高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2018.10.21(日)自主巡回/裏高尾 【秋の開花植物を楽しみ実を確認、距離は短いが植生の宝庫地】

2018-10-25 09:40:20 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報
2018.10.21(日)自主巡回/裏高尾 【秋の開花植物を楽しみ実を確認、距離は短いが植生の宝庫地】
◆参加者:15名(L:加藤)◆天候:晴れ ◆気温:15℃  
◆コース:高尾駅(バス)~日影バス停
            午前: →モニ1000の植生調査 第7回 (A~B地区)
              →モニ1000の哺乳類調査 2回目 (内3名 2回目、哺乳類調査定点カメラデータ回収と電池交換)
           日影園地にて 植生班と哺乳類班が合流(昼食 )
    午後: →モニ1000の植生調査(D~C地区)ミーティング~日影バス停(解散)
 
 
本日は、環境省モニタリングサイト1000に関わる 植生調査(第7回)。
モニタリング1000の植物の調査を行いました。参加いただいた、皆様ありがとうございました。
 
有名なS氏体操から始まり

植物調査:有名な 2人のS氏に同定担当いただき♪
     午前午後共に 道の右左の2班に分かれ調査 
     A~D地区の点検、掃除、各調査、案内、ミーティング解散
     新旧メンバーで組みスムーズに活動できていました。
 
ほ乳類班 
登山道の脇には出水流量、深い水みちあり、折れて懸かり木(長さ3-4m)、手作業登山道の脇に片づけ
折れた枯れ枝がたくさん落下、脇に片づけなど台風後だけに多くの作業有、完了済み
 
 
                           写真提供MK
 
10月秋の日影沢、
冬支度に向かって植物が実(種)をつけ始め、キク科の花が目立つ季節に感じます。

台風が多かった後ウッドデッキ下の川辺には、大水にて運ばれたゴミが多く集まっていました。
キケンな ヶ所は、日影沢入口ウッドデッキ奥の階段、前回より大きく破損
早く直して欲しい場所です。
 
 
多くの植物の実(種)を確認しました。
ほんの数点書きだしてみます。(カントウミヤマカタバミ、ヌスビトハギ、フジカンゾウ、
オオヤマハコベ、ガンクビソウ、ノブキ、コアカソ)など
 
 
来年もこの場所で、花に会えますように と願いながら
  多くの方に見守ってもらい ココの植物は、支えられています。
植生回復応援 ありがとうございます。
 
 
 
 
 

歩いて来られると得が多いです。かつらの木々の香り(・・・知る人が知る醤油の香りの^^)と珍しい発見!
鳥のさえずり、多くの虫、植物、空気の変化、山を何倍も楽しめます。
登山されている方の安全の為 、植生保護の為にも  バス+徒歩 
車の乗り入れが減ってくれるのを願っています。 
 
 
植物調査のメンバーが、他の活動日の 休憩ーーーの声と共に 
    瞳は 植物を見つめ・・・ あ・・チドメグサ! の声(笑)。
皆の頭の中には、植物が入り込んで離れないらしいです~♪
これからも皆で学びながら楽しみます。
高尾のどのコースでも登山と 植物は、深い関係です。
 

今回は、花の多い季節とは 一味違った、実(種)確認という地味ながら
ん~ 身に付く ?^^ 確かに袖やズボンに くっきむしとか ベタベタ油みたいな 
ひっつきむしとか呼ばれる 種子が多く 面白い珍しい学びが多かったと思います。
考えてみると 植物たちも頭がいい 上手くできているというか・・・
人や動物に実(種)を運んでもらう為 美しい花から変身し
フックみたいなものとか、ヌスビトハギなどは 盗人のタビの先だと聞き へ~~~ぇとイメージします。
 
 
また、隠れていたり 弾けたりと なかなか多様な技があり、知恵の塊ですねぇ。
教えてくれた2人のS氏 見て(視覚) 触って(触覚) 葉の香り(嗅覚)
あの手この手で丁寧に教えていただきました。
 
 
10月は涼しい・・・と油断せずに、水分補給!の声が飛ぶ 
車が通る 登山者が  と 声をかけあう熱きメンバー
 
 
ありがとう 毎回それぞれの 特技発揮で巡回と調査が無事過ぎています。

植物調査には 過ごしやすい季節から 日没近くは、寒いと云う声まで
聞こえる季節に移ってきました。
 
 
皆様協力いただきありがとうございました。お疲れ様でした。

寒くなりますが、また、皆で元気に活動に参加宜しくお願いします。
 
kei

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