参加者:5名
コース:高尾駅北口→日影バス停~小下沢林道~関場峠~小下沢林道~日影バス停→高尾駅北口(解散)
天 気:晴れ
前日は都心でも霰が降り、当日は10mの強風との予報でしたが、小下沢は日差しも暖かく春爛漫の一日となりました。
朝のバスは平日なのに2台の増便でも満員の盛況。春休みの小学生の団体は小仏から高尾まで歩くとか。「がんばってね!富士山が見えるといいね。」
小下沢では春の花めあてらしきグループに、さっそく開花状況を聞かれる。「スミレはどのあたりで見られますか?セリバヒエンソウが下であったみたいですが、そうなんですか?」「野営場跡あたりが多いと思います。セリバヒエンソウはJR付近の路肩に少しあったようですね。お気を付けて。」
歩き始めると、木々の芽吹き前の明るい林道には花が次々にあらわれて、つい、夢中になって足が止まるばかりで、なかなか進まなくなってしまう。結局、当初予定を変更して、野営場跡で昼食、関場峠からの往復になってしまいました。参加者の皆さんすみませんでした。
スミレ5種(タチツボスミレ、ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、マルバスミレ、アオイスミレ)以外にもヤマルリソウやニリンソウ、ハナネコノメの群落、登山道の真ん中に咲き誇るヨゴレネコノメ、ミミガタテンナンショウ(円錐形の芽生えもユニーク)、フタバアオイの地味な花、等々、約30種類の開花を確認できました。
流れの中では、オタマジャクシが群れ泳ぎ(アカガエルではないかとのこと)、タゴカエルが鳴き交わし、アズマヒキガエルが悠々と歩きまわり、春を謳歌している。
林の中では、ミソサザイの美しい声が響き、花々の中をテングチョウ、ルリタテハ、等の蝶が飛び回って、(写真に撮れなくて確認できない蝶が多くて残念でした)まさに、春千林に入りて処々に花。
しかし、喜んでばかりもいられない風景も目につきました。花の観察や撮影のためなのか、斜面に踏み込み、土がえぐれている箇所がしばしば見られました。これを見た次の登山者が同じことをする可能性があるのではないかとのことで、小枝や枯れ葉で踏み込みを目立たせない作業をしていきました。
小下沢は山内ほどは入山者がいないのですが、やはり利用ルールが守られるように活動していく必要があると感じました。
参加者の皆さん、ありがとうございました。 (TSR/H.N)
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