フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

ぬか喜び

2008-01-06 21:51:35 | Weblog
昨日の熱田神宮内の上知我麻神社でのラジオ奉納から一夜あけて今日、係の方にラジオの届けがあったかを尋ねてみました。
落とし物のすべては「警衛詰所」に届けられるということで、その詰所へ出掛けて聞いてみると「ラジオねぇ、そうそう届いていたよ」という返事。
内心「やったぁ」と喜んだのですが、現実は私のラジオとは違っていました。
残念でした。こういうのを「ぬか喜び」というのでしょうが、この「ぬか喜び」とはどこから来た言葉か気になり、少し調べてみました。意味そのものは「あてがはずれて喜びが無駄になること」ですが、ぬかはその形から細かい、小さいものという意味ですね。それがすすんで頼りないという意味を持つ様になり「はかない喜び」となったわけです。「小ぬか雨」などにも小さいという意味でぬかが使われます。
ところで、初詣の落とし物は結構多くありました。参拝客が多くて正殿へ行く事に気があせり、自分の持ち物に注意が散漫になってしまうのでしょう。(私もそうでしたが)
しかし落とした人はあきらめずに「警衛詰所」に尋ねてみるといいですよ。神社の境内の出来事だけに、ちゃんと届けられていますね。
さあ、こうしたことをプラスイメージに変える為に、私は「ラジオ奉納」と名付けました。
皆さんも何かあってもプラスイメージに変えて進んでいきましょう。