久々の告知以外の記事です(笑)
四谷コーポラス的なレガシー建築物が神戸にもないかなと物色したところ、
某web百科事典で、日本真珠会館を見つけました。1952年築です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/e6/f53e2ea0bb3e418ea3ed5ecc44e3cb1d_s.jpg)
神戸市役所との位置関係が分かる写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/56/d76173d4e08ca4943bbed4ada17738ce_s.jpg)
官民合同出資で建てられたこの建物、設計者の光安氏は兵庫県職員で、後に現・
兵庫県庁舎も設計しました。モダニズムを体現したこの建物は、有形文化財と
しても登録されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/e3/5d982ff1c61aaeabacfd67571dd02f48_s.jpg)
震災にも耐えたこの名建築も、70年という年月には勝てず、残念ながら2023年3月末
で閉鎖されることになりました。
最終週に名残り惜しく、外観と常時公開の1階のパールミュージアムを眺めていた
ところ、本来は事前予約制だった当建築ツアーにキャンセルによる空きが出たとの
ことで、内部が見られるまたとない機会、有難くご一緒してきました。
最上階(4階)のホールでのイントロダクション。
案内人は設計者のご子息で、一時期、当建物の管理もされていたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/a9/4f9bad0f63774917d7cfbab565cd7918_s.jpg)
屋上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/62/8804ecab42557d74da81ad2939f77730_s.jpg)
70年前の竣工当時は目立つ存在だったそうですが、現在ではタワマン含む周囲
の高層建築に埋もれてしまっています。
屋上機械室。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/20/aa/4cf8c43f25c6fca9768970ab2bac329c_s.jpg)
エレベータの巻上機が何ともいかめしく、配電盤は何とヒューズによる保護。
後年、合うヒューズがなくなり、苦労されたそうです。
灯具も光安氏によるデザインで、光量が均一になる工夫がされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0e/4b/4271b52062962123057469cc033503fd_s.jpg)
左: モダニズムを体現するらせん階段。老朽化が進んでいてちょっと怖い?
右: 3段式の窓は上から下まで全て開閉可能。(「危険」の注意書きにも関わらず、
光安氏が実演)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/1d/ba5383dfa3ba7b7330044d52caa52e2d_s.jpg)
地下室。
左写真は石炭炊きボイラで。時代を感じさせます。
明り取りの窓がこれまたおしゃれです。右写真はそうと分からない地上からの外観。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/b2/3fa499181d7d73f0a4b558e3881c4c1c_s.jpg)
こまかい意匠や造作に至るまでまさにモダニズムの体現、公務員離れしていて
驚かされます。
2023年3月の閉鎖後もしばらく雄姿を留めていましたが、ついに11月末から
解体工事が始まりました。
四谷コーポラス的なレガシー建築物が神戸にもないかなと物色したところ、
某web百科事典で、日本真珠会館を見つけました。1952年築です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/af/88ba036b7848b35ca15d5535a6a6a5e5_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/99/ce8d86fa175392d6dc58b77ad6579237_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/e6/f53e2ea0bb3e418ea3ed5ecc44e3cb1d_s.jpg)
神戸市役所との位置関係が分かる写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/56/d76173d4e08ca4943bbed4ada17738ce_s.jpg)
官民合同出資で建てられたこの建物、設計者の光安氏は兵庫県職員で、後に現・
兵庫県庁舎も設計しました。モダニズムを体現したこの建物は、有形文化財と
しても登録されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/71/9c957864e5772db86aa07d22664abca3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/e3/5d982ff1c61aaeabacfd67571dd02f48_s.jpg)
震災にも耐えたこの名建築も、70年という年月には勝てず、残念ながら2023年3月末
で閉鎖されることになりました。
最終週に名残り惜しく、外観と常時公開の1階のパールミュージアムを眺めていた
ところ、本来は事前予約制だった当建築ツアーにキャンセルによる空きが出たとの
ことで、内部が見られるまたとない機会、有難くご一緒してきました。
最上階(4階)のホールでのイントロダクション。
案内人は設計者のご子息で、一時期、当建物の管理もされていたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/a9/4f9bad0f63774917d7cfbab565cd7918_s.jpg)
屋上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/62/8804ecab42557d74da81ad2939f77730_s.jpg)
70年前の竣工当時は目立つ存在だったそうですが、現在ではタワマン含む周囲
の高層建築に埋もれてしまっています。
屋上機械室。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/69/c3/639792e1a520dad8282907f7ff4668bb_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/20/aa/4cf8c43f25c6fca9768970ab2bac329c_s.jpg)
エレベータの巻上機が何ともいかめしく、配電盤は何とヒューズによる保護。
後年、合うヒューズがなくなり、苦労されたそうです。
灯具も光安氏によるデザインで、光量が均一になる工夫がされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0e/4b/4271b52062962123057469cc033503fd_s.jpg)
左: モダニズムを体現するらせん階段。老朽化が進んでいてちょっと怖い?
右: 3段式の窓は上から下まで全て開閉可能。(「危険」の注意書きにも関わらず、
光安氏が実演)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/42/843602b104a0fb453fe181ef0b0e3c55_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/1d/ba5383dfa3ba7b7330044d52caa52e2d_s.jpg)
地下室。
左写真は石炭炊きボイラで。時代を感じさせます。
明り取りの窓がこれまたおしゃれです。右写真はそうと分からない地上からの外観。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/41/a4711484de158943382b3845f4c511aa_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/cb/36f075aa5e83979380897ae293392dee_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/b2/3fa499181d7d73f0a4b558e3881c4c1c_s.jpg)
こまかい意匠や造作に至るまでまさにモダニズムの体現、公務員離れしていて
驚かされます。
2023年3月の閉鎖後もしばらく雄姿を留めていましたが、ついに11月末から
解体工事が始まりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/78/910e7dcc01e4682bb63ddb2e73511d64_s.jpg)
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