1964年のオランダで録音された欧州産ハードバップの記念碑。先日のユニバーサルによる再発カタログにラインナップされた一枚で、今回の6枚のうちで恐らく幻度が高いのがこの盤だと思います。何度も言うように僕は別にジャズの知識がそれほど高いわけではないので、正直メンバーのクレジットを見ても全く知らない人ばかりなのですが、それにしても格好いい一枚です。DJで使用可能と思われるのはA-1のJohnny's BirthdayとB-1のLining Upという2曲かな。どちらもリーダーであるCees Smalによるオリジナル曲で、小気味よいテンポでスウィングする軽快なハードバップ・ナンバーです。ジャズにも色々なタイプの曲がありますが、おそらく多くの人が想像している「ジャズ」とはこのような音なのではないでしょうか。良い意味で非常に分かりやすい作品だと思います。しかし、ただ分かりやすいというだけではなく、マニアの方でも満足頂けるだけの絶妙なソロ・プレイも兼ね備えているので、本物志向な方も要チェックですね。クラブジャズ好きの人からジャズ親父、はたまたオシャレな音楽が聴きたい女の子にまでオススメな一枚です。まぁこういうの聴いてる女の子ってあんまりいないと思いますが…。ダイアモンドが5つ輝くジャケットも最高に格好いいですよね。
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1 コメント
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- Unknown (soratobi)
- 2005-12-10 23:24:55
- tbありがとうございます。全然ブログの機能を使いこなせていないので、これからtbも使ってみようかな。それにしてもDiamond Fiveカッコイイです。
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