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趣味の話など

カシオペア乗車体験

2025-02-17 | 一寸お出かけ(東北)
久々の告知以外のネタです。

かつて唯一の豪華寝台列車の座に君臨していた「カシオペア」、一度は乗ってみたい
と憧れつつも、隔日運転で、最低ランクでもA寝台のツイン(お一人様でも2名分
のA寝台料金が必要)というのに躊躇しているうちに、北海道新幹線の開業を機に
定期運転がなくなってしまいました。

今回、往路のカシオペア紀行からの返却回送を兼ね、復路となる仙台-上野間で
カシオペア乗車体験という企画があり、寝台・シャワーは使用不可、食事の提供も
なしというナイナイ尽くし(の割には結構なお値段笑)ながら、お一人様もOKと
いうのが決め手となり、乗ってきました。

乗車前に、土地鑑を生かして条件は最悪ながらも回送列車を撮り。これで目的の半分
は達せられたかも笑


お約束で出発前の様子。


私が乗車した5号車車内の様子。

カシオペアツインはサンライズに比べて、特段豪華な印象はありませんが、座席の状態
にセットできるのは日中の長時間乗車が楽です。共用の洗面台・トイレはなく、各個室
備え付けになっています。(右写真の壁面奥がそれ)
乗り心地は今どきの在来線の電車並。軌道状態によっては動揺がないわけではありません
が、機関車牽引ながら前後の衝動はほとんどなく24系とは雲泥の差で、動力がないので
当然静かです。(今では知る人も少なくなったかもしれませんが、ブルートレインと称して
いた頃の客車は、前後にガンガン、上下にピョコピョコ、とにかく乗り心地が悪く、その
うえB寝台はカーテンで仕切られているだけで周囲の物音も丸聞こえで、とても寝れたもの
ではなかったです。寝不足で、往復乗ったらかえって復路は爆睡できました笑)

時間交代制で、1号車のカシオペアスイートの見学ができました。
さすがにこちらは豪華な感じがします。ガラス張りゆえホーム上の人々から中を覗かれ、
スイートの乗客のほうがバツが悪かったという話も聞いたことがあります。

丁度私が見学した時間帯は貝田を通過した辺りで、実にナイスなタイミングで福島盆地
の絶景を展望窓から見ることができました。

その足で編成最後尾の12号車のラウンジカーへ。こちらは常時開放。
電源車のため、エンジン音が盛大です。


3号車のダイニングカーも時間交代制で利用体験できました。
供食はありませんが、持ち込み可とのことで、仙台で出発前に入手した駅弁(宮城
名物はらこめし)で昼食をここで。

カトーの模型で点灯する部分の実際(笑)は、右写真のようになっています(花の近傍
にランプシェードがあります)。

大宮まではびっくりするほど順調に定刻で運転されていましたが、大宮を通過した
直後に他の列車の防護無線を受信し非常停止。5分遅れで上野到着となりました。

上野名物、推進運転による回送までお見送り。
ホーム上の柵をかわすため、動き始めた後に撮ったため、実は被写体ブレしています。
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