速を平均したもので、風速○○メートルというと、この平均風速をいいます。最大風速は平均風速の最大値をいいまして、この記録が1965年の記録なのです。もう一つ、最大瞬間風速という数値があります。これは瞬間風速の最大値で、日本では1966年9月5日の台風18号が宮古島で記録した85.3m/sです。
ところで石原裕次郎の映画で「風速40メートル」という作品がありましたが、瞬間最大風速は平均風速の1.5～2倍になるのが一般的ですから、風速40m/sの場合は60m/s～80m/sの風が瞬間に吹く事があります。予報には充分この事を意識して警戒が必要です。
さて、政界も世論という風がどう吹くのか注目の季節がやってきました。いや、むしろ激震が起きるかもしれませんね。