2018年6月17日(日) 自主巡回/裏高尾 活動記録
◆参加者13名、Ⅼ:杉浦知子 ◆コース:⾼尾駅北⼝〜(バス)〜⽇影〜⽇影沢キャ ンプ場〜⽇影バス停(解散)
◎内容:①環境省モニタリングサイト1000に関わる 植⽣調査(第3回)
天気予報は晴れなのに梅雨そのもの、いまにも降りそうな曇天に先が思いやられます。
バスで日影に移動し、モニタリング1000の開花植物の調査を開始。つぼみ・開花・ 結実の状況を、
前回と同様、4区画に分けて調査していきました。44種類の植物(草本) のつぼみ、花、結実を
確認できました。6月に入り春の花はすっかり姿を消しましたが、実を探す作業は思いのほか難しく、
参加者全員が熱心に探す姿が見られました。なるべく全員で同じ個体を観察、確認し、今年一年は
知識の向上をめざすよう心掛けています。調査区画ごとに種名と形態(蕾・花・実)を読み上げ、
花合わせをすることも欠かしません。前回よりもつぼみ、花、実を見つけると、各自が率先して声を
出す姿が見られるようになりました。ただ刻々と変化する植物調査は、地道な努力が必要だとつくづく
感じています。
トンボは「ホソミオツネントンボ」、 チョウは「ウラゴマダラシジミチョウ」でしょうか--?
日影園地で昼食をとっていると、サンコウチョウの「ホイホイホイ」という声が頻繁に聞こえてきました。
カラスとサンコウチョウが、騒々しく動き回るのが見られるとの声が掛かり、みんなでその姿を見たいと
思った瞬間のことでした。雄のサンコウチョウの優雅な飛翔を見ることができました。
最後まで雨にも降られず、テイカカズラが沢山の花をつけ、間近にマタタビの花を観察することができ、
調査の対象ではない発見がいろいろありました。参加者全員が自然の移り変わりを楽しみ、サンコウチョウ
の飛翔という思いもよらぬ出会いなどを共有できる、素晴らしい機会だと感じた一日でした。
記録:杉浦 写真:kei , MK, SI
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