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趣味の話など

さよなら特急色381系

2015-11-10 | 一寸お出かけ(関西)
数年前に特急色の381系が復活!と喜んだのも束の間、30年超選手
ということもあって、とうとうこの10/末で引退を迎えるに際し、葬式鉄
をしてきました。

私が住む神戸から北近畿方面へは尼崎で乗り換えればいいのですが、
わざわざ特急の始発となる新大阪からの切符を買って、みどりの窓口
の駅員さんに少し怪訝な顔をされてしまいました。
それにしても「こうのとり」とは、いつ聞いても珍妙な列車名です。



381系は振子式による低重心化のため、床下に冷房装置を積んで
いる都合上、室内壁面にダクトが通っており、さらに後年の改造で
シートピッチが合っていないため、このように妙な座席配置になって
いる箇所があります。



それにしても、大阪を発車して2人の車掌さんが猛然な勢いで自由席
の車内検札を始め、尼崎までのわずか数分の間に終えてしまいました。
取りっぱぐれない気マンマンで、新大阪からの切符を買っておいて正解
でした。

あいにくの天気でしたが、車窓風景としてどうにか福知山城を激写。
直後に停車した福知山駅では、当「こうのとり」や「きのさき」などの
381系3本並びもありました。



乗ってしまうと走行写真が撮れないのが残念ですが、終点の城崎温泉
で駅撮りながらもガッチリ編成写真が撮れたのでよしとしましょう。
それにしても、北近畿方面に投入されている381系は、原番号が塗り
つぶされ、脇に+1000番代として付番されていることが分かります。



城崎温泉には初めて訪れましたが、雰囲気があるうえ、飲食にも
困らず気に入りました。海鮮を売りにしている飲食店がいくつも
あったのは少し意外でしたが、よくよく考えてみればここは日本海
が間近ですし、そのうえカニが名物でしたね(^^;
散策と昼食にちょっと時間を取られ、ゆっくりと湯船につかること
はできませんでしたが、さすがは有名温泉地、駅隣接の無料の足湯
でひと休憩。



乗ってきた381系はすぐの折り返しで「きのさき」として京都に行って
しまったため、次の帰りの「こうのとり」は新鋭289系。



残念半分、しかし正直なところ乗り心地はこちらのほうがはるかに
快適です。
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